親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【逆上がり】子供の「できた!」のために親をやっているようなもの【子供との会話-その8-】

どーも、小学校の頃できたこと(雲梯とか鉄棒とか)が確実にできなくなっている、よろしく哀愁こと、親男です。

(つまり、子供は進化するが、親は退化する、という。。。)

 

 

さて。

 

 

日曜日。

 

 

昨日、長女(小4)から

今度鉄棒で発表があるんだけど、逆上がりができないから、一緒に練習して

と言われました。

 

 

ならばと。

 

 

本日、父娘は朝から近くの公園に鉄棒練習に。

 

 

70年安保的に言えば、矢吹丈と丹下段平。

 

 

アメリカンドリーム的に言えば、ロッキーバルボアとミッキー。

 

 

今風で言えば、炭治郎と鱗滝左近次。

 

 

自分の好みで言えば、ジョジョとツェペリさん。

 

 

そんな雰囲気の父娘。

 

 

「やれるんじゃ。信じるんじゃ、自分を!」みたいな。

 

 

でも。

なっかなかうまく行かない娘。

 

 

ちょっとくさりそうな娘。

 

 

アドバイスがうまく伝わらない焦りの父。

 

 

 

実は。

 

 

 

長男坊も私と一緒に逆上がりの練習をして。

 

 

毎度そういう親子特訓で思うのは、できないときの子供をどこまで押し続けるか、それとも適度に圧を落とすか、迷うなぁって。

 

 

かわいそうかな、と思う気持ちもあるし。

がんばれよ、と思う気持ちもあるし。

 

。。。

 

。。。

 

。。。

 

で。

 

 

それでも。

 

 

動画を撮って、二人で見て。

 

 

何がダメだったのかアドバイスして。

 

 

自分で考えてみて。

 

 

やってみて。

 

 

だめで。

 

 

やってみて。

 

 

少し何かが変わって。

 

 

そして。

 

 

ついに。

 

 

ふと何かの拍子にできるようになって。

 

 

やった!やったー!!!

 

 

という満面の笑みを見るために親をやってるのと違いますか、と。

 

 

一度乗り越えられたら気持ちと身体はコツを覚えていて。

 

 

くるりん、くるりん、と。

 

 

本人も「えー!?なんで、何が?違うの?」みたいな感じだけど。

 

 

できるようになってブレイクスルーしたときの感覚ってそんなもんで。

 

 

横で見てて、あーやっぱいいもんだなと。

(BGMは断じて”サライ”ではないです。ロッキーのエイドリアンを叫んでいた時のアレです。)

 

 

ということで。

 

 

やっぱり子供の「できたー!」ってうれしい。

 

 

と改めて思う親男であります。

 

 

ちなみに。

 

 

練習の途中で。

 

 

じゃあ、お父さん、やってみてよ。それを見本にするから。

 

 

と言われて。

 

 

見とけ!

 

と。

 

やってみたら。。。

 

。。。

 

 

。。。

 

 

。。。

 

 

途中で失速して。

 

 

無様に鉄棒にひっくり返ってブラブラしてた、なんてことは。

 

 

是非ともトップシークレットにしたい。と思うわけであります。

 

 

家に帰る途中。

 

 

これで大人になっても、体がコツを覚えているからずっとできるようになったね

 

 

と言ったところ。

 

 

でも、お父さんみたい(ブラブラぶら下がっちゃう)のはイヤだな

 

 

とキッパリ言われて。

 

 

そこキッパリ言うとこじゃねーよな、なんて思ったわけであります。。。

 

 

別に丹下がクロスカウンターできるわけじゃないし。

 

名トレーナーが教えることを全部できるのと、違うしね。。。と。

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うれしそうな顔するんですよね~ ©親男

 

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