親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【電子マネーとコロッケ】父娘で(泣)

どーも、バブル期に流行った「一杯のかけそば」という話が反吐が出るほど大嫌いな親男です。

(たしか大晦日に蕎麦屋にかけ蕎麦を食べに入った親子がお金がないから半分ずつ食べるって話です。つーか家で乾麺を茹でれば、その半額でたらふく食えるじゃん。感動しているやつってバカだなーって当時は思ってました。)

 

さて。

 

つまり、お金がないなら、ないなりに知恵を使えばいいのに。

いちいち惨めな気持ちを子どもにさせる必要ないだろ、ということなのですが。。。

 

今日。

私は仕事に財布を忘れてしまいました。

 

週末、仕事用から休日用の大容量のバックパックに変えてしまったからで。

 

大容量のバックパックに変えたのは、ベリーさんとスーパーに買い出しに行ったからなのでした。

二人でアレもコレもって買うとあっという間に60点近く買うことになるわけです。。。

なので大容量のバックパックでもなけりゃキツイんですね(帰り道、バックパックの横に大根をぶっ刺して歩くワシはまるで畑荒らしのよう。ちなみにベリーさんはゴボウとネギを持って歩いていたりして、イケてる根菜夫婦)。

 

で。

その時に入れ替えた財布をそのままにしちゃって今日仕事に行ったわけですが。

 

忘れたことに気づいたけど。

ぜんぜん困らないことにも気づく。

 

iPhoneに持っているカードが全部入っているし。

電子マネーは楽天ペイがあるし。

交通系ではSuicaがあるし。

 

ぜんぜん困らない。

(そもそも日中にお金を使うことはあんまりないんですけどね。。。)

 

なので、まったくノーダメージで保育園のお迎えへ。

 

そして。

今日は図書館に予約の本が多数来ているので次女ぽにちゃんと帰りに寄ることに。

 

ちょっとだけ帰り道を変えてチャリで走っていたら。

表通りにショーケースが見えるお肉屋さんが店じまい間近で。

残っているコロッケが一つ。

 

通り過ぎた時に、ふと。

「ぽにちゃん、コロッケが一つだけあったからお父さんと半分こずつで食べようか!?」

「いいねー!」

夕ご飯前なので二人で半分こずつでちょうどいいと思って。

さっそく。

お肉屋さんにUターン。

 

我ながらいいアイデア。

二人で図書館に行く前にちょっとだけコロッケのおやつ。

いいじゃないか、いいじゃないか。

 

って。

その父親が現金を持っていたらね、って話なわけです。

 

そう。

今日のワシは。

現金を持っていない曜日(イヤな曜日だな。。。)。

 

街のお肉屋さんは電子マネーもカードも未対応なのは必定。

 

コロッケにウキウキしている父娘。

しかし、肉屋の前で自転車を降りた瞬間、親父は現金を持っていない曜日であることに気づく。

 

スゴスゴと自転車に乗り直す親父。

「どうして?」とエグッてくる娘。

「お父さん、今日お金がないんだよ」と切ない回答をする親父。

 

コロッケ一つ170円。

 

ワシ、買えなかったでござる。。。

娘に期待させといて。。。

 

 

ということで。

 

ごめんね~、明日買ってあげるからね。

と170円のコロッケのことで詫びるワシに幸あれ。

 

で。

図書館に行って、家に帰ってきて。

ふと思い出したのは。

こんなときのためにスマホケースのカード入れに千円札を入れてたんだってこと。

緊急事態用、ってその時の自分は思っていたはずなのですが。

今日みたいな緊急事態に忘れてたら意味ないじゃん。

と思ったのでした。

 

ヤレヤレだぜ。

一瞬焦るワシ ©親男
 

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