どーも、将棋は下手の横好きな親男です。
さて。
わが家は4人きょうだい。
男の子→女の子→男の子→女の子になりますので。
4人を表すときには「兄弟」でも「兄妹」でもはたまた「姉妹」でも足りません。
なので、苦肉の策で平仮名の「きょうだい」を充てているわけです。
ですが。
今回は「兄弟」で表せるお話で。
それが将棋のこと。
数日前に妻ベリーさんが図書館から子ども用の将棋漫画を借りてきました。
そんでもってかつて長男坊が夢中になってやっていた将棋盤を引っ張り出してきて。
どうするのか聞いたら「(次男坊の)ぴのっきちゃんがやるかもだから」とのこと。
ただ、正直なところ、ワシは。
いくら長男坊が夢中になっていたからって。
それを親からの働きかけで次男坊にやらせるのは嫌だな、なんて思っていたわけです。
そもそも何年か前に次男坊に教えてみたら、まったく興味を示さかなったし。
まあ興味がないならないでいいかな、くらいに思っていたのです。
が。
さすが、母ちゃんの勘と言いますか。
ベリーさん一族のシャーマンセンスと言いますか。
(ベリーさんの方の女系は間違いなく、巫女というかユタというかそういったセンスがあります。)
乾いたスポンジよろしく、ぴのっきは将棋のことを吸収し。
かつ、興味を示したのでした。
(こういう勘があるから、ワシの妻はおそろしい。。。)
なんで、このタイミングがわかったんだろ。。。
そして、ぴのっきはかつて兄者(現高校生坊主)がハマったかのごとく、将棋に夢中になったのでした。
晩飯が終わって、風呂に入ったり歯を磨いたり(忘れていた宿題をしたり)の寝るまでの短い間に。
「ねぇ、お父さん将棋しよう」と。
勧めてはないけど、ワシらに水を向けたベリーさんは。
たぶん複雑かもしれないけど。
まあ、そこはそれ。
何番か打ってやっています。
そして。
昨日いよいよ。
ワシらの勝負をかつての将棋大好き小僧が横から見ていて。
勝負がついた盤面を手早く巻き戻して。
ワシの手やぴのっきの手に解説したりしたわけです。
親父的には。
この時を待っていた、と。
とかく高校生生活で忙しい長男坊は次男坊に将棋を教える暇はありません。
そしてなかなか教えてくれとも言いづらいところではあるのですが。
たまたま帰宅してワシらが勝負していたのを見て。
いよいよ参戦。
親父としては。
この兄弟将棋がうれしい。
かなり本気でうれしいのでした。
ということで。
長男坊は初心者向けに次男坊にまず何をするべきか。
何をしたらどうなるのか。
熱心にレクチャーしてました。
ふだんは兄ちゃん相手にフザケ倒している次男坊も。
殊勝に聞いているさまが、どこか新鮮で面白かったです。
寝る時にニコニコしながら「将棋おもしろかったね、おやすみー」と言った次男坊の顔は。
たぶん親父的に。
親父的にマジで。
相当にうれしかったのでした。。。
まさに親父のハートに王手であります。
(毎度ながら締めがクソダサいな。。。)
