どーも、小さい頃、親に怒られるとクヨクヨして、夜寝るときに神様に謝っていた親男です。
(「こんな悪いことをしちゃいました、ごめんなさい」と。。。なんて考えると、いつから私は薄汚れ始めたのでしょうか。。。「薄汚れた大人になっちゃって、ごめんなさい」。。。)
さて。
本日。
夕食後。
今日、わが家にしてはめずらしくお風呂のベルトコンベア(子供たちが順番に風呂に入って出てくるコンベア)がうまく行って。
比較的早めに全員のお風呂が済んだわけです。
で。
私は禁断のソファーでの一休み。
からの。
ストンと寝てしまったわけです。
(ニュースで梅雨明けのことを見て、マジかよ、なんて思った5秒後くらいのことですね。)
そして。
しばらく経ち。
うっすら意識の中で。
次男坊ピノッキ5歳が妻ベリーさんから怒られている感じがする。。。
あー、だんだんベリーさんの声がマジモードになってきたなぁ。。。
しかし。
ピノッキもそんな怒られるんだったら、早く動けよなー。
何やってんだよー。
なんて思っていたら。
唐突に!
ベリーさん「○○!もうみんな寝る時間だから起きて!!!」
(○○は妻ベリーさんが私を呼ぶ時の呼び方で。世界でこんな呼び方をされているのはたぶん私だけでしょうね。。。という変な呼ばれ方です。)
一瞬ソファーから転げ落ちそうになったわけです。
今までピノッキに向いていた矛先が私?って。
で。
ピノッキの行動を見たら。
まるで寝る前のお片付けをやる気ゼロ。
オマケにベリーさんが何度言ってもダラダラとやったりやらなかったり。
次女こっちゃんの手伝いをしたりしなかったり。
。。。
。。。
。。。
。。。これは「喝」だ。。。
ガラガラドーン!!!
昭和生まれのお父さんを舐めんな!
星一徹や。
寺内貫太郎や。
磯野波平や。
あばれはっちゃくの父ちゃんや。
アルムおんじ。
といった数多くの頑固おやじを輩出した昭和に少年期を過ごした父ちゃんが怒るとどうなるものか!
なので。
ピノッキはべそかきながら怒られて。
泣きながらブロックを仕舞い。
涙を拭きながらウルトラマンの図鑑を仕舞ったわけであります。
そして。
子供たちは歯磨きを終えて寝室へ。
少し怒りすぎたかな。
なんて思った私はやっぱりその昔の頑固おやじほどの歯ごたえもないわけで。。。
そんな風に考えつつ、コーヒーでも淹れようかな、なんて腰を上げようとしたら。
。。。
。。。ペタ。
。。。ペタペタ。
ペタ。
と。
足音が。
ふと見ると柱の陰からさっき大目玉を喰らってベソかいてたピノッキが私を覗き込んでいて。
「ねぇ お父さん 知ってた?」
「はじめて出てきたドンキーコングって、マリオをいじめる悪者だったんだよ」
。。。
。。。
。。。私は心の底からギャフンと言いましたよ。。。
ということで。
これがピノッキの持ち味であり。
いいところ。
クヨクヨするっちゃするんですけどね。
そんなもの「秒」で解決(したのかどうなのかは本人しかわからないけど)。
そうそう、このことをお父さんに教えてあげなくちゃ、という使命感があるので。
その使命感にかかればさっきお父さんから大目玉を喰らったって記憶なんざ瞬間冷却であります。
私、そういう彼の考え方にはとても関心があって。
そして感心しちゃうわけです。
うーむ。。。
ただ。
さっき私が怒ったことはホントに彼に伝わり。
しっかり記憶に残っているかは。。。
少し怪しくもあり。。。
ホントどっちがいいのかな。なんて思ったりするわけであります。