親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【共感のカード】なければ相手を傷つける

 どーも、人の経歴を憶えるのが異常に苦手な親男です。

(経歴よりも今・この場で話をしている目の前の人がどうなのか、とうことが気になって、まったく相手の経歴ネタが頭に入ってきません。。。それがいいのか悪いのか。。。)

 

 

 

 

さて。

 

 

 

先日、とある営業の方との個人的な商談にて。。。

 

 

無事商談は進み、契約後の雑談タイム。

 

 

私。

 

実は個人的にはこの契約後の雑談タイムが非常に苦手でして。

 

こちらが望み、納得した上での契約であれば。

 

そのあと、先方営業の方の変なリップサービスはむしろいらなくて。。。

 

いや、取ってつけたようなお世辞や世間話はどうでもいいから。

 

早くお互いがお互いを解放してやりましょうや、と思ったりするわけであります。

 

 

 

で。今回。

 

 

このまさに本筋の話ではない、取ってつけたような会話の中で。

 

 

相手が選んだネタというのが。。。

 

 

ニュースをにぎわせていたような家族の健康や安全にかかわる内容。

 

 

「ホントに大変です」

 

 

「こんなこと言ってはあれなんですが……」

 

 

「まさか、とは思いましたけど……」

 

 

みたいなことを言いつつ。

 

取ってつけたような表情で眉をひそめる、という。。。

 

 

。。。

 

。。。

 

。。。

 

誰に向かって話しとるんじゃい、と。

 

よそ様の家族のそんな話やネタを「他山の石」みたいな風に聞けるわけないだろ、と。

 

 

 

 

聞くに堪えなかったけど。。。

 

いろいろと今後のしがらみの部分もあったので。

 

大人しくしゃべらせてやっていたけど。

 

絶対にそんな話と話し方には、うなずくことはできず。。。

 

 

ただただ目の前の壊れて止まらなくなったお世辞・おしゃべりマシーンを。

極めて冷ややかな目で眺めるしかなかった。

 

わけであります。(ヤレヤレだぜ。。。)

 

 

 

 

 

 

 

というわけで。

 

 

たぶん。

 

 

相手と話すときには。

 

 

共感のカードってものがとても大事じゃないかと。

 

 

つまり。

 

 

独りよがりの自分だけのカードじゃなくて。

 

相手と自分でどんなふうに響くかを想像して、共有できるカードが必要じゃないかと。

 

 

 

それは、その人の思いやりとか。

 

経験とか。

 

そういったものが渾然一体となったカードなので。

 

なかなか一朝一夕に身に着けるってことは難しいかもしれないけど。

 

人と話すうえでとても大事なカードなんじゃないかと思うわけです。

 

 

 

 相手がどんなことを言ったら、どんなふうに感じるかは。

 

相手の脳みそをハックしなければ絶対に不可能なことだけど。

 

ただし、最大限に想像することはできるわけで。

 

共感のカード、つまり言い換えれば自分自身の経験のカードを場に置いて。

 

何が一番適切なカードなのかを選ぶことはできるわけであります。

 

相手を思いやる気持ちや、大切な経験が不足していると。

 

場に置けるカードが圧倒的に少なくて。

 

相手とのズレにつながってくるんじゃないのかなーと思うわけであります。

 

 

 

 

 

ペンネームをわざわざ「親男」なんてするような。

 

親であり、夫であることくらいしか取り柄がないような。

 

家族がいてはじめて自分であるような。

 

人間を相手に。

 

例えひとさまの家族のネタであったとしても。

 

よくも家族を安易に扱うような話し方したな、ワレ。

 

と。

 

結構マジで不愉快だったお話であります。

 

 

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共感のカード。相手を思いやるやつ。 ©親男

 

 

共感のカードをそろえて鍛えるためにも。

 

やっぱりいろんな経験はするべきなんだなと。

 

改めて思いました。。。

 

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