どーも、2,3ヶ月に一度くらい一人で映画を観る時間をつくってくれる妻ベリーさんに感謝の親男です。
(ワシの数少ない趣味が映画鑑賞。映画鑑賞が趣味って言いたくないのでこのブログ以外の実生活ではあんまり人に言わないことにしています)
さて。
ひょんなことから。
映画『秒速5センチメートル』を観ました。
新海誠さんのアニメが原作の今まさに公開中の映画(2025.10現在)。
今回観た実写も、いわんやアニメもノーマークだったのですが。
ワシが映画評でとても上手だなーと思っているブロガーの人がこの映画のことを書いていたので。
ベリーさんにその事を言ったら「じゃあ、観に行ってきなよ」と。
なので、日曜日の夕方の回(さっきまでの回)で観に行ってきました(映画館が徒歩で行けるところにあると、こういうときに助かる)。
映画のトレイラーはこちら👇️。
公式サイトはこちら👇️。
5cm-movie.jp
今から30年ほど前。
ワシは岩井俊二監督が大好きで。
今回のこの映画を紹介してくれたブロガーの方が初期岩井俊二作品のようだ、と書かれていたのがトリガーになりました。
確かに。
岩井作品の質感に似てました。
ストーリーをネタバレなしで紹介しようと思ったら。
ワシの表現力では難しいので。
今回の感想は印象に残ったいくつかの場面をご紹介します。
ちなみに。
秒速5センチメートルって。
桜の花びらと雪が舞い落ちる速度、らしいです。
なので、全編通して花びらと雪は印象深かった。
では。
観ないと何のことやらの。
断片的になりますが。
印象に残ったシーンを。
田舎の電車の連結部分の雪解けの水たまり(雪国あるある)。
無人の駅舎で冬のダルマストーブの上のたらいのお湯(これも雪国あるある)。
主人公の松村北斗くんの横顔(こんな綺麗な横顔ってあるんだなーって見てました)。
桜の舞う小田急線の踏切越しで見た好きだった女の子の姿(映画的な演出でしたが、シラケることなくテンポのいい編集)。
クーラーのない教室の机の上のペーパー(汗でベトベトななったなーって)。
正直なところ。
ワシはこの映画を感じることができるほど若くはないってことに気付かされました。
まあ、当たり前ですよね。
どっちかと言えば自分の年令よりも、自分の子どもたちの年令のほうが近い人達が演じているわけですからね。
直球でハートを射られるのは30歳くらいの人たちなんだろうなー。
なので、ワシは。
感情移入よりも。
こういったシチュエーションならうちの子達はどうするんだろう、なんて思っちゃう。。。
って感想がジジイやないかい!
ということで。
最後エンドロール。
米津玄師の『1991』。
書き下ろしの楽曲だから。
ドンピシャでよかったなー。
帰り道。
『1991』を聴きながら帰りました。
近所で日常が。
少しだけキレイに見えるような気がしてよかったです。
うん、悪かいない日曜日の夕方でした。