どーも、東京でシュッとしたやつを見ると何も感じないのに、大阪ではシュッとしたやつができないやつに見えるのはなぜなのか知りたい親男です。
(たぶんホントだと思います、だって頭悪そうだから。。。どうしてか、なぜなのか。シュッとしたやつが生きづらい街大阪。。。)
さて。
今年、何度目か。
ってもう数えるのが嫌なほどの大阪出張中であります。
おかげさまで着実に大阪の土地勘は培われつつあります。
で。
先日大阪に来てからちょうど一カ月👇。
ワシは大阪が大好きなので。
基本的に大阪はまったく苦にならなく、むしろウェルカム、どんとこい。
いろいろと回りまして。
たぶん街と人の魅力は東京の1.85倍くらいだと思います、って知らんけど。
で、今日はクライアントに訪問した後、行った先は。
88歳と85歳の二人のおばあちゃんが営むお好み焼き屋さん。
結論から言いますと。
まじでよかった。
ホントによかった。
おばあちゃん二人とワシ。
3人で1時間ほど。
ずっとお店で3人だけ。
楽しかった。
二人とも耳が遠くてワシはずっと普段の3倍くらいの声で話してて。
それでも話がズレることが多々あり。
それはそうだとしても、ワシは楽しかった。
お好み焼きが焼けたら。
ワシと一緒のテーブルでご飯を食べていいかと聞いてきて。
もちろんもちろんと。
その間、おばあちゃんがその昔住んでいた鬼ヶ島の話とか。
勤めてたお土産物屋さんで猿雉犬のタオルが飛ぶように売れたとか。
大阪に出てきてからのこととか。
いろいろ話してくれました。
おばあちゃん、いい笑顔してたなー。
最初、普通の声のトーンで話してたけど。
おばあちゃんには聞き取りづらかったみたいで。
3倍のボリュームで話したらポイントポイントでニッコリしてくれました。
(ワシは自分で制御しなかったら結構声が大きいタイプなので、素で話した感じです。)
とにかく故郷の島の話はたくさんしました。
高松が最寄りの都会みたいで。
そういった兼ね合いもいろいろと教えてくれました。
そして。
週何度かケアサービスが来てくれるみたいで。
そんなことも話してくれました。
子どもを育てて、商売をして、そんな土地で。
88歳になった今も。
故郷のことは忘れない、それは大切なもの。
おばあちゃんに大声で「故郷が素敵な場所でいいですね!」
と言ったら。
めちゃくちゃ嬉しそうに笑ってました。
ということで。
故郷の桜のこと。
土産物屋で働いていたこと。
大阪にお嫁に来たこと。
その昔のお店の界隈の様子(お店は56周年くらい)
一人でお子さん3人を育て上げたこと。
息子さんはとても優秀なこと。
いろんな話をしました。
88歳のおばあちゃんがニコニコしながらずーーとワシに話してくれることで。
今年一番の出張飯になったのでした。
最後。
二人に(声のボリューム5倍くらいで)「とにかくコケたらダメよ!コケるのバツ!階段もリズムで手すりをもって1,2。1,2だからね!!!!!!!」と言ったら二人ともそうだそうだとニッコニコしてました。
おばあちゃん、年に一度の故郷に行くことと、曾孫含めて30人が集まる年賀のイベントが楽しみなんだって。
いいじゃないか、いいじゃないか。
ワシ、いい時間をもらいました。
ごちそうさまでした。