どーも、高校のころ相撲部屋から逃げ帰ってきた友達からよく奢ってもらっていた親男です。
(おかみさんに整体に行くと言って逃げ出してきたそうです。で、妙に羽振りがよかったので。へ~儲かるものなんだ、みたいに思ってました。)
さて。
その昔、我が家が上の子チーム(現中1と小4)だけだったころ。
うちはお相撲さんが日常的に町中を歩いている土地に住んでいました。
横断歩道で信号待ちをしているときなんかに。
鬢付け油(びんつけあぶら、ちょっと甘い香りです)が香ってくると、「あ、お相撲さん」が近くにいるな、みたいな。
大きなお尻で自転車に乗ってキコキコしてたり。
スーパーで大量の食材(マジで大量、肉も酒も気持ちいいくらいに大量)を買っていたり。
ま、そんな土地だったわけであります。
そんな土地に住んでいると。
当時3歳くらいだった長男坊は。
お相撲さんを見ると。
あ!お相撲さん!
と。
ま、3歳くらいなら想像通りの大喜びで。
が。
彼が「お相撲さん」をソレとして認識するのは。
ただただ単純にそれなりのボリュームの方なわけで。。。
。。。
。。。
。。。
。。。
そうすると。
老若男女問わずそれなりのボリュームの方を見て。
お相撲さん!
と。。。
横断歩道で信号待ちしているときの。。。
その親の気持ちはまさに。
地獄の気まずさ。。。
青信号になるまでの時間が。長い。長い。
まだ相手が苦笑いの愛想笑いでもしてくれれば。。。
しかし、たいていの方は聞こえないふりをするわけで。
当たり前と言えば当たり前で。
私としては。
頼むから髷(マゲ)がある人に限定してくれ。
と。
じゃねーと、ただ単純に嫌味な親子じゃねーかよ
と。
今でこそ。
保育園の送り迎えは自転車で風のような速さで駆け抜けているので。
もしも万が一気まずい時間があったとしても。
風のような速さで水に流せるわけですが。。。
長男坊の時はママチャリに乗せるのがなんだか怖くて。。。
律義にバギーに乗せて歩いて保育園の送り迎えしてたりして。
水に流せるような速度でもなく。
そのままの気まずさを。
その我々の被害者の方とほぼ同じ速度で進むという。
バギーを押しながら天を仰ぎたくなるような感じで。。。
なので。マジで信号待ちの時は「メタボ近寄んな」と。
祈っていたわけです。
(って、よく考えるとその発想自体が不遜だな。。。)
ということで。
あまりにも度重なり。
さすがに。。。ということで。
以後。
長男坊が。
お相撲さん!
と言ったら。
私は小声で。
じゃないよ。。。(小声でこっそり)
みたいな感じでフォローの教育することにしたというわけです。
ただし。
長男坊は。
なかなかに物覚えもよく。
その教育が完了したくらいの時には。
お相撲さん!
と叫んだあと。
に。
じゃない!
と同じくらいの声で叫ぶのでした。。。
。。。
。。。
。。。
いやいやいやいや、もっと嫌味くせーだろ。と。
で。
親としての気まずさに別の角度からブーストがかかるわけであります。
2011年ころ、長男坊がまだバギーに乗っていたくらいの頃のお話です。