どーも、全日本母ちゃんが禁止する食い物ほどうまいと思うの会、会長の親男です。
("自然由来”とか”天然”とか、つまりそういう言葉の真逆を突き進む会です。毒々しい色の駄菓子カモン!)
さて。
子どもにとって。
大事なことは体に何が良い、とかじゃなくて。
食べてうまくて楽しいことだと思うわけです。
だから、うまくて楽しけりゃなんだっていいわけです。
にもかかわらず。
それに水を差してくるのが。
サル目ヒト科カアチャン属。
生態的には。
「ダメ」「ヤリナサイ」と言いがちで。
その溢れんばかりの愛情はなかなか子に伝わりづらい、という特徴を持っています。
で。
そのカアチャン属が嫌うのが。
駄菓子。
なので。
駄菓子は子どもたちの隠れた娯楽になるわけです。
いわば。
禁酒法時代の密造酒のようなものであります。
しかし。
ワシが子どもの頃になかなか駄菓子屋で売っていなかったのに。
ガンガンとテレビCMを打ち続けて。
ハートを射抜いた上に鷲掴みにしてきたのが。。。
ねるねるねるね。
そう。
あの魔法使いのばあさんが。
うまい!
テーテッテレー!
練っておいしい、ねるねるねーるね♬
のアレです。
全国の母ちゃんが嫌がりそうな感じが満載のあのお菓子。
憧れだったお菓子。
なのに、当時は駄菓子屋じゃなくてスーパーにしかなくて。
母ちゃんと一緒にスーパーに行ったとしても。
「食べてみたい」→「ダメ」
が目に見えているやつです。
で。
問題なのがですね。
大人になって。
好きにモノが買えるようになった時。
買うのか、というと買わないわけです。
うっかりすると。
ねるねるねーるねを喰わないままに。
人生を終えちゃうかもしれない。
そんでもって。
今わの際に思うんですよ。
「あー、一度でいいから、ねるねるねーるねを食ってみたかった。。。」ガクッ
みたいに。
だから。
私は私の人生に悔いがないように生きるために。
生きているので。
どのタイミングでねるねるねーるねを食べるのかっていつも考えてました。(ウソだけど)
そして。
ついに。
昨日。
わが家のHalloweenパーティーで。
出ました。
ねるねるねーるね。
詳細は、妻ベリーさんの👇
子どもたちのお菓子の中に混じっていたのが。
憧れのねるねるねーるね。
それは。
わが家の子どもたちも同様で。
パーティーは一気に盛り上がりました。
で。
早速。
ねるねるねるねる。
うっひょー。
お世辞にもうまそうじゃない。
でも食べてみたい。
この裏腹な気持ち。
この気持ちこそが。
40年近く憧れ続けてきたお菓子を前にした偽らざる感情。
そして。
そして。
いよいよ。
子どもたちがワシに一口くれることになり。
実食タイーーーム。
ドキがムネムネであります。
「お父さん、アーンして。」
パクッ。
。。。
。。。
。。。
。。。
。。。
。。。
うん。
思い出は思い出のままに。
という味だ。。。
食感はケミカルな泡感のもっちり。
味はケミカルな酸味。
うん、いいじゃないか、いいじゃないか。
(ってよかねーよ!)
ということで。
👆では全部「ねるねるねーるね」と書いちゃってますけど。
正式な商品名は「ねるねるねるね」です。
たぶん日本の人口の60%がCMのせいで。
「ねるねるねーるね」だと思っていると思うんですよね。
ちなみに。
最近は👇みたいな商品も出ているらしいですね。
ワシのような子どもの頃に買ってもらえなかった大人がターゲットなのでしょうかね。。。
つーわけで。
今回の感想を例えるなら。
憧れの子が出席する同窓会にワクワクしながら行って。
会ってみたら当たり前だけど自分と同じ分だけ歳を取っていて。
つい「おぉう。」みたいな声にならない声を発してしまった感じでしょうか。
(同窓会なんて出たことないけど。。。)
しかし。
知らずに人生を終えることがなくてよかったとは思います。
チ~ン。