どーも、食べ歩きができない昨今、「孤独のグルメ」に癒しを求める親男です。(週末の夜中一人で観てます。ありがとうAmazonプライム)
さて、縄のれんからご無沙汰の私にとって「孤独のグルメ」のほかに癒されるのは夕食前にベリーさんがちょっと出してくれるおつまみ。
それが今回のテーマの↓のようなメニューです(昨日(3/18)の「ベリーの暮らし」より)。
週末、夕食前の晩酌で私の定位置は台所の入り口付近。
そこに座ってビールなんかを飲んでいると、夕食をつくっているベリーさんが夕食メニューとは別に何かおつまみを小皿で出してくれるわけです。
それが、
今回のような牛すじの煮込みだったり、
牡蠣のオリーブオイルの蒸し煮だったり、
茄子の揚げびたしだったり、
パプリカのマリネだったり。
で。
子供が4人の我が家で注意しなくてはいけない点としては。。。
それらのおつまみを彼らからどう死守するか。ということに尽きるのであります。
おつまみというのは、ちょっとずつ「つまむ」からいいのであって。
彼らの手にかかると「つまみ」は「鷲づかみ」になってしまう。
至高の小皿おつまみは瞬間蒸発ってやつです。
いわゆる人ができたマイホームパパなら、そこはそれで「うまいか?アハハ。大きくなれよ。」みたいな感じで、子供たちと分け合うのでしょうが(古いけど)。
別に私は人ができてないですからそんなことはしません。
そこで晩酌タイムを鷲づかみでぶち壊されないために取る手段はいくつかあって。
一つ目は「野菜系で攻める」。
子供は総じて野菜が苦手。
なので、野菜系のおつまみはそもそも寄ってこない、というものです。
しかしこの方法はメニューに依存、つまりベリーさんに依存するので消極的です。
で次は、「超熱々にしちゃう」。
子供は総じて猫舌。
なので、おつまみ全般を熱々でいただく、というものです。
しかしこの方法は下の子たちなんかには通用せず。
「フウフウしてね。」なんて、かわいらしく言われるとつい気が緩んでしまうのでダメです。
三番目は「辛くする」。
子供は総じて辛味調味料が苦手。
なので、一味やカラシなんかで大人仕様にしてしまうという方法です。
しかし、この方法は辛味調味料がかかっていない部分をピンポイントで狙われます。
さらに、それを防ぐためにまんべんなくかけてしまうと、おつまみも台無しになるのでやっぱりNGです。
このようにおつまみ争奪戦を勝ち抜くことは4人子供がいる中ではなかなかに至難の業。
そこで、最終手段として。
禁じ手の「隠れて食べる」を選択せざるを得なくなる。
たとえるなら「丁稚奉公が奉公先の台所で隠れてお櫃の米粒を食べている」イメージ。
台所カウンターに隠れて、向こう側で遊んでいる彼らに気取られぬよう息をひそめる。
つまり、おつまみのスニーキングミッションと言えるわけであり。
音を立てずにビールを飲み、息をひそめて酒肴をつまむ。
。。。
。。。
。。。
こんな食べ方、うまいわけがない。。。
うん、自分で書いていて情けなくなったぞ、と。
今週末はもうちょっと人のできた父になろう。
そう心に誓うのでした。。。