親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【大人になって苦手になったもの】虫、下ネタ、そして。。。

どーも、大人になってよかったなあとつくづく思うのは一人○○ができることだと思う親男です。

(一人旅、一人居酒屋、一人ランチ、いいもんです。。。)

 

 

さて。

 

 

大人になる前は大して深く考えることもなかったくせに。

自分が大人になったり、親になったりして、なんだか急に苦手になったものがあります。

 

 

 

まずは。

その筆頭が「虫」。

 

子供のころ住んでいたいくつかの土地は比較的都市部でしたので、虫がうじゃうじゃいるような環境ではなかったです。

 

が。

まあ、普通の子供並みに虫採りしたりしてました。

 

 

素手で触ろうが、乱暴に扱って飛べなくなったって、別の虫のエサにしたって。

「虫」に対する配慮はなく。

悪いとか悪くないとか、かわいそうとか残酷とか、そういう感覚がそもそもなかった気がします。

(と書くと、なんかサイコパスみたいだな。。。)

 

 

それが。

大人になったら急に触るのもイヤになるのはなぜなのか。。。

しかも。

子供たちが粗雑に「虫」を扱うのを見たりすると、「かわいそうだからヤメレ」と。

 

 

しっかし。

自分の子供のころの行いを棚に上げて。

どの面下げて、お前が言うか。。。

 

 

 

 

 

で。

次に大人になってイヤになったのが、いわゆる「下ネタ」。

 

 

それがセクシャルなものであったとしても。

尾籠(びろう)なものであったとしても。

 

 

マジで苦手です。

 

 

私はドリフ世代だし、とんねるずだって好きだったから。

その昔は。

そのどちらもそんな下ネタで笑いを取っていたわけで。

私もゲラゲラ笑っていたわけですが。

 

 

やっぱ今は苦手。

 

 

百歩譲って子供たちや若年層がそれを面白がって笑っているのは許せるにしても。

 

 

いい大人がね。。。

それで笑いを取ろうとされてもね。。。

 

 

そんなネタでおっさんに「ヒヒヒ」とやられても。。。

いやいやいや微妙だなあって。

わざわざそれをネタにせんでも、他に面白いことあるだろうし、その辺の領域は若い世代の専売特許でっせ、と。

 

 

私はどこに行ってもたいていの話題には合わせることができるのですが。

その辺の話題が出てきたら途端に無口になってしまうのでした。。。

 

 

 

 

 

そして。

最後に。

決定的にダメになっちゃったのが。

無個性に描かれた女の子をナンパしたり軽々しく扱う映画やドラマや歌詞。

特に80年代から90年代くらいのバブル期に多かった気がしますが。。。

 

 

マジで自分に娘ができてから。

そういうのがガチで無理になっちゃいました。

 

 

バブル期にそういう文化に触れていた時は全然何とも思わなかったんですけどね。

 

 

私、あぶ刑事、つまりドラマ「あぶない刑事」は当時ホントに好きで。

ドラマシリーズはリアルタイムで全部観ましたし、映画も劇場まで観に行きました。

で。先日、Amazonプライムあたりで久しぶりに見ようかな、と。

 

 

そしたら、タカとユージ(舘ひろしさんと柴田恭兵さん)が、ごくごく悪びれるでもなく肩パッドバリバリのバブルファッションのスーツ姿の女性たちを軽々しく扱うのを見て。。。

 

 

やべ、無理。と。

ポチッと消しちゃいました。

 

 

あんなに好きなドラマだったのにね。。。

 

 

女性をそういう風に扱う男側のキャラクターも無理ですが。

 

 

男側の目線でテンプレで描かれる女性もホント無理。

 

 

なんかペラッペラの人生の機微もない、クソみたいな醜悪なもんを見させられた気分。

(自分で尾籠なネタがキライと言いつつ、使う言葉は汚いな。。。)

 

 

自分の娘たちがテンプレ風に見られるのも、テンプレに影響を受けるのもまっぴらごめんであります。

 

 

 

ということで。

 

 

小学生や思春期の私がこの記事を読んだら。

たぶん理解が追い付かないと思いますが。

大人になって苦手になってしまったものでした。。。

 

ただ。

残酷だ―、下品だ―、低俗だ―って。

いって嫌だって言うつもりはないですし。

 

 

実際、私が好きなホラーゲームやゾンビ映画だって、残酷だ―、下品だ―、低俗だ―って言えば言えるわけで。

 

 

見方を変えれば今じゃゲージツ一級品になっている「歌舞伎」だって。

お能を色彩豊かに派手にして大衆迎合した結果だって言えば、当時は下世話なもんだって言われたかもしれないですし。

(実際、歌舞伎役者を「河原乞食」なんて言って揶揄していたわけですし。)

 

 

ただまあ、自分の内面が結婚や子供の誕生を機に別の形になった結果が。

今回、挙げてみた苦手になったものなのかな、と。

 

 

そんな風に思うわけであります。

 

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週末ご褒美の一人ランチ。昼飯は一人が一番。 ©親男
 

 

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