親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【ワシの夏休み】本気でラジオ体操第二をやってみた

どーも、子供のころ、ラジオ体操第二の「腕とあしをまげのばす運動(👇に図を載せときます)」が恥ずかしくて嫌だった親男です。

👇👇👇こんなポーズになるやつ。。。

 

さて。

 

 

先日、家族旅行である島に行ってきました。

 

そもそも私は日本でも海外でも島文化が大好きで。

 

家族旅行もかなりの頻度で島旅行にしています。

 

島旅行は文化や雰囲気のほかに。

コンパクトに山と海を楽しめたりするのも魅力で。

 

とかく家族の意見がバラバラになる(「海!」とか「川!」とか「山!」みたいな)我が家には好都合なわけであります。

 

 

と。

 

そんな旅行記はまた別の機会に書くとして。

 

今回書きたいのは。

 

30数年ぶりにラジオ体操第二をやったという話。

 

タダのラジオ体操じゃありません。

 

ラジオ体操第二です。

 

やります?フツー?第二まで。

 

 

で。

なぜにおっさん親男がラジオ体操第二をやったのかというと。。。

 

 

家族旅行中の私はたいてい洗濯おじさんになります。

と言いますのも。

夏のさなかに海に山にと遊び倒した6人家族の洗濯物は大量で。

そんでもって。

夜や朝、私以外の家族が寝ていると私はどうせ暇人。

なので。

家族が寝ている間に洗濯をするわけであります。

 

で。

今年の宿にも洗濯環境があることはあったのですが。

いかんせん6人家族の量で使うにはひ弱で。

事前に近くにコインランドリーがあることを調べて。

朝、家族が寝ている間に自転車でピューとひと漕ぎ。(そう、自転車を利用するのが島旅を楽しむコツなわけですが、それはまた別の機会でご紹介します。)

結局、家族旅行中の数日間そのコインランドリーにお世話になったわけです。

 

 

で。

問題なのは。

洗濯+乾燥が終わるまでの時間。

 

宿に帰るのもバカバカしいし。

ましてや旅先でスマホ見て時間潰すなんて愚の骨頂であり。

 

なので、初日。

 

港のそばの広場を見つけて。

海を見て時間を潰すことにしたわけです。

気分は。

若大将シリーズ。

 

頭の中では加山雄三さんが歌い倒している感じで。

腰に手を当てて仁王立ちで海を眺めるワシ。

 

家族旅行でこういう一人の時間を持つのもありだよね。

 

なんて思いつつ。

ご機嫌だったわけであります。

 

 

と。

 

 

ふと横を見るとおじいさんが一人歩いてきて。

 

しばらくするともう一人おじいさんが来て。

 

そんでもってもうしばらくするとラジカセを持ったおじいさんが来て。

 

私もそこまで鈍感じゃありませんからね。

「はっは~ん。おじいさんたちのラジオ体操だな」と。

 

けっこうけっこう。

健康第一だよね、おじいさん。

なんて思いつつ。

その場所で仁王立ちで海を眺め続けていたわけです。

 

が。

 

ものの数分後。

 

私は地元の人々の輪の中に組み込まれ。。。

 

なんだったら、小学生たちもザラザラと参加してきて。

 

メチャクチャ目立つ位置にいる謎の異邦人になってしまっていたわけであります。

 

 

そして。おもむろに始まる例の能天気な明るい音楽と声。

あ~たーらしいー朝が来た♪

きーぼーのーあーさーだ♪

 

もうすでに。

輪の外に出るとか、広場から移動するとか。

そういったタイミングを完全に失ったままラジオ体操に突入。

 

しかし、私のエライところは。

こういったシーンで真に恥ずかしいのは。

恥ずかしがりながら中途半端にやることだってことだと。

長年の経験から知っていますので。

 

腹を据えてラジオ体操第一に取り掛かるワシ。

 

むしろどのおじいさんや子どもたちよりもキビキビと動いてやりましたよ。

 

最後の深呼吸のところでは。

 

なんとなく地元の人に馴染めたように思えたり。

ラジオ体操って案外いいかもね。

なんて思ったり。

 

で。

ちょうど洗濯物も乾く頃だし。

颯爽とその場を去ろうとしたところ。

 

間髪入れずに始まるラジオ体操第二。

 

。。。

 

。。。

 

。。。

 

。。。また、その場を離れるタイミングを失った私は。

 

キビキビとラジオ体操第二をする羽目になったのであります。

 

 

 

 

 

 

ということで。

 

30数年ぶりにラジオ体操第二までマジメにやっちゃいましたよ。

 

てか。

子供のころにはラジオ体操なんてたいてい適当にやっていたことを考えると。

 

ここまで本気で取り組んだのは実は人生初かも。。。

 

しかし、なぞのおっさんも快くコミュニティの一員として入れてくれた島の人たちに感謝であります。。。

 

。。。

 

。。。

 

。。。ホントに快くかな。。。

 

 

ホントはかなり怪しまれてたかな。。。

 

 

怪しくないようにイキイキとラジオ体操なんかしちゃったわけで。

それが余計怪しかったりしなかったかな。。。

 

 

と、今さら心配しても。。。

実は。

 

 

私はその次の日もしっかりとラジオ体操に参加するのでした。。。

 

。。。

 

迷惑な奴。。。

 

。。。

 

。。。

 

 

「マジでなんだあのおっさんは?」なんて思ってただろうな島の子たちは。。。

島の海の家のラーメン。 ©親男
 

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