どーも、断捨離もミニマリズムも興味がないのに究極的に物のない生活をしたことのある親男です。
(独身時代は結構無茶してました)
新生活。
白物家電や通信環境、通信機器、好みにあったインテリアなど、いろいろと選ぶのに楽しい時期ではありますが、私はここで敢えて、新生活を捗らせるためにどこまで物を削ることができたのか、私の独身時代の実体験からご紹介したいと思います。
反面教師にするもよし。
より高みを目指して物をそぎ落としていただくもよし。
ご参考にしていただければ幸いです。
さて、私が自身の新生活を始めた際に、実際にそろえた物を以下に挙げさせていただきます。
- 携帯電話(ガラケー)と充電器
- 蛍光灯
- 布団
- ちゃぶ台
- 服
- 鞄
- 自転車
以上です。
そして。
上下水道は一応ありましたが、ガスも風呂もなしで生活を開始。
テレビもパソコンも当然ありません。
箸もスプーンも、皿もありません。
エアコンもなし。
で。
実はこの生活で困ることはあまりなく。
私自身の死活監視は携帯電話で外界とつながっているので一応OK。
毎日銭湯に行くのは結構楽しくて、学生街で下町のお爺さんたちが入るアホみたいに熱い風呂に浸かって快適でした。
温かいものが食べたければ、コンビニでチンしてもらえばいいですし、学生街で安い定食屋や小料理屋もあったので、その点でも不足はしませんでした。
移動はもっぱら自転車で。
都内23区でしたら、たいてい1時間もあれば行けます。
家にいても暇な休日は折り畳みのママチャリでしたが、横浜まで行ったりしていました。
これで、レジャーもOK。(暇だっただけですが)
これで、レジャーもOK。(暇だっただけですが)
実に快適なスタートでした。
が。
この快適新生活が突如陰り出したのは、物があるとかないとかではなく、別の要因で。
新生活の春が過ぎ。
夏が過ぎ。
秋が来たあたりから、やばくなり。
冬でガチやば。
つまり。
ミニマリズム(という言葉はまだ世間で使われてなかったですが)の行きついた先は。
気温との闘い。
よーするに寒さとの闘いだったのであります。
買ってきたおでんが数分で冷やしおでんになる中。
買ってきたおでんが数分で冷やしおでんになる中。
毎晩寝るときに凍死しないかどうか、ドキドキしてました。
(外気との室温の差はほぼなしのボロ下宿でしたので)
さらにきついのは、うっかりと銭湯の営業時間を逃してしまった時。
流し台で冷水で頭を洗ってしまい。(ちなみにシャンプーはまったく泡立ちません)
その後、ドライヤーがないことに気付き。
歯の根が合わない状態で自分を恨むしかありませんでした。
次の春が来た時。私は本当にうれしかった。
なので。
新生活が捗る逸品とは。
それはもしかしたら、「春」なのかもしれません。
。。。
。。。
。。。暖房はあったほうが、絶対いいです。
ということで。
自らそんな生活を選んだ私ですが。
おかげさまで、「春」のありがたみを知ることになりましたし。
その後、結婚して、家族ができて、いろいろと生活用品が身の回りにそろえられてきて。
そのありがたみをつくづくと嚙み締めるものなのであります。
あー、結婚も家族も暖かいなぁと。
で、最後に一言。
冷暖房はあったほうが絶対いい。
ということはやっぱり声を大にしてお伝えしたいものなのであります。