物理学者のホーキング博士が亡くなられて、2ヶ月足らず。
たまたまニュースサイトを見ていたら、博士が生前「地球外生命体とコンタクトを取るな」とおっしゃっていたと載っていました(真偽のほどは知りませんが)。
そんなサイトを見ていたら、以前博士がAIの開発を止めるべき、とも言われていたことも思い出しました。
そして、もう一つ。
二年前の親男の痛恨の出来事も思い出したのです。
その日、私たち家族はレストランにいました。
長男と私はAIやドローンのことを話していたのですが、
つい興に乗ってAIやドローン、ロボットの行く末、
そして、最終的には人間の手を離れてしまって暴走→からの人間への反乱、
なんてことをSF映画的に語ってしまっていたのであります。
が。
ふと妻のベリーさんを見ると産まれて数か月の次男を抱えて、一点を見つめて涙ぐみ。
そして、その視線の先には冒頭でご紹介している絵を描く娘がいたのであります。
その絵には、
「にんげんとろごとがせんそになりませんよに」
(人間とロボットが戦争になりませんように)
「みんなかよくね」
(みんな、仲良くね)
と書かれていました。
私と息子の話を黙って聞いていた娘。
後々妻にそのことを聞くと、とても不安そうな顔をして、
上の絵を描いていたとのこと。
そして、そんな娘を見ていたベリーさんはつい涙ぐんでしまったということでした。
……マジで反省でありました。
痛恨のミス。痛い痛いミスでした。
なぜにもう少し明るい未来を語ってあげられなかったのか。
なぜにドギツイ話題を保育園の娘の前で話したのか。
怖がらせていいことなんて何もないのにね。
ということで。
以後、親男は娘の前ではできるだけ、
話題を選ぶようになったのでした。
特にテクノロジーについては、子供たちに変な拒否反応が出ないように、
私のにわか仕込みの知識で先入観を植えつけないように。
ちなみに、それは2年経った今も続いています。
ホーキング博士のニュースを見て、
そんな2年前の出来事を思い出したのでした。