どーも、全日本サヨナラおっさん、バイバイ逆噴射の会、会長の親男です。
(私も立派なおっさんですけど。。。)
さて。
社会の様々な場所でハラスメント防止が叫ばれ。
パワハラ防止法なんて法律ができあがり。
法律から要請されなければならないほど。
ハラスメントは社会の構造的な問題になっているにもかかわらず。
この日本で唯一叩いてもバカにしても許される属性「おっさん」。
ある属性の人々をその属性だからという理由で叩いたりバカにしたりすることは。
ほぼ間違いなく頭の悪い奴のすることです。
そんなことはわざわざ言うまでもないことですが。
なのに。
「おっさん」だけ。
別枠にいるのはなぜなのか。
なぜ「おっさん」は容姿を笑われ。
頭髪をいじられ。
においを疎まれ。
話が長いと嫌われ。
発想が古いと煙たがられ。
ケチ・軽率・汚い(容姿も態度も)・つまらない・臭い・へぼい・卑怯・ボケ・ビール腹。
みたいに。
年齢をネタにしても、容姿をネタにしても。
なぜ誰からも怒られないのか。
ほかの属性の人にそれをしたら、ほぼ瞬時に退場となる世の中なのに。。。
それは一体全体。
なぜなのか。
と。
私が思う、「なぜおっさんだけはボロカスにしても問題がないのか」ということに対する答えは。。。
。。。
。。。
。。。
。。。
それは、現代の日本社会において。
圧倒的に「強者だから」ではないかと思うわけであります。
まさか~。
うちの上司のおっさんは「強者」なんかじゃないよ。
とか。
うちのお父さんも「強者」なんかじゃないよ。
というお声もあるでしょうが。。。
実態的には「強者」であるがゆえに。
ボロカスに言ったとしても。
それが「風刺」として成り立つのではないかと思うわけです。
その他の一般的な属性には基本「風刺」は成り立たない。
「差別」とか「嘲笑」になってしまって、極めて後味が悪い。
そんでもって。
時代劇で。
悪代官を成敗する8代将軍はいい奴で。
悪代官という属性を擁護する者はいないわけで。
西部劇で。
悪徳シェリフに対決するガンマンはいい者で。
悪徳シェリフという属性に肩入れする人はいないわけで。
銀河帝国で。
悪の皇帝に対決する騎士たちはいい者で。
悪の皇帝に抵抗するレジスタンスは「味方」なわけです。
なので。
「強者」であるおっさんをボロカスにしても。
それは「風刺」になって。
多くの人の共感を得て「共通の敵」ができあがり。
そうすることには。
まったく心は痛まない、それどころか溜飲が下がるわけです。
つーわけで。
私がおっさんを嫌いなのは。
「バカ」なのにえばっているから。
その一点に尽きます。
おっさんの「バカ」は。
電車で半分口を開けて週刊誌の中吊り広告(ザ品行方正)を眺めていたり。
魚屋に並ぶ魚たちの眼でスマホの課金ゲームを黙々とやっていたり。
会社の女性社員に投げかける下品な一言を自分ではウィットだと信じていたり。
そういうことだけじゃなくて。
彼らの「バカ」とは。
男尊女卑や。
若年層に対する意味不明な上から目線やその層に対してのリスペクトのなさや。
男尊女卑からくる家事・育児放棄。
で、翻って家事・育児をやったときのイクメン(アホ)・カジメン(アホ)のドヤ顔。
なのに。
社会でも会社でも。
えばれる立場にいるという優位性。。。
この辺を一緒にして煮詰めて。
濃縮して絞った後に出てくる奇跡の一滴が。
おっさんが持っている「バカ」の主成分だと思うわけであります。
ということで。
現代(だけじゃないけど)日本社会が生んだ奇跡の属性。
おっさん。
頼むから日本社会の足を引っ張るなっての。