どーも、松田優作さんの大ファンの親男です。
万が一、ご存知ない方のために👇。
そう。
特に大好きなのがこの『探偵物語』なんです。
松田優作さん扮する私立探偵の工藤ちゃんがコミカルかつハードボイルドに活躍するドラマなわけですが。
その工藤ちゃんには誰にも邪魔されたくない習慣があります。
それが。
1ヶ月に一度、シェリー酒とビフテキ(という語感が古。)で豪勢にいく夕食。
絶対に邪魔されたくないその夕食でうまそうに酒を飲み、肉を喰らっているわけです。
で。
ここに出てくるシェリー酒が。
若い頃の私のあこがれで。
いつか飲んでみたいなぁーと。
買いにいきゃあいいんでしょうけど。
シェリー酒ってなかなか売ってないし。
なによりバカ高な酒だったら手が届かないし。
どんなもんなんだろうなーって。
で。
以前、下の記事にも書きましたが。
私には実父よりも歳上の友人がいて。
毎年夏になるとその友人の葉山(御用邸があるとこですね)にある家に遊びに行っていたわけです。
その彼がいつも私が興味を持ちそうな料理、本、ボードゲーム、民芸品を用意して待ってくれていて。
「親男さん、コレ面白いよ」と。
渡してくれるわけです。
そして。
ある日。(夏に1週間から10日くらいホームステイさせてもらってました。)
「親男さん、このお酒、たぶん好きだと思うよ」と持ってきてくれたのが。
そう。
あのあこがれの酒。
シェリー酒だったわけであります。
あの工藤ちゃんが飲んでいたお酒だ!
と。
海岸沿いの庭先で。
夕暮れにBBQを焼きながら。
初めて飲んだあこがれの酒は。
とてもドライな味わいで。
松田優作さん、工藤ちゃんが愛した酒のイメージ通り。
そして。
私にとってシェリー酒は。
色んな思い出を背負ったお酒になったのでした。
ということで。
先日、妻ベリーさんとの結婚式記念日に。
その酒を開けたというわけです。
👇👇👇。
うまかったっす。
どこか古酒のかおりのようで。
ドライで。
キリッとしていて。
でもフルーティーな味わいもあり。
いいなーって。
私にとってのあこがれの味。
かつ。
思い出の味であります。
よき記念日でありました。