私、親男は、結婚なんてものは「好き」でやるもんなんかじゃないと、常々思っております。
まあ、出発点が惚れた腫れたで好きだ、愛している、というのはもちろんそりゃそうだろうと思うのですが。
一方でそんなもんで結婚が持続できるほど、甘くはないと思うわけであります。
私と妻のベリーさんは結婚12年目。
非常にいろいろありました。2人で始めた家族は今じゃ5人で、もうすぐ6人家族。
で、この12年で思うことは、「好き」はそれはそれで素晴らしいことだと思いつつも、結局のところ、相手に対して「尊敬」がなければ、「好き」もうまく機能しないな、ってことです。
「好き」という気持ちを十分に機能させるのが、「尊敬」という気持ちであり、もしも「尊敬」がなければ、おそらく「好き」は必ず失速するのではないかと思うのです。
私は子供たちがどんな人を好きになってもいいと、本気で思っています。
でも、たった一つだけ条件を出せるとしたら、やっぱり「絶対に尊敬できる人」がいいと思うよ、なんて言いたい。
オッサンだらけの飲み会や仕事場では男性目線から、PTAや保護者会では女性目線から、どちらの立ち位置も日常的に経験していると、やたらとそれぞれの伴侶の愚痴や悪口を聞くことがあります。
愚痴、悪口に至らずとも、その場の笑いを取るために貶めたりとか……。
これ。
ぜんぜん面白くない、マジで。
もしも相手を尊敬できないなら、そんな結婚、やめちまえ。
なんて思うわけであります。
飲み屋や会社で自分の妻のことを愚痴るとか、
お母さん方の集まりで自分の夫のことを小馬鹿にするとか……。
そんなもんは人生と時間の無駄です。
というわけで。
私は結婚に欠かせないものは絶対に「尊敬」だと思っています。
それが極めて「結婚」に役立つと私は信じています。