どーも、典型的な昭和の亭主関白だった私の父の思い出の料理はグチャグチャになったスクランブル餃子だった親男です。
(オフクロが旧友たちと旅行に行ったとき、まったくやったことのない料理をして、豪快に失敗したやつですね。大人しく外食しておけばいいものを。。。)
さて。
👆の例のように。
お父さん、お母さん、どちらも。
子どもたちにとっては何か象徴的な料理があると思いますが。
みなさんの料理は何でしょう?
我が家の場合、ベリーさんは「チキンステーキ」。。。
と。
たった今、長男坊の"くう"に聞いたら、言っていました。
って。
ベリーさん、チキンステーキについては、「ヘルシオにお任せなので簡単!」みたいなことを言ってた気がするんだよな。。。それをおふくろの味って。。。
(と、私が言ったら「バナナケーキ」と言い直してたけど。それもまたいかにも”ベリーさん”のレパートリーみたいで、取って付けた感じです。。。聞くヤツを間違えたかも。。。)
まあ、ベリーさんは毎日いろんなものをつくってくれるので。
いざ「おふくろの味」と言われても困っちゃったんだろうな、と。
で、一方。
毎日料理しない私がつくる「親父の料理」って何かと言いますと。
たぶん子どもたちもベリーさんも「タコ焼き」と言うんじゃないだろうか。
なんせ目の前でま~るくなっていく料理パフォーマンスが待っているみんなのハートをゲットだぜ!
👇👇👇。
その昔。
関西人ではない私は。
なかなかおいしいタコ焼きをつくることができず。
何が悪いんだろうと考えていました。
そしたら、近所に大阪から引っ越してきたおばちゃんが焼くタコ焼き屋をたまたま見つけて食べてみたら。
メチャクチャうまい。
で。
何度か通って。
ひたすらおばちゃんの手元に注目して。
タコ焼きをおいしく焼くためのたった2つのことを発見。
一つはタコ焼きのタネは恐ろしく。
不安になるくらい。
シャバシャバでOK。
ということ。
以前の私はそのシャバシャバ感がちゃんと丸められるか不安で。
お好み焼きのタネくらいもちっとしたドロドロのものをつくってました。
でも、それではダメ。
それじゃあ、中はトロッとしてて外側がカリッとしたやつはつくれないわけであります。
そしてコツのもう一つは。
タコ焼きの鉄板は鬼アツでOK。
ということ。
中途半端なぬるい鉄板では。
じっくり火を通しちゃうから、中はトロッにならないわけです。
おばちゃんのところの鉄板はガスだから強力で。
しょせん家庭用のホットプレートのわが家では火力が全然足りないわけですが。
しかしホットプレートくんの最大マックスエネルギーを放出させて。
あらかじめしっかり鉄板を焼いておけば、まあいい感じなわけです。
👆みたいなタコ焼きのコツは。
家庭に一台たこ焼き器が必ずあって。
嫁姑はそれぞれのタコ焼きの焼き方で確執がうまれ。
クラスのほとんどの子の弁当はタコ焼きがおかずで。
家でも晩酌のつまみがタコ焼きで。
夕飯の主菜もタコ焼きで、副菜はタコ焼きソースと紅しょうがで。
締めのデザートもいわんやタコ焼きで。
冠婚葬祭でも必ずタコ焼きを食べるという。
そんなゆりかごから墓場までタコ焼きを食べ続けている関西の人たちからしてみれば。
超絶ウルトラ吐くほど当たり前のことなのかもしれないけど。
なんせ雪国育ちのワシにとってはタコ焼きを家で焼くという風習はなく。
(冷凍をチンしてましたよ。)
大阪のおばちゃんの手元からコツを盗むしかなかったズラよ。。。
というわけで。
本日。
タコ焼きをしました。
というただそれだけの内容で。
いったい何を書くのか迷って。
関西の人を敵に回しつつ、👆のようなことを書いたと、こういうわけであります。
そういや、タコ焼きは親父のパフォーマンスになる、と書きましたけど。
本日のわが家はこんな雰囲気で焼きましたよ。
長男坊(くう):模試とその後のバスケで疲れ切って寝てる。
次男坊(ピノッキ):週末に熱を出しちゃって回復しつつあるけど寝てる。
次女(ぽにちゃん):お昼寝ができなかったので、夕方からしっかり寝てる。
長女:静かに宿題の作文を書いている。
ベリーさん:原稿を書いている。(焼いてるとこの写真は撮ってもらいましたけど。)
つまり。
わが家にしてはとてもめずらしく。
鬼のようにシーンとした中。
だーれも見てやしないホットプレート相手に。
父さん一人で。
パフォーマンスしてたとさ。。。
。。。
。。。
。。。
。。。って。
。。。おーい、誰か起きろ〜。
このままじゃ、お父さんかわいそーだよ〜。