親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【夫の妊娠日記⑬】妊娠第16週 〜はじめての胎動!〜

どーも、いまだに夫婦喧嘩のとき、子どもたちに説教されることがある親男です。

 

この日記は今から7年前、妻ベリーさんが第三子(次男坊ピノッキです。今は小1。)を妊娠した時、妊娠から出産までの期間に夫目線で書いていた日記をリライトして掲載するものです。現在4人きょうだいのわが家に新しいベビーが来るというリアルタイムな日記ではありません。「えー!ベリーさん5人目!!!」ではありませんので、どうぞご注意くださいね。

 

さて、夫の妊娠日記第13回目です。

1週間に1回土曜日に更新することに決めています。(ちなみに、この日記は妊娠第40週まであります。)

 

この週は。

赤ちゃんの胎動を感じることできた週です。

 

しかし、ワンオペ育児家事も限界に差し掛かりつつあるワシ。。。

 

では、妊娠第16週の日記をどうぞ。

 

 

NO.81 妊娠第16週 出産まであと168日

風邪の様子から本日はお休みをいただくことに。
今日から妻(注:「妻」は以下「ベリーさん」に変えちゃいます。)にもお弁当をつくる予定だったから、その食材で簡易のお弁当をつくって、私は仕事に。
午前中、明日のクアトロ検査の結果が出ているか、病院に確認を取ったけど、まだとのこと。
明日までに出るか不明らしい。
長男は本日が1年生最後の日。
この1年いろいろあった。(注:現中3の長男坊のことですが。。。いやまじでいろいろありましたよ。夏休みまで泣きながら登校してましたしね。ちょうど引っ越ししたての頃で結構心配しました。。。)
今日はお祝いをしようと昨夜相談したら、息子の大好物の餃子がいいのでは、とのこと。
餃子はもう1ヶ月以上前に食べてしまっていることをベリーさんは知らない、か忘れている。
冷蔵庫の中身は熟知していたベリーさんも3か月も経つと全然分からなくなってきている。
で、夜近所のファミレスで簡単にお祝いをやろうとベリーさんは言ってきたけど、体調のこともあるので、却下して家食に。
チョー簡単ナポリタンでみんなでお祝い。
旦那の不安度 20

 

NO.82 妊娠第16週 出産まであと167日

朝一で家族で産婦人科へ。
息子はベリーさんを守りながら先行して、私と娘(注:現小6の長女です。)は自転車で追いかける。
歩いて産婦人科に行ける距離というのはとても助かる。
クアトロ検査を待つ間、あわせて検診も可能とのことで、急遽お願いすることに。
ただし、検診には区から出ている補助券(?)の提出が必須なのだが、ベリーさんは持ってきていない。
普段は必ず関連する資料などは念を入れて持っているのに……。
で、私が急いで取りに帰るのだが、ベリーさんが置いているといっていた場所にはない。そんな大事な書類なら必ず定位置においているのに……。
ということで、検診+クアトロ検査の結果を聞く。
赤ちゃんはとても元気。
頭囲が前回と比べると1.5倍ほどに。
座高は……、先生が計り忘れ……(いつものしっかりしていて丁寧な先生ではない、土曜日の先生だからか?)。
画面からも元気に大きくなってくれていることがわかったので、まあいいか。
クアトロ検査はネガティブ。
説明は特になく「安心ね」の一言だけ。
クアトロ検査はそういった性質のものでないことは知っているし、説明の少なさにも多少の不満はあるけど、確かにベリーさんともども安心はした。
ネガティブな確率もかなりの低さで何よりも安心しているベリーさんを見てホッとした。
ただ、もしポジティブだったら私たち夫婦は話し合ってきた流れで今後冷静に対応できたのか、いまだに疑問が残る。
その後、家族で昼食を取り、ベリーさんは午後から職場で開催されるイベントの対応のため出勤。
……。
でも結局会場で吐いてしまったらしく、青い顔をしていたら同僚の方から帰宅を勧められ、ありがたく甘えることに。
年度末の非常に重要なイベントだったので、同僚の方にかかるしわ寄せは多大なものだろうが、こういった形で配慮してもらえる職場であることに本当に感謝。
その間、私と子どもたちは、ある博物館へ遊びに行っていたので、家で合流。
桜はまだまだつぼみが固かったけど、今年はみんなでお花見ができるのか不明。
旦那の不安度 22

 

NO.83 妊娠第16週 出産まであと166日

今日はここ数週間の懸案だった布団干しの日。
だったはずだが、寝室は気が付かないところがカビだらけだったことが判明。
とは言え、気が付かなかったのは私だけで、ベリーさんは相当前から気になっていたとのこと。
でも言うだけの気力がなかったらしい。
ということで、急遽寝室の大掃除に。
一通り終わり、一旦仕事に行って帰ってくると、キッチンのカウンターやその他がかなり大掃除されていた。
3か月前に買った鼻栓(注:アマゾンで買ったやつです。鼻に詰めてもあんまし目立たないやつ)をしたら、食器洗剤のにおいなどが平気だったとのこと。
でも、そのことで私とちょっとした摩擦に。
寝室のみならずキッチンでもダメだしされた気分になり、腹を立てる(私が)。
ということで、イライラしながら娘と二人でスーパーに買い物に行ったら、娘からベリーさんとの摩擦のことで注意を受ける。
4歳児のくせに妙に正論をぶちかましてくるので、反省した。
で、帰宅後すぐに謝罪。
夕飯は娘と二人で料理した。
ベリーさんと息子が美味しいと言って食べてくれたので、娘は大喜び。
そして、ベリーさんは初めて胎動を感じる。
家族みんなでお祝いムード。
でもベリーさんは体調が悪く青ざめていた。
娘に「赤ちゃんも〇〇姉(注:長女の名前+姉、ということです。「〇〇ねえ」と読んでください。)の料理がおいしいって言ってるんだね」と言ったら、メチャクチャ照れつつ大喜び。

旦那の不安度 25

 

NO.84 妊娠第16週 出産まであと165日

朝食時、息子と娘と話していたら、赤ちゃんが生まれて5人家族になった時の食卓の座る位置の話題になる。
理に適っているのは私とベリーさんの間のお誕生日席に赤ちゃんを座らせることなのだが、娘は自分の横に座らせろとのこと。
なので、ベリーさん⇔赤ちゃん⇔娘という配置を提案したら、お母さんの横にも座りたいと言う。
そしたら、娘が真ん中になって変だと私と息子で言ったら、朝からブチ切れそうになったので、一旦この話題はやめることに。
そのうち、ちゃんと説得しなくてはいけない。
夜、帰宅したベリーさんはかなり調子がよさそう。
顔が活き活きしている。
夕食のにおいも平気。
お粥じゃなくて、普通のご飯を食べたいと言う。
いよいよ過酷なつわり生活も終盤に差し掛かってきたか。
朝起きて午前中はやはりまだ気持ち悪いらしいが、午後から調子がよくなってくることが多いらしい。
お腹もだいぶ大きくなってきた。
週末は家族みんなでお花見計画を練っている。
明日は夜まで仕事があるため、数か月ぶりにベリーさんが娘を迎えに行く。(注:保育園のお迎えのことです。)
このことを聞いた娘は大喜び。(注:こういうのって結構悲しいんですよね。。。あれ、お父さんじゃ嫌だったの?みたいな。。。)

旦那の不安度 20

 

NO.85 妊娠第16週 出産まであと164日

今日からベリーさんと息子の二人分のお弁当づくり。
妊婦さんのお弁当をつくるのはちょっと緊張。
で、結局炒めもので塩を振り過ぎてしまい、焦る。
朝ギリギリまで寝ているベリーさんは今日は特に朝食を取る時間がなかった。
家の中にちょいちょいつまんだクラッカーや焼き芋が散乱している。
これが、妊婦さんと一緒の生活の現実。
娘は朝から引き続き大喜び。(注:この大喜びがソフトにワシにショックを与えているとは思いもしないわけですね。。。)
そして、ベリーさんは体調がきつい中、なんとか保育園へお迎えへ。
息子は初めて誰もいない家に帰ってきて留守番。(注:このとき長男坊は一年生の終わり頃だったわけですけど。お腹の中の赤ちゃん=現小1のピノッキはすでに普通にやっていますね。。。いちいち日記に書くレベルなんだなと。。。一人目と三人目の違い。。。)
そして、三人で天丼を食べに行ったらしい。
家に帰ったら、一通りの家事がやってあって、すごくありがたかった。
主婦の人がたまに旦那さんに家事を手伝ってもらったら嬉しいという気持ちがよく分かる。

旦那の不安度 20

 

NO.86 妊娠第16週 出産まであと163日

今日は息子のドッジボール大会があるので、お弁当はおにぎり(人生初にぎり)。
けど、案外うまく握れた気がする。(注:今では私のおにぎりは素敵においしいと定評があるわけですが、この時が初めてだったとは結構驚き。。。)
ベリーさんに昨日の家事や保育園のお迎えのお礼を言ったら、逆にいつもありがとうと言われた。
体調はそれなりに悪いようだけど、絶望的に暗い感じではなくなっている。
夕飯は初炊き込みご飯。
いい塩梅にできた。
ベリーさんのお腹はだいぶふっくらしてきた。
夕食後、「だいぶ大きくなったね」と言ったら、「食べたから胃が押されて大きくなったように見える」とのこと。
でも、確かに大きくなってきた!
ということで、みんなで早目の就寝。

旦那の不安度 20

 

NO.87 妊娠第16週 出産まであと162日

今日は年度末の修了式の日。
そして、義父の誕生日。(注:義父は年度末が誕生日で。毎年、このタイミングで義父と話すとき、ワシはいつも『あー今年も一年無事終わったな』って気になります。)
朝、ハッピーバースデーの電話を掛ける。
ベリーさんから私の主夫のことを聞いているらしい義父からお礼を言われる。
私と義父は仲が良く気の置けない関係なので、お互い軽口を叩きあうことに。(注:たぶん実父よりも仲がいいです。)
夕方、帰宅したベリーさんは今年度のレッスンは2週間前にすでに終わっている息子のスイミングスクールに対して「スイミングは頑張ってきた?」と頓珍漢なことを聞いてきて私と息子を焦らせる。妊婦さんに時間の概念はない。
夕食のつくるスピードが倍くらいに早くなっている。
今日もササッつくれた。
見た目もいい感じ。
もうそろそろ料理下手キャラは卒業の予感。(注:このときまでは下手キャラだったんだ。。。となんか感慨深いです。今は得意とは言いませんが、割といけますよ。)

旦那の不安度 20

 

妊娠第16週まとめ

暗雲立ち込める「つわり」がようやく収束を見せてきているみたいですね。

 

全体的に光明が見えてきている雰囲気。

 

でも、主夫業のストレスもかなりみたいだな。。。

よえーやつだ。。。

 

結構意外だったのが。

料理が下手で、おにぎりも初めてで、炊き込みご飯も初めてだったということ。

今ではそんなキャラではないのでびっくりであります。

そこから考えますと。

人間はたった数年でガラッと変わることができるわけで。

 

今はそうじゃない、ということがあったとしても。

必ずできるようになる、ってことなのではないかと思うわけです。

 

 

 

ということで。

 

妊娠日記第13回目、いかがだったでしょうか。

 

この頃のワシ。

若干明るさを取り戻してきているように思いません?

 

たぶん、ベリーさんとのコミュニケーションが復活しかけているからなんじゃないかと思います。

 

つまり。

つまーり。

一人ぼっちの家事育児ってものは人を確実に暗くさせるってわけです。

 

誰かと話せるだけで。

ただそれだけで少し明るくなれるんなら!

今、このブログを読んでいる未来のお父さん!(か、それ以外のお父さんも!)

 

育児も家事も下手でもなんでもいいから。

お母さんを一人にさせちゃダメだ!

 

そうだ!親男との約束だぜ!

 

と。

柄にもなくメッセージ色を強く押し出しちゃうわけであります。

 

 

この妊娠日記は1週間に1回程度の更新予定です。

基本は毎週土曜日に更新するつもりです。

 

つーわけで。

がんばれ、妊婦さん!

 

と、未来のお父さんも!

 

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