どーも、少し前ですが『シン・ウルトラマン』を次男坊と観に行った親男です。
(無類のウルトラマン好き親子です。で、レビューを書こう書こうと思っているのですが。。。正直、世の評価と真逆の感想で水を差すのもなんだしな~なんて思って、なかなか書けません。)
さて。
わが家の次男坊ピノッキ5歳は無類のウルトラマン好き。
片仮名と平仮名が読めるようになったら。
家に何冊もあるウルトラマン図鑑を熟読し始めて。
あろうかことか。
ウルトラマンの師匠であるはずの私の知識を軽く脅かし始めました。
ねー お父さん 知ってた?
から始まる彼のウルトラトリビアに最近は付いていくのがやっと。
たまにガチで知らないことを言われたとき。
知っているふりをしてチンケなオヤジのプライドを維持するか。
知らないことを正直に打ち明けて彼に教えを乞うか。
悩めるおっさん親男なのであります。
で。
そんなピノッキと私なわけですが。
自然と会話にもウルトラ臭がにじみ出てきて。
古くて薄暗いビルの階段を二人で歩いているとき。
こんなところだったらバルタン星人いるかもね~
なんて脅すと。
少し前までは、私の手をギュっと握り返してきたり。
私にまとわりついてきたりしてたわけですが。
5歳になった今では。
バルタンはいないよ ホントにはいないのピノッキは知ってるよ
と寂しいことを言うようになってきたわけです。
ま。
遅かれ早かれですしね。
それもまた成長。
仕方がないっちゃ、仕方がない。
で。
そんなこんなで。
本日。
事件が勃発であります。
夕食後、今日も今日とてウルトラ図鑑をめくって熟読するピノッキ。
いくつもある図鑑の中でも写真が現在の撮り下ろしのものではなく。
昭和期のテレビ画像から写真を持ってきている図鑑で。。。
ウルトラマンゾフィー(ウルトラ兄弟の長兄であり、宇宙警備隊の隊長。私が子供のころは最強説がありました。)の昭和の写真を見て。
ピノッキが質問をしてきました。
お父さん このゾフィーの手のところにあるチャックみたいなの何?
と。
いや、まあ。
そりゃあ、まごうことなくチャックであり。
大判の写真でその辺が出ているものを子供向けの図鑑に使うあたり。
編集者の詰めの甘さが感じられますが。
それはまあそれとして。
ピノッキにもその辺の大人の事情も含めて話してもいい頃かな。
なんて。
少なくとも。
バルタン星人や怪獣はこの世にはいないと思っていることを公言している彼なので。
それを踏まえて私はこう言いました。。。
ピノッキ そりゃ チャックだよ。人が入っているからチャックがないと脱ぐときに大変だろ
と。。。
。。。
。。。
。。。
。。。そしたら。
え ウルトラマンって人が入ってるの?
と。
。。。
。。。
。。。
。。。お?
マジかよ。
マジかよ。
マジかよ。
マジかよ。
私、特撮ヒーローもので一番言っちゃいけないやつを言っちゃったってやつですか?
マジでヤバい。マジでヤバい。マジでヤバい。マジでヤバい。
子供の好きなヒーローに対して。
ワシはなんてことを言ってしまっただよ。
で。
私は焦り倒して。
なんて冗談!冗談だよ。 チャックに見えているのはウルトラ兄弟の何かだよ
と、究極バカっぽいフォローをしたところ。
ピノッキは。
ふーん チャックに見える何かなんだ
と。。。
ということで。
ピノッキが無駄に固執してこなくてマジで助かりました。
今回私が犯した罪のレベルは「ウルトラ5つの誓い」に後ろ足で砂をかけて、唾を吐くようなものであり。。。
ゴルゴダの丘に磔レベルなわけであります。
しかし。
ピノッキはバルタン星人はいないと思っているのに。。。
じゃあ一方でウルトラマンはなんだと思っているんだろう。。。
ホントに不思議な謎なんですけど。
もう怖くて聞けないワシなのでありました。。。