親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【スポーツ教育】に求めるもの

どーも、小学校の頃にやっていた野球が生涯を通じて唯一大嫌いなスポーツだった親男です。

 

 

さて。

 

もうすぐWBCが始まりますね。

昨日の強化試合で。

大谷選手の技ありパワフルホームラン×2はマジで熱くなりました。

ワクワクです。

(って、よく考えると初戦の日、私と妻ベリーさんは夫婦そろっては始めてのインスタライブをする予定なんです。。。やる前から完全に裏番組感。。。)

 

で。

 

スポーツってやるのも、観るのも。

やっぱワクワクできるのが良くて。

それが最大の魅力なのかなと。

 

自分がコツコツ頑張って、見たことのない景色を見ることができたり。

スーパースターたちの筋書きのないドラマを見たり。

今までいろんなスポーツをやってきましたが。

そういうところに醍醐味があって。

スポーツは全世界の人々魅了するんだと思います。

 

で。

 

なんで今さらそんなあったりまえのことを考えるのかと申しますと。

 

残念なことに。

スポーツ教育にはそういったワクワクの醍醐味を忘れている一部の人がいるんじゃねーのかなー、なんて思ったわけです。

 

と言いますのも。

わが相棒長男坊はそもそもスポーツが大好きで。

小学校の頃にのめり込んだドッジボールでも、献身的なコーチたちに出会って。

ホントに👆で書いたようなスポーツの魅力を感じながら過ごせたと思います。

そんでもって。

今でもスポーツはバスケ部部長でのめり込んでます。

 

が。

 

先日、とある選抜のトレーニングから帰ってきた長男坊の顔色がすぐれず。

聞いたところ、その日出会ったコーチからの指導があわなかったとのこと。

詳細はあまり聞きませんでしたが。

理想像と現状自分自身のやれることのギャップと。

そんな自覚の中で受けた指導に対して「わかっちゃいるんだけど、何をどうすればいい」状態のジレンマ。

そして、使われた言葉のキツさ。

なんかがあったのかな、なんて推測するわけです。

 

昭和のスポーツ教育を受けてきた私とっては。

どれもスポーツ教育あるあるで。

 

そこを乗り越えてこそ、見込みある選手になれる。

 

という定番のセオリーをもとに。

歯を食いしばって続けたり。

悔しさにうつむいたり。

指導に対する恐怖で体が固まったり。

ついでに、精神も固まったり。

「明日」が怖かったり。

練習のある日の雨が嬉しかったり。

(「やったー楽なインドア練習や」みたいな。)

 

そして。

そんなんでもこんなんでも。

そこを乗り越えてこそ見込みある選手になれるって。

 

誰も信じて疑わなかったのが。

私がどっぷり浸かっていた昭和のスポーツ教育だったわけです。

(冒頭の小学校の頃の野球がまさにそれの象徴でした。)

 

。。。

 

 

。。。

 

 

。。。

 

 

。。。でも、それってホントなのかな。

 

 

スポーツが楽しいだけで何が悪い。

 

スポーツがワクワクするだけで何が悪い。

 

ホントに歯を食いしばらなけりゃいけないものか?

 

忍耐や我慢を学ぶためのものか?

 

乱暴な態度や言葉遣い、そういったものに慣れるためのツールなのか?

 

全体力と全人格を否定されるギリギリのところでしか、獲得できないものなの?

 

でもね、トップアスリートたちはそういった環境をクリアしてこそ、到達できたものがあるんだから、やっぱり大切なことなんだよ。

という人がいるかもしれないけど。

 

私は。

でもね、トップアスリートになりたい人と同じメニューを普通にスポーツを楽しみたい人に適用すんなよ、バーカ、って思います。

 

なんでもかんでも。

トップアスリートのやり方をお手本にされたら。

一部の人を除いてみんなスポーツが嫌いになるって話。

 

 

 

義務教育の中の体育は。

体を動かすことが好きだろうが嫌いだろうが、有無を言わさず、なので。

好き嫌いが出るのは当たり前なのかなって思います。

が。

そのスポーツに興味があったり、好きだったりする子たちが門を叩いてきたようなクラブ活動や部活動みたいな場合は。

楽しくワクワクできることを重視するべきなんじゃないかと思うわけです。

 

その中でトップのクラブチームに行ける子は行けばいい。

 

でも大半は普通に生涯に渡ってそのスポーツを楽しむ層なわけで。

 

そういう子達にスポーツの魅力を伝えられない大人は情けないな、と思います。

 

てか、大人の事情をスポーツを通じて子どもたちにぶつけて。

スポーツを通じて子どもたちを利用して。

何やってんの?

恥ずかしくねーの?

 

 

 

 

ということで。

 

大人自身がやるスポーツが人気なのは。

 

子どもの頃みたいな有無を言わさず歯を食いしばらされるようなことがないからなんじゃないかなと思います。

 

自分のペースで、楽しみながら進める。

うんうん。

これなら人気も出るはず。

 

 

翻って。

なんで子どもたちは一部の昭和のスポ根コーチに曝されて。

スポーツの魅力を見出しづらいんだろ、って思うわけです。

 

スポーツは。

ルールがあって。

どんなスポーツだって、それを守らなければ負けます、それは絶対。

 

そこを厳しくわからせてスポーツに臨ませたら。

 

いたずらに厳しい言葉や態度で子どもたちを追い詰める必要なんて。

 

皆無だろ、って思うわけであります。

 

 

つーわけで。

 

最後に。

もう一回言いますと。

スポーツが楽しいだけで何が悪い。

スポーツがワクワクするだけで何が悪い。

って結構マジでそう思います。

 

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