親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【家事は】「お手伝い」じゃない。

どーも、全国家事嫌い選手権で10年連続1位を取って、ついに殿堂入りした親男です。

(いつか世界を夢見る家事嫌いであります。)

 

さて。

 

つい先程まで。

わが家ではその家事で大揺れで。

シッチャカメッチャカ状態でありました。

 

上の子チーム(高1男子と中1女子)が。

子どもたちの家事領域である「洗濯物畳み」で大ゲンカ。

思春期二人組が売り言葉に買い言葉でやり合いはエスカレート。

 

私が風呂から上がって来たときには。

兄妹喧嘩の頂上決戦の様相を呈していました。

 

下の小チーム(小2男子ピノッキと年長5歳ぽにちゃん)は。

翻弄されていてかわいそうでした。

ピノッキは兄の行き過ぎた言葉を「それは〇〇ちゃん(長女のこと)に言い過ぎだ!」と指摘して。

ぽにちゃんは家族が不穏な空気になるといつもそうしているのですが。

怒り出しそうな人を回っては「まあまあ」「そんなに怒らないで」「なぐさめてあげて」と小さな体で駆け回っています。

 

で。

ワシは何をしたのかと言いますと。

普段は大喝するのですが。

なんか今日は違う気がして。

それぞれを見てました。

 

なんか。

上の子チームはいわゆる「家事」を誤解してるかなーなんて思います。

 

一般的な家庭であるわが家では。

家事は外注すること(家事サービスを日常的に頼んだり、ハウスキーパーさんにお願いしたり)はなく。

家族自らで対応しなくちゃいけないことなわけです。

 

つまりは嫌だろうがなんだろうが。

嫌いだろうが、反吐が出ようが。

蛇蝎のように思おうが、天敵だろうが。

 

生きてりゃ発生して。

対処しなくちゃいけないわけです。。。

 

で。

上の子チームたちの大きな誤解としてあるのは。

そんな生きることに必然である「家事」が。

「お手伝い」という言葉にすり替わり。

 

ただ言葉が変わっただけで。

 

主体が自分たちじゃなくなり。

主体は親である私たち夫婦になり。

そこに対する補助、サポート、サブ的なイメージになっちゃっているかな、と。

 

そしたら。

そりゃ不満にしかなりません。。。

 

「部活で忙しいのに」

「受験だし」

「宿題や予習がたっぷりあるし」

「朝練だし」

「友だちと遊ぶし」

「他の家の子はこんなことしてないし」

 

だ。

か。

ら。

 

「お手伝い」はやらなきゃいけないのは分かっているけど。

イライライライライライライライライライライライライライラ

イライライライライライライライライライライライライライラ

みたいな。

 

 

 

でも。

 

それが間違いなのであります。

若造どもよ。

 

洗濯しなくちゃいけないTシャツやパンツを履いてたやつは誰だ。

昼に食わなきゃいけない弁当は誰が誰のためにつくっているんだ。

家族の晩飯の料理は誰がどんな思いでつくってるんだ。

風呂場やトイレが汚れるのはなぜだ。

 

下の子チームはまだ「お手伝い」でいいかもしれないけど。

図体は完全に大人になっている上の子チームが。

「家事」を「お手伝い」な発想でいる事自体が恥ずかしいことだって。

気づくべきなんだと思うわけです。

 

 

ということで。

 

わが家の家事は分担制です。

 

生きるために必要なことを分担して。

 

家族で協力して生活していくってことです。

 

家事なんて別に好きになる必要はないと思います。

(つーかワシ自身がいまだに大嫌いだからね。。。)

 

しかし、誰かがやってくれている家事に胡座かいているようなやつは。

自分のケツも満足に拭けない青二才だってことに。

 

そろそろ気づいてほしいな、なんて思うわけです。

 

つーか、それは極めてダセーことなんだぞ。

と。

 

つーことで。

今日も元気に大嫌いな家事に対峙するワシなのであります。

このあいだぽにちゃんがつくったてるてる坊主。 ©ぽにちゃん
 

'