どーも、sweet ten diamondっていまだにあるのだろうか、謎な親男です。
(あってもなくても、どーせお前はやらないだろって話なんですけど。。。)
さて。
先日は私と妻ベリーさんの15回目の結婚式記念日でした。
そんな素敵な日のディナーは。
。。。
。。。
。。。
シシャモでした。
とてもうまかった。
私。
こういった記念日ってものが。
とても苦手で。
ホントは。
クレジットカードのCMのイケオジ風にキメられたらいいんでしょうけどね。。。
妻ベリーさん、慌てて職場を出る夕方。
今日は結婚式記念日だけど、特に予定もなし。
繰り返される日常。
あわただしい子育て。
そんなルーチンと忙しさの波に飲まれそうになりながら。
地下鉄までの道を早歩きで急ぐ。
時刻は春先の夕暮れ。
通りの向こう側の早咲きの桜に気持ち引かれるけど、立ち止まることも、渡って近づくこともなく。。。
あの角を曲がればもうすぐ地下鉄の入り口だな。
と。
地下鉄の入り口に見慣れた影が立っている。
黄昏と地下鉄の灯りで逆光だけど。
そう。
あれはいつもイケメン、夫の親男じゃない?
でもどうして?保育園のお迎えは?
早歩きを少しの小走りに変えて近寄る。
向こうのイケメンの影も気付いたみたい。
「おかえり」と軽く手をあげるイケメン。
「保育園は?」
「延長保育をお願いしたよ。1時間もないけど、ちょっと桜でも見ない?」
。。。
久しぶりに二人きりで歩く夕暮れ。
「15年だねー、長いような。短いような。。。」
「え、憶えてたんだ」
うなずきながら、慣れない手でポケットを探るイケメン。
取り出した手には。
ビロードのリングケース。。。
Sweet 15 Diamond?
。。。
。。。
。。。
。。。
ではなく。
お買い得品のシシャモ。子持ちシシャモのパック。
「そう、憶えていたんだよ、お買い得だったよね、ちょうど15年だから15匹。みたいな?」
「6人家族で、6の倍数じゃない数ってどないすんねん、みたいな?」
そして。
そんなロマンチックなエピソードがあって。
我が家はめでたく15回目の結婚式記念日でディナーがシシャモになったというわけです。
ということで。
私。
記念日ってなんかこっぱずかしくて苦手なんです。
そもそも私は毎日が大切だって思っていて。
たった1日を特別視するなんて違うじゃん。とも思っています。
毎日精一杯、毎日が記念日、特別な日。
それがポリシーです。。。
。。。
。。。
今思いついたんですけど。。。
ま、とにかく記念日は苦手だけど、感謝の気持ちは忘れてない親男であります。
。。。一応ですが。
上のエピソードは適当なフィクションです。
いくら私が痛いヤツでもポケットにシシャモは入れません。
夕食がシシャモだったのはホントですけどね!