親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【子育て中の嫌な思いは】案外忘れてた。。。

どーも、物事をすぐ忘れるクセは嫌なこともついでに忘れるので案外悪くはないと思う親男です。

(というのは本人だけの弁であり、家族的には「前も言ったよ」みたいなことのオンパレードをつくりまくっているので、良くはないのかもしれないです。。。)

 

さて。

 

いつも言っていることなので恐縮ですが。

わが家は現在16年間幼児と一緒の生活。

 

なので。

大概のことには慣れちゃいました。

だから。

普通の子育て中の親御さんと感覚が違うというか。

面の皮が厚くなったというか。

いちいち世の中の反応を見て、気にしながら子育てなんてできるか、ボケ!みたいな心持ちなわけであります。

(一応、妻ベリーさんのために言っておきますと、そう思っているのはワシだけです、たぶん。)

 

で。

なんでそんなことを考えたのかというと。

 

本日の東京地方は雨。

ゆえに。

ワシはチャリ通ができず、大嫌いな地下鉄通勤(地下鉄自体は嫌いじゃないですが、通勤で使う地下鉄が嫌い)。。。

で、今週の雨はしつこく。

帰りも雨。(晴れてたらレンタサイクルで保育園のお迎えに行くわけで。。。)

なので、帰りもイヤイヤ地下鉄で保育園へ。

 

そしたら。

満員電車の2歩くらい手前の混み具合に乗っているお母さんと娘さん。

娘さんはたぶん2歳くらい。

むずがり始め、「イヤイヤ!」って言い始めちゃうわけです。

 

私、その時、グルリと周りを見渡して嫌な顔をしているヤツがいないことを確認したわけでけど。

お母さんにそんな余裕はなくて。

ひたすら対象不明の「周り」に謝っている状態。

 

で、ふと。

ワシも満員電車やそれ一歩手前の混み具合でいろいろあったなー。

と思い出しました。

 

つかつかとそばに寄ってきた婆さんに「バギーをたため!」、「非常識だよ!」なんて言われたり。(わざわざこの状況で言ってきたオメーが非常識だ、と。)

 

乳幼児連れの家族で乗った列車であからさまに嫌な顔をされた挙げ句。

わざとらしく耳をふさがれたり。。。

(稚拙な嫌味だな、バーカ。と思いましたけどね。)

 

と。

こんなことは枚挙に暇はなくて。

それぞれの時にそれなりに嫌な思いもしましたが。

だんだんメンタル鋼になるし。

そもそも気にしてらんないし。

 

てな感じで。

そんな事もすっかり忘れていたわけです。

 

子育て中の嫌な思いってほじくり出さんと忘れてんだなー、なんて思った出来事でした。

 

 

ということで。

 

ここで一つ大事なことをお伝えしますと。

 

子どもがむずがっている時に、あやしていただけるその心持ちは大変あったかく、ありがたいのですが。。。

 

実は。

「親的」には結構重荷なのです。

 

ここはただただ見守っていただけるだけがありがたいわけです。

 

と言いますのも。

当たり前だけど。

子どもによって、むずがりの理由も、リカバーの仕方も千差万別なので。

その周辺情報を知らない人が、ひょっこりうまくやれることって実はなかなかないことを一番良く知っているのは親で。。。

 

そんでもって、その純粋な「善意」に。

残酷にも金切り声を上げ続ける自分の子どもに。

ただでさえ手を焼いているのに、さらに追い打ちかけて罪悪感まであって。。。

 

だから。

無理してあやさなくてOKで。

 

ただただ見守ってほしいと。

 

こういうわけであります。

 

つーわけで。

なので、今日もワシはあやさず、周りでそのお母さんと娘さんがなんか嫌な思いを感じて(くらいだったらまだ良くて、物理的に嫌なことをされないか)、勝手に見ていたわけであります。

 

 

さいーごに!

大事なことなので念のためお伝えすると。

 

おっさんは。

どんなに子どもが好きでも。

ずっと見ていると変なやつだと思われちゃったりするので。

その辺はうまくしましょう!

 

ワシは子どもが好きなのですが。

自分が一人のときは。

その辺、お母さんが不安に思って良くないので。

一応ほどほどにしています。

ぽにちゃんのカメラ。 ©親男
 



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