親男日誌 ―ナルニアきょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

ついてない冤罪の発生現場

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って言うほど大袈裟なことはないんですが……。

以前、冤罪ってこういうことなんだ、と妙に実感してしまったことがあります。

つまり、その冤罪の主人公は私、親男。

時期はちょうど今くらい、街には新人サラリーマンが溢れているような時期です。

 

 

 

その日、私は子供たちを送り、無事保育園を後に。

子供たちを降ろして快適になったママチャリをスイーと漕いでいたわけであります。


と。

橋のたもとのスロープを転がるおじいさん。

……。

……。

なんでこんなところで転がるおじいさんに遭遇するのか。

不条理すぎる……。

 


なんて思いつつも、当然見過ごすこともできず、転がるおじいさんの脇にママチャリを急停車し、駆けつけました。

 


おじいさんを助け起こしてあげたところ、「あそこに座らせて」と。


なので、おじいさんの体を持ち上げ、橋のたもとの縁石へ。

腰を下ろしたおじいさんに大丈夫かと聞くと、「大丈夫」とのこと。


そして、瞬間的に観察したところ、特に怪我も問題もなさそうなので、私は愛車のママチャリにまたがり、その場を後にしようとしたのですが。

 

その時。

 

道路の向こう側から駆けてくる若いサラリーマンが2,3人。

さらに保育園の近所にある企業に向う新卒集団っぽい人々の中から駆けよる数名。

私の進路に立ちはだかり、手を広げて遮るわけであります。


(なんだ、こいつら……)と思ったのは当然なことだと思います。

 

が。

三者的な視点でこの現場を想像したところ……。



つまり。

ある中年男性が転ぶ老人の横で自転車を急停車。助け起こす。

安否を確認した後、そのまま逃げるような速さで現場を後にしようとしている。


つ・ま・り。

私は老人を自転車ではねて、今まさに逃げようとするひき逃げ野郎に限りなく見えるパターンというやつなわけであります。


現場を発見した新人サラリーマン(たぶん)は、正義感に火をつけて怪しい中年男性(大きなお世話だ)を拘束しようとしたわけです。

非常につらい状況の私。

 

最悪なことに、助けてあげたじいさんは私に全然礼を言わないし……。

別に礼を言われたい、なんてまったく思わないけど……。

この場合。

一言、「ありがとですじゃ」とか、「気持ちのいい若者ですじゃ(若者じゃないけど)」とか言ってくれれば、冤罪は晴れるのに……。


私は、恩知らずなじいさんや正義感をこじらせちゃった新人サラリーマンに、それ以上朝の時間を取られるのも嫌なので、スルーしたわけであります。

しかし、結局のところ「現場から逃走」にしか見えず。


何だか、そこはかとなく腹が立ってしまったのはなぜなのか。

 


しかし。

今思えば、じいさんが急に思い違いして、「あいつにしてやられたですじゃ!!」とか言われたら、私は完全に若い奴らに取り押さえられてたのかと思うと、ゾッとしたのでした。

 

まあ、どう転んでも、まったくついてない体験でした。

やれやれ。