親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【昭和喫茶店】が好きです。

どーも、この歳のおっさんから「昭和が好きです」と言われたところで、「でしょうね」ってことにしかならないことを百も承知な親男です。

(でも書く、ワシは。)

 

さて。

 

昭和ノスタルジーが好きです。

昭和ノスタルジーなんて適当に言っている言葉なので。

何をどう定義して、何を指すのか定かではありませんが。

自分的にはバブル前夜の少年時代だった頃を思い出す何かって感じでしょうか。

時代的には中曽根政権くらいまでかな。

 

その頃に見た風景を心の何処かで探しちゃう。

だから、レトロゲームはいまだに好きで(Nintendo Switchでやっています。やり始めると5分で飽きるか、難しすぎてコントローラーを投げそうになるけど。。。)。

丸の内にある古いビルの「ビルヂング」って書いてあるフォントが好きだし。

そういったビルの地下街も好き。

 

で。

そういった昭和ノスタルジーなくせに。

令和の現代、違和感もなく現役バリバリで街に溶け込んでいるのが。

昭和喫茶店。

 

いいんですよねー、なんかあの琥珀色な雰囲気が。

メニューはもちろん昭和フォント(か、手書き。)。

謎のインテリア(パチモン臭い甲冑とかボトルシップとか、謎ロマン系)。

高級そうでもあり、チープそうでもあり。

 

在りし日のおじさんたちがタバコ片手に「つまり君の言いたいことは」。

「いや違うんです」

「まあ、聞き給え」

みたいな議論をしてそうな雰囲気。

 

別に子どもの頃に行った記憶はないけど。

なぜかノスタルジー。

 

しっかし。

この昭和喫茶店は。

ノスタルジーだけが確かな形で。

一方。

肝心要の味の当たり外れが激しい。

 

今までノスタルジーにやられてふらふら入ってしまって。

くっそまずいコーヒーに当たってことは何度あることでしょうか。

(特に地方都市に出張したときなんかはつい駅前のそういった喫茶店に入っちゃう傾向にあります。そんでコーヒー飲んでウェ〜みたいな。)

 

そして食い物も劇的に不味いことがあります。

ワシ、サンドイッチが大好物なのですが。

サンドイッチって不味くなりそうもないのですが。

しっかりとまずいサンドイッチに当たってことは何度となくあります。

 

パンがあまり美味しくないのも、使っているのはマーガリンってのも。

もはや承知の上なのですが。

 

なんか。

塩気が薄すぎたり濃すぎたり。

中間はないのか、と。

 

味わい深くないこと山のごとし。

 

このテーブルと金属の皿の雰囲気が好き。そしてパセリがさらに昭和を添えます。ちなみにこのサンドイッチは美味しかったです。©親男

 

ということで。

 

この昭和ノスタルジーを好きな世代は。

 

けっこう多いと思うのですが。

それを人工的につくったディスプレイや雰囲気はノーサンキューであります。

 

博物館や郷土資料館で高度経済成長からバブル前夜までのディスプレイを観ることは多いのですが、許せるのはそのへんくらいで。

商業的に「昭和酒場」や「昭和飲み屋街」を擬似的にビルの中につくられても。

逆効果。興ざめ。

むしろない方がいいって思います。

 

なので。

人工的な匂いがまったくない昭和を体現している昭和喫茶店が好きなのかもしれません。

 

👆️で感じたようなコーヒーや軽食の不味さも。

ある意味、昭和の頃から凍結されたまま、昭和の不味さのフリーズドライみたいなもんなのかもしれませんね。

(って好きなのか、褒めんてんのか、ケナしてんのか、はっきりしろ。。。)

 

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