親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【仕事が楽しい】は恥ずかしいか。

どーも、仕事が好きな親男です。

(というフレーズに若干の気恥ずかしさを覚えるのは何故なのだろう。。。)

 

さて。

 

この世の職場は老いも若きもハラスメントだらけ。

ハラスメント天国、日本。

そもそも管理職の席の数よりもマネジメント能力のある人間の数が足りていないわけだから。

能力もない人が年功なだけで管理職に就くという、就いた方も就かれた方もお互いの不幸の始まり。

おそらく。

10年働いたことのある人、もしくは複数箇所で仕事をしたことがある人なら。

まず間違いなく大なり小なりのハラスメントは見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

 

しかも。

ワーク・ライフ・バランスなんて言葉まで出てきたもんだから。

 

余計、「仕事」が人生に仇なすもの扱い。

 

口が裂けても「仕事」が好き、なんて言えない。

つーか、言ったらなんだかエセポジティブシンキング野郎みたいで。

小っ恥ずかしい気持ちになるのは何故なのか。。。

 

で。

なんでこんな事を書いているのかといいますと。

 

昨日、妻ベリーさんとライブ配信したとき。

ワシの仕事の話になって、そこで

ベリーさん「保育園の送り迎えがなくなったらどうする?」

ワシ「仕事しちゃうかも」

ベリーさん「そうだよねー、仕事好きだもんね」

ワシ「そう、仕事が好きなんだよね・・・」

みたいなやり取りがありました。

最後の部分はなんだか少し恥ずかしいような言い方になっているのが、恥ずかしかった。

 

で。

今日。

いつも行っている近所のたこ焼き屋さんでベリーさんと下の子チーム(保育園年長、小2、上の子チームはテスト期間なので二人とも図書館勉強)と食べていたら。

そこのおばちゃん(80オーバーの絶品たこ焼きマスター)が。

「私ねー 仕事で 元気もらってますねん」

「仕事が楽しいですわー」

「小さい子にはちゃんとしたもん食べてもらいたいから、おばちゃん値上げせんとがんばってるんですわ」

と大阪弁でニコニコしながらお話されたのでした。

 

それを聞いて。

 

あー、昨日、『仕事が楽しい』と言ったとき、なんで小っ恥ずかしい気持ちになったんだろう。

そう思っちゃうほうが恥ずかしいな、と。

 

てか、仕事が楽しいって、とかく生きづらい現代社会においては幸運なマイノリティなのかもしれず。

 

しかも。

仕事が楽しいって。

自分自身の努力の結果や能力をしっかりと発現させて獲得したものだから。

いっこも恥ずかしくないし、後ろめたくない。

しかも人生を楽しむための極意でもあるのではないだろうか、と。

 

 

ということで。

 

ここに高らかに宣言しましょう、ワシはたこ焼きマスターのおばちゃんと同じくらいに仕事を楽しんでます、と。

 

それは恥ずかしいことでもなんでもない。

 

それは自分で獲得したもの。

 

だから人生も楽しい。

 

って。

おばちゃんの絶品たこ焼き(出汁は毎朝しっかりと丁寧におばちゃんが取ってるからサイコー)。©親男
 

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