どーも、朝の地下鉄が嫌いなのはみんな余裕がないところで、なのでチャリ通勤をこよなく愛する親男です。
(カリカリ、トゲトゲ、イライラすんなよな、ボケども!と、カリカリトゲトゲイライラする自分がイヤ。)
さて。
そんな大人の灰色な世界が朝の地下鉄ワールドでは広がっているので。
雨や雪で(明日、東京地方は雪かも。。。最悪や。)地下鉄に乗らなくちゃいけないときは。
結構憂鬱です。
ただまあ。
とかく朝は。
アホみたいに朗らかにいろよ、と言われても。
灰色の地下鉄の先が黒色の職場なら。
そんなわけに簡単にいくかよ、という気持ちになるのも。
無理からぬことではあると想像はできます、その昔、私もそんな職場に通っていたことがありましたので。。。
と。
そんなこんなの朝のひとときで。
なんか、ほっこりしたことが今日ありまして。
いいもんだなと思ったので。
ここに記録であります。
(ブログを書いていると良いことも悪いことも全部ネタになるので、生きてりゃ全部丸儲けであります。)
わが家のオンボロマンションには。
同じフロアにとてもやさしい女の子が住んでいます。
次男坊ピノッキ1年坊主と次女ぽにちゃん年中さんよりも少しだけお姉さんなので。
積極的にどうこうしてくれるというわけではないのですが。
いろいろと二人と一緒にいる私なんかにも気を使ってくれます。
彼女が一番気を使ってくれるのがエレベーターで。
1年坊主と年中さんといったとかく世話の焼ける子どもたちと一緒にバタバタしていると、先にエレベーターホールに行ってエレベーターを呼んでくれたり、エレベーターが来たときも待ってくれていたりするわけです。
ワシが「ありがとねー」と言うと、いつも恥ずかしそうにしている、そんな感じの女の子です。
で。
本日。
例の如く、朝の小1坊主と年中さん女子は。
玄関のドアを開けたところから靴を履かなかったり、ランドセルを背負わなかったりでバタバタしていたわけです。
ドアを開けて外で見ているワシと。
中からプレッシャーをかける妻ベリーさん。
間に挟まれた二人はドタバタノロノロ、みたいな。
で、ようやく二人が靴を履き終わったので、エレベーターホールに向かったら。。。
エレベーターが待っていて。
その中には恥ずかしがり屋さんのやさしい女の子が「開」ボタンを押して待っていてくれたのでした。
ありがてー、と思った次の瞬間。
マジでやべー、と思ったのは。
なんとそのエレベーターの中には上の階から来たおっさんも乗っていたわけです。
おっさんは。
関係ない階に止まって。
知らん女の子が乗ってきて。
なぜだか「開」を押して。
なぜだか一緒に待っている謎の状態。
おぁー。
いつから止まっているんだ?
たぶんその女の子は。
私が玄関のドアを開けて、うちの二人に「はよせー!」と言っているときから気を使って待っていてくれたのかも。
と思ったら。
相当。
いや結構。
待っていてくれたんだと。
朝の一分間は体感では正月三が日と同じくらいとよく言いますが。(言わねーよ)
能動的な行動で待っていてくれた女の子はまだしも。
受動的に待たされていたおっさんはさぞかしイラついたことだろうと。
このエレベーターの箱で、ワシは1階までどう振る舞えばいいのか。
マジで悩ましい状態に突入であります。
おっさんにいきなり謝ったら、女の子は自分の行動が悪かったと思っちゃうし。
(ワシに頼まれたわけでもないのに、小さい子二人を抱えるワシを慮ってくれていたわけだし。)
女の子に高らかにお礼を言ったら、おっさんは気分悪いだろうし。
(おっさんはマジでただの被害者だしね。。。)
オラは一体どう振る舞えば正解なんだ?
ということで。
エレベーターを降りるとき。
小学生組の女の子とピノッキを先に行かせて。
後ろから出てくるおっさんには。
ドアを手で押さえつつ。
深謝したというわけであります。
そしたら。
「いやー全然、そんなこと!」
と許してくれました。
あ、あなた、できたお人や。
できた人や〜。
今日はえーことあるでー。
やさしい世界であります。
世界は思いやりでつくられているぜ!
待っていてくれた女の子にも。
それを被ってしまったおっさんにも。
ぜひとも幸あれ。
お二人のおかげワシは素敵な木曜日のスタートを切ることができました。
つーわけで。
みんな朝は優しさと思いやりで行こうぜ!
というお話でありました。