親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【なぜ】子どもは「もの」をいともたやすくびっくりするぐらいナチュラルに息をするように自然に失くすのか。。。

どーも、その昔、4コマ漫画のサザエさんで、波平が頭の上のメガネの行方を家族全員に聞いて回っている、というのがありましたが、非常に味わい深いものがあると思う親男です。

(波平、それでもお前に明日は来るぜ、頑張れ波平。)

 

 

さて。

 

その昔、探しものは何ですか?♬と「くうねるあそぶ」の井上陽水さんが歌っていましたね。

見つけにくいものですか?

カバンの中も机の中も探したけれど見つからないのに。まだまだ探す気ですか?

それより僕と踊りませんか?

 

 

って、踊ってる場合かよ!

と、子どもの頃の私はこの歌を聞いて突っ込んでましたよ。

踊る前に探せよ、と。

現実逃避し過ぎだろ、と。

カバンや机以外に探すところ山ほどあるだろ、と。

 

 

って、今回はそんなことを書きたいわけじゃなくて。

 

子どもたちの失くし物の失くし方が「おま、半端ねぇー」って思うようなことが連続しているので。

書いて記録しておこうかな、と。

 

つーか、冒頭の波平も真っ青の失くし方で。

 

「ねー、お母さん(お父さん)、〇〇がない〜」っていうとき。

 

冗談抜きで「いや、君の目の前に転がっているのは何ぞ?」と聴きたくなるようなことがザラで。

 

しかも。

ついさっきまで、「わーい、七夕のお星さま〜(短冊をお星様型に切ったやつです)」なんて喜んでいたのに。

なぜか瞬間的に対象物を補足できなくなって。

「お星さまがない〜泣」なんて。。。

家の中でさっきまであったんだから泣くようなものかよと。。。

 

毎日毎日。

失くしものをする子どもたち。

 

これはもう、わが家に妖怪「もの隠し」がいる証拠かな、なんて思ったり思わなかったり。

 

妖怪「もの隠し」は。

世の中をキラキラして見ているような子どもたちの前によく現れて。

いろいろ世の中を楽しでいるときに、そっとものを隠して悪戯をする妖怪です。

 

案外子ども好きなので。

ものを失くした子が親に怒られるのを見ていると。

そこはかとない罪悪感を覚えるけど、その辺は長くは続かず、すぐにまたものを隠しちゃうってやつ。

 

ちなみに。

子どもに飽きたら、脳みそが老化を始めている大人の前にもよく出てきます。

そういった時にやるのはリモコン。

大人に対してはリモコンを隠して楽しむわけです。。。

 

。。。

 

。。。

 

。。。

 

。。。

 

。。。って。

くだらないな。。。

 

 

ということで。

 

 

妖怪「もの隠し」は私のまったくの想造ですけど。

 

子どもたちのプリントやら明日のプールの帽子やら、腕時計やら。。。

なんでそんなに簡単に失くすんだよ、って多すぎなので。

やっぱホントに「もの隠し」っているんじゃね?

なんて思ったりするわけです。

 

ちなみに。

ワシは。

親一族の中でもたぶん相当子どもたちの失くしものについては寛容です。

 

特に。

母系の親一族は子どもの失くしものに鬼の形相になることが多いわけですけどね。

 

父系の親一族から一言いわせていただくと。

 

たぶん美容に悪いからやめたほうがいいっすよ。

 

なんて思ったり思わなかったり。

 

 

つまーり。

ワシが何をいいたいのかと申しますと。

 

ワシ。

 

ワシも。

 

小さい頃。

小学生の頃。

山のように失くしものをしたので。

 

だから。

だからこそ。

大目に見てあげてほしい。

 

と。

声を大にしていいたいわけであります。

 

 

でも。

でもね。

最後の最後に一言だけ言わせてください。

 

子どもの頃にたくさん失くしものをした子の方が。

大人になって逆に大切なものを忘れない、そんな大人になるんですよ、と。

 

みなさん。

大切なもの。

忘れてませんか?

 

子どもたちの失くしものに怒る前に。

少しだけ深呼吸して。

夕焼けでも見ましょうよ。。。

 

。。。

 

。。。

 

。。。

 

。。。

 

。。。

 

。。。って、やかましーわ。

昨日の夕飯を思い出せなくなったら、ワシは旅に出ます。 ©親男
 

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