親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【久々の怒髪天】子どもに大喝!

どーも、猪武者の親男です。

(最近は若い頃に比べて若干穏やかになりましたが、基本直情タイプであります。)

 

さて。

 

なので、いわゆる名将とかにならずに。

いくさの冒頭でお星さまになるキャラ。

(って大きなお世話だ。)

 

で、「寺内貫太郎一家」かよ!みたいなわが家で。

小林亜星さん的なワシの。

本日の怒髪天は。。。

 

ことの発端は。

次男坊ピノッキの家庭学習の丸付けを。

妻ベリーさんから頼まれたところで。

 

ピノッキがワシに持ってきたのが。

百ます計算。

 

で、ワシが目を疑ったのが。

普段ピノッキが書いているのとは。

比べものにならないくらいキレイに書いている数字。

 

思わず「えー、書けるんじゃん、いつもこんな風に書かなかったらバツになっちゃうんだから、もったいないんだぞ。」と。

 

なんて言ってたら。

 

ピノッキが「今日はね、長女ちゃん(ピノッキは中1の長女をお姉ちゃんとは呼ばず、名前+ちゃん付けで呼んでます。)が丸付けしてくれるかもしれなかったから、キレイに書いたの(ニコニコ)」と。

 

で。

ワシの雷ドッカーン!⚡

であります。。。

 

。。。

 

。。。

 

。。。

 

。。。

 

って。

ワシの思考回路を抜いて書いたら。

 

まるで理不尽寺内貫太郎+昭和コンプラ違反的な感じになっちゃうので。

 

一応。

ワシの思考回路をたどりますと。。。

 

1.普段からキレイな字がかける

 

2.なら全般的にそうすりゃいいのに

 

3.人を見て変えている、だと。。。

 

4.え?人を見て変えているのか?マジで?

 

そして。

 

ワシの雷ドッカーン!⚡

 

なのでした。

 

人を見て行動を変えんな!

汚い字しか書けないならただ練習するだけでいい!

もし、そもそもキレイな字を書けるなら人を見て変えんな!

雷ドッカーン!⚡

みたいな。

 

ワシ。

そもそも自分自身が字が汚いので。

字のキレイキタナイははっきり言ってどうでもいいのです(というより、言う資格がないのです)。

 

それよりも何よりも。

どうしても。

自分の人生上、許せないのが。

 

人を見て対応を変える

 

って行為なのです。

 

その行為が。

誰かにとってのやさしさのためだったら「人を見て対応を変える」なんて全然ありなのですが。

 

今回のピノッキのように。

ピノッキにとっての「うるさがたの長女」に何も言われないために頑張りました、という行為なので。

 

そういう自分にとっての嫌なことを回避するために。

もしくはお追従を言うために。

ゴマをするために。

人を見て対応を変えるな!

と。

 

その小賢しさが。

ワシは将来の姑息さにつながるような気がして嫌だったのです。

(もちろん!普段のピノッキを知っていれば、そんなことがないのは百も承知なのですが。なんだかホントに嫌だったわけです。)

 

ピノッキはその後、ボロボロと涙を流していて。

 

普段、ピノッキとは軽口を叩き合う仲なので。

なんだかこっちもバツが悪くなっちゃって。。。

 

言い過ぎたかな。

そもそも事の発端なんて。

たいしたことないし。

ピノッキの本質が変わらないなんて。

たぶんいちばん近くのベリーさんやワシが知っているはずだし。

やっぱ言い過ぎたかな。

だいたい最初なんて。

ピノッキ特有のギャグで。

「姉ちゃんバージョンではキレイに書けます、じゃじゃ~ん」な、だけだったんじゃないだろうか。

それをイキナリ意味不明な親父の人生ポリシー的な爆弾を炸裂されたら。

どうしていいかわからなかったんじゃないのだろうか。

 

と。

 

ワシが逡巡してたら。

 

妻ベリーさんが。

「ピノッキ〜お醤油が切れちゃったから買いに行ってくれない?」と。

 

で。

じゃあ、ワシが行くよと腰を上げたら、ベリーさんが「ピノッキの気分転換だよ」って。

 

そんでピノッキは泣きベソをかきながら、買いに行きました。

 

 

。。。

 

。。。

 

。。。親父の人生の信条であります!みたいなポリシーをイキナリ食らってもね。

そりゃ迷惑かもね。

なんて思って。

なんとなく心がザラツイた週末。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて。

ところで終わらないのが今日で。

 

 

醤油を買ってきたピノッキは。

「ねぇ、お父さん。一番面白いウルトラマンはどれだった?」

「ピノッキはね〜」

って。

 

その何事も引き摺らない魂は。

 

まさにさすがの魂。

 

 

 

ということで。

 

その後、長男坊が帰ってきて。

わしの顔を見て。

「どうした?何があったの?」

なんて質問してきたので。

 

ピノッキを怒ったことを話したところ。

 

その後のピノッキがめちゃくちゃおしゃべりしているのを見た長男坊は。

「ここまで(怒られたことを)感じさせないってあるの?」と大笑いしてました。

 

うん。

ピノッキ。

父ちゃんも何がなんだか分からんくなってきたよ。

 

しかし。

お前の切り替えの速さと。

引きづらないメンタルは。

 

必ずしや、人生のよきことにつながるであろう!

 

 

父ちゃんもそうありたいよ。

我が息子に乾杯!©親男
 

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