親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【6歳児】の心に残る言葉

どーも、 6歳に限らず子どもの頃、自分の言動を大人が笑うと非常に不愉快だった親男です。(今はそれが微笑ましい笑いだったのがわかるのですが、当時はとてもイヤでした。って今私はわが家の子どもたちに対して同じことをしているのかも。。。)

 

 

さて。

 

わが家の天衣無縫自由人の次男坊ピノッキも今や年長さんで6歳。

 

いよいよ4月からは新一年生です。

 

ランドセル揃えて、スタッキングシェルフを増設して学用品を置くところをつくってと。

着々と小学生の準備が進んでいます。

 

が。

 

根が自由な彼は。

その発言で親の私をクスリとさせることもまだまだ多いです。

 

そんな彼の最近の言動で心に残るものをいくつかピックアップしてご紹介であります。

 

その1 女の子バージョン?

最近、紙幣を使うことってめっきり減りました。

 

子育て中なんて特に。

週末の保育園帰りで持ち帰りグッズにまみれて両手がふさがっているような時。

いちいち紙幣を取り出すなんてイヤです。

 

なので、クレカか電子マネーかバーコード決済にしちゃっているわけです。

が。

そしたらいまいち自分の財布にいくらあるのかわからなくて。

先日、財布の整理をしていたわけです。

で。

それを横で見ていたピノッキは。

唐突に「へー、女の子バージョンもあるんだ〜!」と。

 

女の子バージョン?

女の子?

 

何言っているの?

と思ったら。

 

その時私が手にしていた紙幣の中に。

5000円札が。。。

 

そう。

 

つまり。

5000円札の樋口一葉。

彼女が載っているお札が「女の子バージョン」と。

 

そういう言い方ってある?

なんかカードゲームの新しいバージョン、みたいな言い方でお札って言うものなの?

(まあ、言ってみりゃ紙幣は「日本銀行券」だから同じようなものなのかもだけど。。。)

 

まさに。

キャッシュレス決済時代の子だなぁ。。。

なんて思った昭和親父なのでありました。

 

 

その2 紙のやつ、家にある?

本日、ピノッキは木工の制作で。

写真立てを持って帰ってきました。

 

いよいよ卒園の時期が近づいて。

いろいろ卒園モードに突入。

写真立てもきっとその一環なのかな、なんて思うと感慨深い。

 

アクリル板が写真のいわゆるL判の大きさで。

その周りを木工でつくっているものでした。

 

本人もご満悦で。

家に帰ってきて嬉しそうに見ていたわけですが。。。

 

私のところに走り寄ってきて。

「ねー、紙みたいな写真って家にある?」と。

「中に入れたいの」と。

 

 

。。。紙?

 

。。。

 

。。。

 

。。。あ!

 

そうか。

そうなんだ!

と。思ったワシ。

 

そう。

彼にとっての写真はデバイス(スマホとかタブレットとかPCとか)で見るものであって。

現像したりプリントアウトしたりってのは。

例外的なものなのでありました。。。

 

あの写真が。

 

現像した写真という文化が。

 

彼には「例外」。

 

「スマホの写真を打ち出せばあるよ」と答えたら。

 

「打ち出すって何?」

「プリントアウトって何?」

と。

超絶説明がめんどくさい質問を叩きつけられました。。。

 

そう考えると。

私の実家で見た昔ながらのアルバムなんてどんな感想で見てたんだろ、と。

 

 

 

ということで。

 

どちらもはからずも。。。

テクノロジー絡み。

しかも。

その昔は現物だったものが。

デジタル化されているがゆえの質問。

 

まさに。

時代を感じさせられたわけであります。

 

このジェネレーションギャップがいい思い出になるな、と。

記事にしておこうと思った次第であります。

 

それ考えると。

私の頭もついに古臭い慣習に飲み込まれつつありそうで。

 

そんなのイヤだな〜と心の底から思うおっさん親男なのでありました。。。

 

ギャフン!(死語)

天然パーマのピノッキの自画像です。 ©ピノッキ
 

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