どーも、独身時代に持っていた電化製品は蛍光灯と髭剃りと携帯電話だけだった親男です。
(確か3ヶ月の電気代が百数十円だった記憶があります。歩く脱炭素野郎とはワシのことであります。)
さて。
そんなモノなんてどーでもいいと思っているようなヤツだったわけでありますが。(風呂もガスコンロもなかったですからね)
結婚するとなると、やっぱりいろいろと必要になるわけで。
ベリーさんが独身時代に持っていたものをそのまま流用しつつ。
二人でコツコツと家電を吟味して、購入して。
ベリーさんもワシも見栄や人の目を気にするタイプじゃないので。
名よりも実を取るような家電の選び方。
とはいえ、新婚生活における家電事情は。
自分たちで購入したり。
親からプレゼントされたり。
徐々に一般的な夫婦のようになっていったわけであります。
(それと並行して、二人で結婚式の費用も貯めたりしてたので。今思えば健気な若者たちです。カリオストロのクラリスの爺さん的に言えば「なんと気持ちのいい連中じゃろう」みたいな感じであります。)
で。
ですね。
自分たちのQOL(Quality of Life)が高まるワクワク感。
(そりゃぁ、なんも電化製品を持ってなかったわけですから当たり前だ。。。)
家電のデザインを吟味して。
新機能をいじるワクワク感。
たいてい有楽町のビックカメラに行ったりして決めていたのですが。
ビックカメラで店員さんと話しながらいろいろと眺めて。
その当時、おそらく今は買わないだろう電化製品(エスプレッソマシーンとか)を楽しく憧れて説明を聞いたり。
あの時の高揚感って半端なくて。
新しいテレビが来た日も。
洗濯機が来た日も。
冷蔵庫が来た日も。
はじめてBALMUDA製品が来た日も。
ワシャ。
うれしくてうれしくて。。。
という時が過ぎ。
生活がベリーさんとワシと4人の子どもたちになった今。
家電。
に昔の光り輝くようなワクワク感がなくなってしまった。。。
ここ数年で言えば。
食洗機が来たり。
テレビを買い替えたり。
ロボット掃除機が来たり。
それとは別の掃除機も新しいのが来たり。
したのに。。。
なんか。
iPhoneを新しいものにする時のバージョンアップくらいに。
ストレスも。
ワクワク感もなく。
なぜだかフツーに。
スルッと、ヌルっと行く感じで。
納品日、配送日、家でのセットアップを数日前から楽しみにして。
ベリーさんに「こんな新しい機能があるんだよー!」みたいな報告もなく。
スンッ。。。
と家にある感じ。
ということで。
なんでこんなことを書いているのかと申しますと。
今日。
新しい洗濯機が来たのです、我が家に。
しかし。
かつて、若人夫婦だったころのワクワク感はなく。
設置されて。
インターフェースをチラッと見て。
普通に使っているワシ。
カムバック。
あの頃のワクワク感!
なんでなんでしょうね。。。
あのワクワク感がなくなったのは。
製品の企画力がなくなったからなのか。
ワシがジジイになって感動スイッチが摩耗して、棺桶に毎日一歩ずつ近づいているからなのか。。。
とにかく!
ワシはあの頃のワクワク感が好きなので。
なんとかもう一度、なんて思ったりするわけであります。
と書いていて思ったのは。
そういや、Nintendo Switchが来た時はワクワクしたな、と。
加えて、Nebula Capsule II(👇のプロジェクターです)の時も鼻血が出るくらいだったなと。
そう考えると。
まだまだワシの感動スイッチはぶっ壊れてないんだと。
ちょっと安心するものなのであります。