どーも、子供のころ、やまんばに追いかけられて知恵比べする系の昔話が好きだった親男です。
(このタイプのお話し、好きでした。三枚のお札を持った小僧とかブリ売りの馬子の話とか)
さて、我が家では↓みたいな感じで子供たち向けの本があります。
私、この本棚の気に入っているところは、いろんな分野が混在しているところ。
↓みたいな感じです。
- 絵本
- 児童文学
- 図鑑
- 学習漫画
- 一般的な漫画
- ウルトラマンや仮面ライダーやスターウォーズの全集もの
- 図書館から借りた本や紙芝居
まあ、そもそも中学生、小学生、保育園児(×2)が混在している我が家なので、本棚のラインナップも混ぜこぜになるのは、当たり前と言えば、当たり前。
加えて。
動物村のお話だって、遥か遠い銀河の戦いのお話だって、子供の興味に線引きすることなんてできませんので、むしろジャンルで分けず、背表紙の色で分けたのはいいアイディアだったと思っています。
(その辺はベリーの暮らしの「子供に「お片付け育」。本棚の本は、色別に並べる(「ナースときどき女子」) - ベリーの暮らし」に詳細があります)
ただ。
子供向けの本のジャンルは様々あれど、読み聞かせするのに一番適しているのは、やっぱり絵本に勝るものなしなんじゃないかと。
絵+本っていうくらいなので、まず絵が楽しい(とか怖いとか、不思議とか)。
しかも、文も楽しい(とか怖いとか、不思議とか)。
で。私が読んでても楽しい(音読して楽しい絵本は最高の絵本)。
そして。適度な長さで終わってくれる(自分が寝落ちしない程度の長さであれば、なお良し)。
なので、絵本は私自身が大好きなジャンルです。
(ちなみに絵本の他に紙芝居も↑の条件に当てはまりますが。寝床で読むにはデカ過ぎという、致命的なつらさがあります)
さて。
そんな私が大好きな絵本は上でも少し触れましたが、やっぱり自分が声に出していて楽しいもの。
これが一番。
それが、どこかの地方の方言だったり(「あったてがんの」とか「いちがぽーんとさけた」みたいな)。
面白いセリフだったり(お母さんに向かって怪獣子供が「お前を食べちゃうぞ」とか、トロルに大声で「ガラガラドンだ!」とか、雲に向かって「くもさんこないでこないで、おつきさまが泣いちゃう」とか)。
こういったセリフを語り部や役に成り切って読むと、私自身のストレス解消になるのはなぜなのか。(疲れてるのかな。。。)
で。
一方。
苦手な絵本は、平仮名にして分からなくなっちゃう熟語を使っているもの。
これが一番苦手。
熟語ってずるいんですよね。その漢字を知っていたら、説明する労力がいらないから。
だから大人目線で子供のことを考えていない作者は平気で文に熟語を使う。
で、それを平仮名にするから、私も読んでて一瞬なんのことを言っているのかわからなくなっちゃう。
「しゅっぱーつ!(出発)」なら、子供たちの日常に音として入ってきているので、全然問題ないんですが、例えば「きかん(期間、機関、気管)」や「なんかい(何回、何階、難解)」みたいな感じです。
(って、うまく思い出せないので、例もあんまりうまく出せませんが。。。)
私、こういった変な熟語の平仮名開きをしている絵本は二度と読みません。
(不思議と子供たちも読んでとは言ってきません)
ということで。
今、自分自身で初めて絵本の好きと苦手を考えてみましたが。。。
どちらも「音読」に通じていることに気が付きました。
内容についても好きや苦手はあることはあるんですが。
やっぱり重要なのは、自分が「演じる楽しさ」ということなのかも。
(自分のストレス解消にも)