どーも、大人が子供たちに勝っているのはただ一個だけ、生きてきた分の時間(=経験)、だと思っている親男です。
(つまり、その唯一の利点である「経験」をうまく使えていない大人は、もう完全にゲームオーバー、若い世代のお荷物、ということになりますな。)
さて。
先日、雨の日の保育園のお迎えで。
バスに乗っていた下の子チーム(2歳こっちゃんと5歳の次男坊)と私。
バスは満席。
下の子チームは私に抱っこされるのが嫌なお年頃で。
必ず「おろして~」と言ってくるので。
「おろしてもいいけど、必ず二つのお手てで手すりにつかまること!」と厳命しています。
で、バスの構造上、ちびっ子がつかまることのできる手すりって、座席周りに固まっているわけで。
悪けりゃ、一つの座席を親子三人で囲んじゃうようなイメージになって。
毎回思うのは、「いや、決して席を譲ってくれアピールしてませんから。でもプレッシャー掛けているみたいになってホントすみません」ってこと。
でまあ、たいていの大人は、そんなプレッシャーを何とも思ってないようで。
むしろ席を譲ってくれることなんかないのが、デフォルト。
それはそれでむしろこっちも気が楽でいいかなと。。。
で、先日の雨の日。
構図はいつも通り。
サラリーマンおじさんの周りに親子3人という、おじさん的にはうっとうしい構図。
おじさんはもちろん何事もなく座していて。
と。
その時。
中学生くらいの男の子が後ろの方から、私に声をかけてきて。
すごく恥ずかしそうに。
消え入るような声で。
そして慣れない手つきで自分の座っていた席を差して「どうぞ。。。」と。
いや、ホント。
こういう勇気を出して、いただくことになった親切というものは。
通常の親切よりも沁みる気がして。
この子がこれからも普通に親切をしていけるように。
心からの謝意を示すことにしています。
私や席に座った下の子チームたちから交互にお礼を言われた彼は。
余計恥ずかしそうでしたが。
今日寝るときに「ちょっといいことしたな~、またやってみようかな~」なんて思ってもらいたくて。
まあいいかなと。
うん。いい話であります。
実にいい話だな~。
日本の未来は明るいよね。
。。。
。。。
。。。
。。。
。。。
。。。って。
本気で思った後にちょっと思ったことが。
。。。周りの大人。
周りの大人たち。
なんでバツが悪そうなん?
いや、そこはそんなこと関係なく、デーンとそのまま座っていればよくて。
「気遣い?は?運賃も払ってない幼児に何で席を譲必要がある?こっちは一日仕事して疲れてるから。遊んでたガキと疲れのレベルがちげーし。」
って、スタンスで。
しっかり。
そのままでいればいいのに。
こっちもそれでいいと思っているのに。。。
バツが悪そうに。
確実に居づらくなっている大人が何人かいるってどういうことだよ。
そんな小心なら。
最初から席を譲ってくれた中学生の子みたいに勇気出せばいいだけで。
急な寝たふりとか。キョロキョロしたり。
スマホ確認しだしたり。
まるでコントかよ。。。
てか。
マジダサいぜ、大人。
ということで。
もしもそこでソワソワするんなら。
最初から譲れや。
と思います。
逆に気付いていたのに、なんで何もしないの?と。
別に席を譲ってもらえないならもらえないで、全然よくて。
ただ気付いいているのに、無関心でいられる大人が不気味。
まじで。
そういうところ。
大人。
ちゃんとしろよな。と。
そんなところでのスマートな立ち居振る舞いもできないようだったら。
ホントに子供たちに勝てる要素は何もなくなりますね、という話であります。。。
つらいなあ。。。と思うし。
マジで不気味だなあ、と。