親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【旅の意味】日常とのバランス

どーも、出張で絶対に会社用におみやげを買わない親男です。

(持って帰るのがそれなりに面倒くさいのに、なんのありがたみもなくムシャムシャ食べられることになんの意味があるのか不明であります。ま、言い換えれば、ケチ、とも言います。)

 

さて。

 

出張ラッシュはまだ続いているわけですが。

家に帰ってきた次の日の「日常」はそれなりに新鮮な気になるのが不思議です。

 

出張中、私は結構歩く方だと思います。

普通は交通機関やタクシーをつかうような距離でも。

5,6キロくらいなら普通に歩いちゃいます。

なので、帰ってきてから自転車に乗ると。

歩きと違うそのスピードに改めて感動したりして。

毎日毎日の繰り返しで慣れきっているはずなのに、また新たに見つめ直すきっかけになったりするわけです。

 

つまり、旅ってそういう効果があるのかな、なんて思うわけです。

 

日常と旅のバランス。

 

旅に生きて、旅で人生を過ごすタイプの人は古今東西いると思うのですが。

いわゆる普通の生活を過ごす人にとってはその日常と旅のバランスが大事じゃないのかなと。

 

どっちに偏っても生き抜けなくて。

 

日常が多めなら閉塞するし。

少なめなら不安になるし。

 

旅が多めなら未来が見えづらくなるし。

少なめなら未来を楽しめなくなるし。

 

。。。まったく難しいものであります。

 

 

例えば、父、私、息子の3世代が大好きな映画である「男はつらいよ」の寅さんは。

日常に馴染めない旅に生きる悲しい存在なわけです。

 

山田監督の一流の技量と渥美清さんの一流の演技力で「喜劇」になって私達は笑うわけですけど。

裏を返せば、「旅の非日常<日常の尊さ」ということを「寅さん」という存在を使って、イヤになるほど強調していると思うわけです。

そう、寅さん好きとしては、かわいそうになるくらいに残酷にそれを強調していて。

観ていてつらくなるシーンも結構あったりします。

 

なので。

寅さんと比べて圧倒的に普通人のワシは。

旅と日常のバランスを保つことがとても大事なんだと思うわけであります。

 

どっちが崩れても。

なかなかうまくは行かない。

 

旅に行けなかったら行けなかったで、さんざん愚痴るわけですけど。

愚痴ってたまに行くくらいがワシにはちょうどいいわけであります。

 

ということで。

 

そんでもって、来週はまたまた大阪です。

 

少し間が詰まっている気もしますが。

 

まあ、バランスを保って、行ってまいります。

帰りの新幹線から撮った東京タワー ©親男
 

 

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