親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【夫の妊娠日記⑰】妊娠第20週 〜赤ちゃんの性別♂♀判明〜

どーも、4人の子どもたちの性別についてこれといって希望はなかった親男です。

(ホントにどっちでもよかったのですが、なぜかバランスよく、男→女→男→女となりましたね。)

 

この日記は今から7年前、妻ベリーさんが第三子(次男坊ピノッキです。今は小1。)を妊娠した時、妊娠から出産までの期間に夫目線で書いていた日記をリライトして掲載するものです。現在4人きょうだいのわが家に新しいベビーが来るというリアルタイムな日記ではありません。「えー!ベリーさん5人目!!!」ではありませんので、どうぞご注意くださいね。

 

さて、夫の妊娠日記第17回目です。

1週間に1回基本的に土曜日に更新することに決めているにも関わらず、夏休みやら何やらで半月近く開いてしまいました。。。

これで実際の妊娠週数と連動していたのに、2週遅れになってしまいました。

(ちなみに、この日記は妊娠第40週まであります。)

 

この週は。

妊娠期で最大のイベント、赤ちゃんの性別が判明した週。

我が家は4人とも途中で性別を聞いています。

 

果たして3人目の赤ちゃんの性別は。

家族の予想や期待通りだったのか。

 

では、妊娠第20週の日記をどうぞ。

(日記で当時「妻は」と書いている部分を全部「ベリーさんは」に変えています。当時はまだ「ベリーの暮らし」は始まっていませんけど、今現在のワシは「妻」なんて言い方しないので違和感あるから変えちゃってます。)

あ、あと途中で(注:〜なになに〜)としているのは、今の自分の目線で突っ込んでいるところです。

 

 

NO.109 妊娠第20週 出産まであと140日

今日の検診は娘(注:長女です。現小6、当時は4歳です。)の希望で、保育園をお休みして、私・ベリーさん・娘の三人で行くことに。
息子一人(注:長男坊です。現中3、当時は小2です。)を学校に送り出し、3人でブラブラ歩きながら病院へ。
そして、検診。
いつもの先生に診ていただき、ベリーさんが「性別はどっちでしょう?」と尋ねると、「あ、言っていいのね!わかった、ちょっと待ってね」とエコーの装置をお腹の上で動かす。(注:いつもの先生はサバサバ系で話がしやすかった。)
私と娘は、ベッドの頭側からそのモニターを覗いている。
と!先生の回答の前に見えた! 男の子だ!
そして、先生からも「あ!しっかり見えたね!男のだね!」と言われる。
……。
その瞬間、娘が固まった。
本当に固まった。
女の子で妹を楽しみにしていた娘が固まった。
先生も看護師さんも私もベリーさんもその固まり具合に大笑いしてたけど、本人は大真面目に固まった。
行きは私とベリーさんを独り占めできることに大喜びだった娘も、帰り道はトボトボとしていた。
たぶん、人生初のショックだったのだろう。
私はというと、息子の時の通院ラッシュを思い出し、「男の子なら、またしょっちゅう病院に行くことになりそうだ」とベリーさんに言う。(注:長男坊はホントにしょっちゅう病院へ行きました。一方、長女はそれと比べると少なかったかな。)
ベリーさんは笑っていた。
で、息子には学校から帰ってきてから発表。
当初予想を聞いたら「本当は男の子がいいけど、たぶん女の子だよね」と、半ば残念そうに言っていただけに、男の子だと聞いたら「わーい!」と喜んでいた。(注:ベリーさんの家系は女系なので、なんとなく皆んなそう思っていました。)
その横で娘は相変わらず固まったまま。
結局、わが家全員、予想は女の子だったことが判明。
夕飯の時に、改めて赤ちゃんが男の子であることを確認して、拍手しようとすると、娘だけは拒否。
その後、就寝時のマッサージでベリーさんと話していたら、「内緒だし、怒らないでほしいんだけど」と言ってきたことがあった。
私と息子が風呂に入っている時、娘はずっとベリーさんのお腹をペシペシしていたとのこと。
もちろん力はまったく強くないけど、ショックから軽くペシペシ叩いていたとのことだった。
いったい、娘にとってどれくらいのショックだったのだろう。
と言いつつも、頑張って乗り越えてもらうしかない。
とにかく、いろいろあったけど、男の子と分かり、ベリーさんは着る服の想像、息子は一緒に遊ぶ想像、私は3人きょうだいがどんなやり取りをするのか想像して、1日を終える。
とにかく元気に育ってくれていたし、出産まで後140日、会えるのを楽しみにしている。

 

NO.110 妊娠第20週 出産まであと139日

朝、娘と話したけど、今のところ、昨日の「男の子」ショックは引き摺っていないみたい。
でも、たぶん何かの拍子にショックが出てくるんだろうなあ。
昨日、調子が良かったベリーさんは、台所のものを整理し直し、冬用の衣類などをすべて洗濯。
ちょっと調子がいいと家事を張りきり出すので、いいところで止めないと、結局調子を悪くしちゃう。
家中の冬物が春物に変わって、自分の家事がやっぱり足りないことに気づく。
いつもやっている家事は日々のルーチンだけど、季節ごとに家族が快適に過ごすための配慮はいつだってベリーさん。
ようやくつわりの基幹が終わり、ベリーさんが覚醒しだした予感。

 

NO.111 妊娠第20週 出産まであと138日

今日は仕事でイベントがあり、朝の家事をして家を後に。
11時くらいでもベリーさんは眠っていた。
ベリーさんの調子がちょっとよくなってきたこともあり、子どもたちとベリーさんの食事の用意などはお任せになりつつある。
自分の料理の腕前も元に戻りそうでちょっと不安。
そう言えば、昨日の衣替えと一緒に長らく私のテリトリーだった台所も、きれいさっぱりに整理整頓されていた。
改めて、物の在りかが分からなくなってしまった……。
これでいいのか、俺。

 

NO.112 妊娠第20週 出産まであと137日

夕方、保育園にお迎えに行くと、園庭に鯉のぼりが飾られていた。
娘が、「鯉のぼりは男の子のためのお祭りでしょ?」と言い、「お兄ちゃんと赤ちゃんが元気に育ちますように」と鯉のぼりに手を合わせて願っていた。
保育園のノートを確認すると、週末の生活発表で「お母さんと病院に行きました。赤ちゃんは男の子でした。チンチンがついていました」と言っていたらしい。
当初の「赤ちゃんが男の子だったショック」は、ほんの数日で少しだけど解消されつつあるのかな?
息子は今日から区のドッジボール教室に通い始める。(注:その後、小6までやり続けてキャプテンになったり、区で優勝したりします。)
初めてなので、見学をした。
終わって20時過ぎに帰ると、ベリーさんが夕食をつくっていてくれた。
娘のアレルギーの咳がひどくなっていてベリーさんは夜中に何度も起きていた。

NO.113 妊娠第20週 出産まであと136日

朝、娘を起こしに行くと、「お母さんとギュッとしてから」と言って、ベリーさんの布団に潜り込んでいった。
お姉ちゃんになる気満々で張り切っているけど、やっぱりまだまだ4歳だなあ(もうすぐ5歳だけど)。
夕方、娘と息子のアレルギー対策のために布団を新調。
ベリーさんがつわりでダウンしていた時に、定期的に布団干しを怠っていたため、カビを発生させてしまう。
ホント、こういった定期的な家事は結局のところ、どうにもならなかった……。
相変わらず落ち込む。
夜、ベリーさんのマッサージをしながら話をしていると、ベリーさんが保育園に迎えに行ったとき、いつも仲良くしている女の子グループが赤ちゃんの性別を聞いてきたとのこと。
妻が男の子だよと答えると、全員が固まってしまったらしい。
そして、「女の子ならよかったのにね」と言ったらしい。
それを聞いた娘は「男の子だって、かわいい赤ちゃんなんだよ!」と怒ったとか。
性別ショックは娘の中ではもう解消されているのかもしれない。
毎日、お腹に話しかけは娘が行っている。
「お父さんも話なよ!」と言われたので、話しかけたらゲラゲラ笑っていた。
そんなに変だったかな。

NO.114 妊娠第20週 出産まであと135日

相変わらず娘のアレルギーの咳き込みは激しい。
そろそろGWに向けて娘も息子もソワソワし始めた。
毎年、GWはベリーさんと子どもたちはベリーさんの実家へ、私は一人留守番で仕事をするというのがここ最近の傾向。
今年もその形で行くことになっている。
つわりもどうにか山場を越えたようで、新幹線と在来線への乗り換え1回だけの移動なので、何とかなるだろうとベリーさんが言っている。
保育園では先生たちから頻繁に妊娠生活のことを聞かれる。
昨日は「お父さん、痩せました?」と心配され、今日は「先日久しぶりに見たお母さん、だいぶお腹が出てきていましたね」なんて言われる。
先生たちが娘の言葉からいろいろと心配してくれているようだ。
夕方、帰宅したベリーさんはかなりグロッキー状態。
ミーティングやら研修やらで疲れ切ってしまったらしい。
つわり真っ最中のオェはないものの、すぐにソファーで横になる。
夕食も少な目に食べる。
夕食後、予約を取っていた耳鼻科へ娘と息子を連れて行き、家事が溜まっていたので、子どもたちとベリーさんは先に就寝。
私もなんだか疲れてぐったりと寝る。

 

NO.115 妊娠第20週 出産まであと134日

朝、洗面所でオェとしていたけど、その後出勤までの顔は結構明るかった。
明日はベリーさんの友人の結婚式。
式場は寒いことが多いから、妊婦用に気を使ってくれるといいけど。
雨でちょっと肌寒い中、三々五々家族が出発。
夕飯後、その結婚式の件でベリーさんとバトル勃発。(注:いったい何でケンカしたのか全然憶えてないです。)
明日は式場近くの東京タワーに子供たちと行く予定だったけど、バトルのせいで計画中止。
頭に来た私はみんなが寝た後、一人で映画を観る。(注:今じゃ、一人で夜中に映画を観るって普通なんですけど、当時はあんまりやってなかったんですね。。。)

妊娠第20週まとめ

いやマジで。

ワシ、長女が次男坊ピノッキの性別がわかった時の光景は、今だに記憶に焼き付いています。

それがあったからなのか。

実は結構このときにはベリーさんの中では4人目に女の子と会う(次女のぽにちゃんです)ということは結構決まっていたんじゃないかな、なんて思ったりするわけです。

 

そして。

ベリーさんが覚醒しはじめた週でした。

覚醒した途端に放置されていた家事をやり始めたので。

また段々と私の家事は緩やかに腕が錆びつくことになるわけであります。

 

 

ということで。

 

妊娠日記第17回目、いかがだったでしょうか。

 

そういや、子どもができるまで、お腹の中の赤ちゃんの性別ってもっと科学的な方法でわかるのかな、なんて思っていたんですけど。

実際は目視。

ということを知って、結構ビックリしました。

 

この妊娠日記は1週間に1回程度の更新予定です。

基本は毎週土曜日に更新するつもりです。(基本は。。。)

 

つーわけで。

がんばれ、妊婦さん!

 

と、未来のお父さんも!

 
 

'