どーも、子供の頃、いかにも体に悪そうな駄菓子をバクバク食う奴に憧れていた親男です。
(昭和の終わりくらい、結構時代的にそういった駄菓子を嫌う親が多かったと思うんですよね。。。なので、家では食べられないそういったお菓子をいたって普通に食べる奴のワイルドさに、「そこにしびれる、あこがれる。」と思ってました。)
さて。
先日、次男坊と二人きりでサイクリングしているときに、一軒の駄菓子屋さんを見つけました。
最初に前を通った時は気付かず、ちょっと行って戻ってきたら存在に気付いたという「銭天堂」みたいな店。
その翌週に長女と次女も連れて行こうとしたとき。
Google マップで検索したら出てこないという。。。
私のサイクリングは基本滅茶苦茶に走るので。
2回目に行こうとする時に大変なことが多いのですが。
たいていはその業種で検索をかければ十中八九は見つけられるわけで。
マップにピンも出てこないこの店については。
仕方がないので、地図上で当日の足取りを順番にたどって。
かつ私自身の地図の履歴なんかを漁って、ようやく探すことができました。
次男坊は、私と二人きりで見つけた場所に。
さっそく女の子チームが一緒に行くことになってしまって、少し拗ねてましたが。
まあ、終始「ここはお父さんと○○(次男坊)が見つけたんだよねー」と。
自分たちがフラグを立てたことを女の子チームに言ってました。
で。
いざ。
子供たちに大盤振る舞いしてあげたわけですが。。。
大盤振る舞いの大人買いで。
子供の頃の私が見たら、驚天動地のような買い方をしたのに。。。
三人の子供たちの合計で。
500円でした。
私。
駄菓子を選ぶ時の子供たちを見るのが。
ホントに好きで。
10円や30円の世界で、あんなにいろいろと迷って。
楽しんで。
ワクワクして。
いろいろな制約の中で知恵を絞って。
面白いもんだなと。
次男坊と女の子チームは駄菓子屋から出てきたら。
うれしそうに牛皮っぽい三食団子風なものを分けて食べてました。
(説明の中に2個も「ぽい」と「風」が付くのがまさに駄菓子)
こっちゃん(次女2歳)は私に駄菓子をおすそ分けをしてくれたりしましたが。
やっぱり。
お世辞にも、うまくはなく。。。
つくづくと。
あー、オレもこっち側の人間なんだなと。実感したわけであります。
つまり。
駄菓子屋のワクワク感を当事者じゃない方から眺め。
駄菓子自体の味にも、もはや満足することはなく。
ふむ。。。
駄菓子自体を楽しめなくなったなぁ。
と。
でも。
駄菓子と子供たちって組み合わせは喜びそのもので。
よーするに。
これが大人や親の目線ってものなのかなぁ。
と。
思ったわけであります。