どーも、新しいアプリやサービスはいち早く試してみて、いち早く飽きて放置しがちな親男です。
さて。
このブログは「親男」というぐらいなので。
親であること、夫であること、妻とのこと、子どもたちとのことなんかを中心に書いています。
なので、自分の仕事のことは、せいぜい愚痴を書いたり。
出張で食べた飯のことを書いたり程度であります。
まあ、身バレ厳禁夫婦なので。
その程度でいいのかなと思いますし。
別にワシの仕事内容を聞いてもだから何?って感じでしょうから。
それでいいのかなと。
と。
言い訳がましい前フリをしつつ。
今回のテーマはワシのブログにめずらしく仕事の仕方がテーマであります。
詳細の内容は書けないのですが。
ワシの仕事はクライアントの企業から相談されたり、研修をお願いされたりすることが多いものです。
相談事については。
日本の企業の傾向はほぼわかっていますので。
だいたいワシの経験則の中にぶち込んで、ソリューションをお返ししているわけですが。
問題なのは研修で。
これは。
だいたいテンプレに落とし込めるのは1/3程度で。
2/3は個別具体の研修企画だったりするわけです。
ワシの専門領域に対して。
こんな切り口でお願いします。
あんな切り口がいいです。
全員参加型がいいです。
対象は経営層なので上位概念でお願いします。
対象は実務担当者なのでワークショップでお願いします。
議論できるような内容でお願いします。
みたいな。
(言う方は簡単だよな。。。)
そんなこんなで結構毎回毎回オリジナルの研修内容をつくる羽目になっちゃったりするわけです。
で問題なのは。
ワシは結構いろんなところから依頼されて。
誰でも御覧いただけるYoutubeなどのウェビナーにも出ているので。
その研修参加者でワシのウェビナーを見たことある人がいたら嫌なので。
本気のオリジナルをつくるわけです。
(「え!?コイツ、前に見たのと同じこと言ってやがるよ」なんて思われたらシャクですから。)
その辺、適当にやったらいいんでしょうし。
よく「適当にやったらいいじゃないですか」なんて言われますけど。
そうも行かない性分、それがワシ。
なので。
ここでいよいよ生成AIの出番なのであります。
研修やセミナーの基本的な構成というものは。
非常に単純化して言いますと。
具体事例
↓
抽象化
というパターンだと参加者の方に納得感が出るわけです。
具体事例はワシの多数の貴重な経験が為せる技で。
誰にも真似できるものでもないので。
正直なところ、それを開陳し続けるだけで、簡単に2,3時間の研修なんてお茶を濁せるわけです。
が。
具体例を羅列するだけの講師は。
ワシからしてみたら、下の下。
バカでも同じことをやり続けりゃ、具体例の羅列くらいはできる、ってなもんで。
参加者の方に出席した意義とか意味をもって、実務に帰ってもらうためには。
抽象化・一般化は必須なわけであります。
そして、抽象化・一般化はとても論理的な思考と相性がよろしくて。
つまり。
ここで生成AIの出番なのです。
ロジカルシンキングの権化の生成AI。
ワシの様々な具体例を生成AIに抽象化・一般化させて。
それをワシ自身の言葉に焼き直して。
セミナーや研修に活用するわけです。
これまで生成AIがなかったころは。
この抽象化・一般化の過程がめんどくさくて。
自分でいろんな言葉を捻り出して、しっくりくるかどうか、まとめているかどうか、あーでもない、こーでもないとやっていたものであります。
とかく、こういった業務は人と相談してやるものでもないので。
職場そばのカフェに籠もったり。
自宅そばのカフェに籠もったり。
1人で悶々とやっていたものです。
それが。
生成AIがあれば、自分の中のしっくり度が85%くらいは常に出してくれるので。
残り15%は自分で埋めつつ。
かなりの時間短縮が可能になりました。
ここで。
ワシが生成AIの使い方として注意していることは。
- 出た結果をそのまま使わない
👉著作権の侵害になる可能性がありますからね。 - 主では使わず、あくまでも補佐
👉それっぽい結果は出しますが、やっぱり何から何まで考えさせることは無理です - 唯一無二の指示を出す
👉人様に対して研修やセミナーをするのであれば、どこまでもオリジナルの内容にしたいわけで。生成AIに対して通り一遍の内容で指示したら、通り一遍の結果しか出ないわけです。それじゃあ、参加者に失礼です。 - 自分が講師をする意味と意義を忘れない
👉生成AIは逆立ちしたって、まだ講師はできませんが、たぶんそのうちそれっぽい事はできるようになるはずです。そのときに、生成AIに講師業を取られないだけの意味と意義は自分自身保持する必要があると思います。
ということで。
いろんな生成AIが出てきていますが。
ワシがそれら生成AIとの関わりで大切だと思っているのは。
主はワシである。
ということ。
経験するのもワシ。
最終的に考えるのもワシ。
講師するのもワシ。
参加者の方に感謝されるのもワシ。
つまり、そういうことで。
これを忘れた奴は、たぶん5年と待たずに自分の仕事をAIに取って代わられちゃう可能性があると思います。
そうならないために。
生成AIはよき相棒のよき外部脳。
ただし主人公にはなれないヤツ、ってスタンスで付き合うのが大事だと思うのであります。