親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【子どもに抜かれるということ】親の本望。

どーも、親はすべてにおいて子どもに越されるべきだと信じている親男です。
(知識でも経験でも。「超す」「越す」という言葉が当てはまればすべてにおいてそうであるべきだと思っています。)

 

さて。

 

先ほど家で映画「碁盤切り」の予告編を観ていて。

gobangiri-movie.com

 

妻ベリーさんとその映画の感想(というか観ていないので期待)を話していたら。

 

下の子チーム(小2次男坊ピノッキ、次女5歳ぽにちゃん)がそばに寄ってきて。

「ナニナニ〜?」と。

ワシ自身が観てない映画で、時代劇で、復讐劇で、題材が「碁」なんて映画を彼らにどう説明すればいいのかめんどくさいなーと思っていたところ。

 

「碁」に反応を示したので。

話を逸らすことにして、碁のことをピノッキに話しました。

 

 

かつて、私と長男坊(高1)は将棋や碁やチェスをやっていたということを。

 

将棋は教えた私をあっという間に長男坊が超えていったこと(区で準優勝したりしてました。)

 

碁はイマイチ私達にセンスがなくて続かなかったこと。

 

そして、チェスは二人でやり始めたのですが。

ありがたいことに将棋ではまったく長男坊に歯が立たなくなった私でも。

手を知らない状態の私達だと辛うじて私が勝ち続けて。

そして。

やるのをやめたこと。

 

 

そんなことをピノッキに話していたわけです。

(長男坊は図書館で勉強中。)

 

当然。

ピノッキは「どうして二人はチェスをやめちゃったの?」と聞いてくるわけですが。

 

私は。

「お兄になんでも全部負けちゃうのが嫌で、チェスだけは勝った状態のままにしたかったから。」

とピノッキに言ったところ。

 

ピノッキは「え〜」っと言ってニヤッと笑ってました。

 

そんで。

それを横で聞いてたベリーさんは「正直だね〜」と笑ってました。

 

 

ということで。

 

私は親として。

冒頭に書いた「親はすべてにおいて子どもに越されるべきだ」というのは持論で。

ほぼ信念なわけですが。。。

(子は親より幸せになるべきだ。)

 

だけんども。。。

 

だけども。。。

 

一つくらいは抜かれないことがあったほうが。

むしろ人間らしくていいんじゃなかろうか。

 

と。

思ったりもするわけです。

 

まあ。

なんでも完璧求めたら苦しくなるしね。。。

 

一滴二滴、信念に不純物が混ざっていても。

別にいいじゃん、人間だもの(by みつを的な。)。。。

 

と。

つまり。

そういうことなわけであります。

子どもたちには朝顔のツルのようにビョーンと伸びていってほしいです。 ©親男
 

'