どーも、17年続く予定の保育園の送り迎え(現在13年目)が終わったその日、抜け殻になるのが怖い親男です。
(その日以降は絶対に「あしたのジョー」の最終話並みに真っ白になると思います、自分)
さて、私にとっての子育てのご褒美は保育園の送り迎え。
仮にベリーさんがやりたい、代ろうかと言っても、絶対に譲りたくない私の大事なルーティンです。
新米の頃は保育園の迎えに行くときに職場の目も気になったりしましたが、今はもう面の皮も十分に厚くなっていますので、全然気になりません。(まあ、それだけ仕事の仕方もこなれてきたのかもしれませんが)
送り迎えの相棒は電動自転車。
坂や橋の多い街に住んでいるので、上り坂も快適です。
13年間、いつも前と後ろに子供たちの誰かが乗ってきました。(なか1年間だけ、長女だけが通っていた時期がありますが、その他はいつも前後に2人です)
朝の行き道は最短ルートを走行。
最短ではありますが、幹線道路なのでイマイチ季節感もなく、オフィス街も抜けるので通勤の人々が邪魔であまり情緒はありません。(って、先方から見れば私たちが邪魔なのでしょうが)
帰り道は好き勝手にルートを選択。
子供たちの意見を取り入れつつ、今時期ですと公園の中の桜を見に行ったり、東京タワーを望めるビュースポットに行ったり。
(ちょうどビルとビルの合間にきれいに見える場所が近くにあります。私のブログのアイコンもそんなところから東京タワーにしているわけです)
前と後ろに子供たちを乗せていると、前後から一斉に今日あったことを話されたり、質問を浴びせられたり、なぜか伝言役をやったりしています。(後ろの子が前の子に「ねーねー」と話しかけても聞こえない時に伝言してあげます)
面白いことに4人の子供たち全員が共通して帰り道で発してきた言葉があります。
「お月様が追いかけてくるねー」といった、お月様関連です。
我が家は絵本の「おつきさまこんばんは」を子供たち4人が大好きなので、絵本の中の「こないでこないで、くもさん、おつきさまが泣いちゃう」というフレーズをお月様と雲に向かって話しかけてきたのも4人に共通する点です。
そんな風にお月様の話をしたり、給食のメニューを話したり、夕食の予想を話したり、私にとってはピリピリした仕事モードを切り替えるとても大切な儀式であるわけです。
実に平和な世界であります。
もちろん子供のどちらかがトイレを我慢しているような時は、↑のような悠長なことはできませんので、最大安全の最大出力で家を目指しますが、基本はのんびりとした感じです。
ちなみに、そんな風に書くと。
子育てのゆったりとした時間を大切にしているようにも聞こえますが。。。
あんまり早く家に着きすぎると。
「おなか減ったー」、「おやつ食べたいー」
「お手伝い、やーだ!」、「お姉ちゃんがイジワルしたー」
ドタンバタン!!!!(相撲や風船遊びで家がひっくり返る)
「『いないいないばあっ!(Eテレの幼児向け番組)』、観せて!!」
みたいなことになり。。。
そんな夕飯前の修羅場の時間を少しでも少なくしたいという、極めて大人の事情があるということは、内緒なのであります。