親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【映画鑑賞】「君たちはどう生きるか」を観た。

どーも、世の中の腐れおっさんどもこそ、小説の「君たちはどう生きるか」を読むべきなんだろうと思うけど、どうせ読みもしないし、読んでも何も思わないんだろうな、なんて暗澹たる気持ちになる親男です。

(そいつらが世の中(とまでも言わなくても組織なんか)を動かすパワーを持っているなんて、何かの冗談かよって思います、実際。)

 

さて。

 

って。

そんな徒党を組まなきゃ何もできないアホおっさんどものことなんかどうでもよくて。。。

本日、映画「君たちはどう生きるか」を観てきましたよ。

 

今日、わが家に。

はてなブログで人気のぎん太くん兄弟+お母さんが遊びに来てまして。

両家のお母さん+子どもたちの会にこんなおっさんがいても水を差すだけでしょうと。

ワシは外出したわけです。(気の利くおっさん、とでも呼んでください。)

 

(ちなみにぎん太くんのブログはこちら👇。リアルぎん太くんはハンサムイケメン。)

kspengin.hatenablog.com

 

で。

毎度一人になると仕事をしちゃうわけですが。

今回も2時間ほどカフェで仕事して。

 

事実ワシは仕事好きではありますが。

なんかパリッとしない休日になっちゃったな、と。

 

だから。

もっと今日一日を有意義にしたいもんだなぁ~、と思ってたところ。

映画を検索したら近所で「君たちはどう生きるか」をやっていたので。

じゃあ観てみるか、と。

 

観にいった経緯はこんな感じであります。

(なんでこんなに長々と観に行った経緯を説明したのかというと、タイミング的にはまるでアカデミー賞を獲ったから観に行ったみたいでカッコ悪いので、言い分け的に書いているわけです。)

 

で。

観終わった後。

 

ネタバレなしで。

端的に逆説的な感想をお伝えするとすると。

 

この映画が米アカデミー賞の長編アニメーション賞を獲ったこと自体が滑稽で。。。

 

「映画」という表現において。

 

米アカデミー賞が愛でているものの対極にあるのがこの映画かななんて思ったわけです。

 

多様性が―

アジア系が―

持続可能でー

マイノリティーがー

メタファーが―

象徴が―

 

全部、バカじゃん。

 

というのがこの映画を観た私の感想なのでした。

 

人が見た「夢」や「心象風景」に意味付けして。

「神話」に現代の善悪の理を持ち込んで。

といったことが。

いかに意味のないことなのかを。

まざまざと見せつけたのが、この映画で。

 

だから。

この映画はすごい!と思ったわけです。

 

 

宮崎駿監督。

最後の最後に。

自分の「心」というか「はらわた」を。

惜しげもなく表現しちゃうなんて。。。

 

それを。

監督に与えられた特権をフルに活かして見せつけるなんて。。。

 

やっぱすげーや。

 

 

 

 

ということで。

 

 

まあ、なんのことやらって感想でしょうけど。

 

つまり。

私の拙い表現では。

残念ながらこのくらいしか無理なわけです。。。

 

言語化した瞬間から陳腐化が始まるような気がして。

それができるできないに限らず。

「言葉」にしたくない、が素直な感想なのでした。

 

つーことで。

暇なおっさんの休日は。

ことのほか有意義になったというわけであります。

 

(しっかし、ぎん太くんはイケメンだった。って映画と関係ねーわ。)

 

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