親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【夫の妊娠日記⑧】妊娠第11週 〜実家・義実家のサポート〜

どーも、実家・義実家との距離感が今の我が家の重要なポイントだと思っている親男です。

(つまり生活に干渉されづらい距離ってやつです。)

 

この日記は今から7年前、妻ベリーさんが第三子(次男坊ピノッキです。今は小1。)を妊娠した時、妊娠から出産までの期間に夫目線で書いていた日記をリライトして掲載するものです。現在4人きょうだいのわが家に新しいベビーが来るというリアルタイムな日記ではありません。「えー!ベリーさん5人目!!!」ではありませんので、どうぞご注意くださいね。

 

さて、夫の妊娠日記第8回目です。

1週間に1回土曜日に更新することに決めています。(この日記は妊娠第40週まであります。)

 

今回はツワリのリバース全開。

おかゆを何度もつくってどうにか栄養補給させようという感じで。

だんだんとツワリ生活も壮絶になっています。

 

では、妊娠第11週の日記をどうぞ。

 

 

NO.46 妊娠第11週 出産まであと203日

最悪なことに本日打合せをした人が1週間前にインフルエンザだったとのこと。
その人と密室での会議。
妊婦の妻にうつるかもしれないと考えると気が気ではなかった。
家に帰ってからはマスクをして、子どもたちとは別に一人で台所で食事。
お風呂も別。
本当に不安。
インフルエンザ自体は赤ちゃんに影響はなさそうだけど、免疫が低下している妊婦さんが重症化してしまうものらしい。
ホント、インフルエンザは勘弁してほしい。(注:その数年後にもっと最悪な厄災コロナがあるとは夢にも思ってなかった頃ですね。)
子どもたちがお風呂に入っている間に久しぶりに妻とまともに話をした。
相変わらず唾を飲み込めないので、吐き出しつつだったけど、本当に久しぶりに普通の会話ができた気がする。
今度の記念日は妻の職場近くのビストロに行く予定。(注:私達の結婚式記念日のことです。)
妊婦さんにも子供たちにも気を使ってくれるというとても感じのいいお店らしい。
妻はそのお店は週1で行っていて、その他のお店だと化学調味料で舌が変になってしまうとのこと。
つわりの妊婦さんが普通に入れるお店が増えたらいいのにね。

旦那の不安度 35

 

NO.47 妊娠第11週 出産まであと202日

私は午後から夕方にかけて仕事、その時間に息子は将棋大会に出場。
ということで、妻と娘の二人きりの1日になった。
娘はいい子でDVDなどの映画を観ていたらしい。
息子は大会前の昼食に妻からチキンラーメンをつくってもらう。
お湯をかけるだけ……。
あれだけ料理好きだった妻ができる料理がつわりのせいでチキンラーメン。
本当にどうして妊婦さんの身体に負担をかけるつわりが存在するのか
意味不明。
仕事の帰りにメールをすると、ココイチのカレーが食べたいとのこと。
妊婦さんの突発的な嗜好の変化も本当によく分からない。
久しぶりに家族で外食。
でも駆け足でカレーを食べて帰宅になったので、以前のような食べて話して飲んでというわけには全然行かなかった。
妻側の実家に今回の妊娠の件を連絡したとのこと。
夜、義母からお礼と激励のメールが届く。
わが家3人目の孫を楽しみにしてくれている。
インフルエンザは何とか回避できたようだ。
旦那の不安度 20

 

NO.48 妊娠第11週 出産まであと201日

実家の母からまたもや惣菜が山のように届く。
ありがたいことである。
ただ息子の将棋大会入賞のお祝いと妻からのリクエストで母がつくって送ってくれた赤飯(郷里の赤飯はしょうゆ味のおこわのような感じ)がつわりの体調にどストライクで悪かったようだ。
AMに届いた赤飯を普通に食べた結果、夜寝る時まで一言も話せないくらいにグロッキー状態になってしまった。
もち米が消化にまずかったみたい。
「おいしいのに……食べられない」と残念そうだった。
午後は映画鑑賞と昼寝。
全員でダラダラと過ごした日曜日だった。
明日の月曜日から妊婦ズボンを穿きたいとのことで、アイロンをかける。
でも妊婦さん用の柔らかい生地だから、メチャクチャアイロンがけがやりづらかった。

旦那の不安度 17

 

NO.49 妊娠第11週 出産まであと200日

朝、保育園のママ友から「おめでとー」と満面の笑みで言われる。
どうして知っているのか尋ねると、娘が懇切丁寧に教えてあげたらしい。
「お母さんのね、お腹にね、赤ちゃんがいるんだよ」って感じ。
一応解禁はしているけど、この調子だったらいったいどの範囲までベラベラとしゃべっていることか……。
妻は今日血を吐いてしまったとのこと。
恐らく吐き過ぎで胃か食道が荒れてしまったと思われ、急遽夕食はお粥にする。
お粥なんてまったくつくったことないから、炊飯器でメモリ通りにやってみたけど、アホみたいに時間がかかった。
もう二度とやらない。(注:今よりも確実にレパートリーが少ない感じです。)
次は土鍋に挑戦だな。
最近、兄妹二人で風呂に入ってくれるから、その間に家事や妻の世話をできるからだいぶ楽になった。
妊婦ズボンは好調らしいけど、やっぱり布地が微妙。
働く女性用のスタイリッシュな妊婦ズボンはあるのかな?と思ったけど、快適さを追求する方が優先順位高いか……。

旦那の不安度 25

 

NO.50 妊娠第11週 出産まであと199日

朝、トイレで吐く妻の声を聞いていた子どもたちから、自分たちの時もお母さんはそうだったのか?と聞いてきた。
息子の時が最上級形、娘の時もすごかったことなどを教えてあげたら、熱心に聞いていた。
その昔、職場が同じ路線だった頃は、朝の通勤電車で乗るなり私が妊婦宣言して席を譲ってもらっていたことも話したら、なぜかうれしそうだった。(注:👈コレ、マジでやっていました。満員電車に乗るなり「妊婦がいまーす!」って大声で叫んでましたよ。)
夜、帰宅したらまたもや盛大に嘔吐。
本日は土鍋でお粥。
が、かなり吹きこぼれることが分かり、たぶんもう二度とやらない。
また炊飯器かな?
お粥を0.5合、昨日に引き続き完食。
梅干し1個にシラスをたっぷりかける。
完食後はちょっと楽になったようだ。
寝るまでの時間、スマホで何かをずっと眺めていたけど、見せてもらうと妊婦さん漫画だった。
よだれが大量に出て、よだれ用ゴミ箱を用意した話とか、ポカリしか飲めなくてポカリ様と言っていた話しが、今のわが家とドンピシャだった。(注:いったい何の漫画なんだろう。。。)
つわりが終了した話は何よりも嬉しそうに読んでいた。
子どもたちからつわりの終わる日を聞かれる。
そろそろ寂しくなってきたかな?
でもそれを妻の前では聞こうとしないところがエライと思う。

旦那の不安度 20

 

NO.51 妊娠第11週 出産まであと198日

朝、またもや子どもたちのお便りをスルーしてしまっていたことに気付く。
急いで過去のお便りを漁る。(注:いい加減、学習しろよ)
お便りは読んだらすぐ返信の習慣が必要だ。
帰宅した妻は部屋に入るなり、またもやトイレへダッシュで盛大に嘔吐。
本人は言わないけど、子どもたちの夕食のにおいにやられている可能性大。
毎日妻の髪の毛をドライヤーで乾かしているけど、その時の座り方で調子がいいか悪いかが分かる。(注:職人かよ!)
今日は案外持ち直したみたい。
娘は以前のように妻に甘えられないので、私に甘えるようになってきたと思う。
寝る時、手をつないで、朝起きたら、しがみついてくる。
妻の家の鍵がキーケースから出て放ったらかしに。
今までは考えられない。

旦那の不安度 18

 

NO.52 妊娠第11週 出産まであと197日

毎朝、ギリギリまで床の中にいる妻。
なので、メイクや着替えでいつも出る時間がギリギリになってしまう。
今朝も一緒に行きたがった娘を振り切って、ヨロヨロと先にエレベーターに乗る。
今日も帰宅直後に盛大に嘔吐。
背中をさすって、あわせてお腹もさすってみた。
だいぶ丸みが出てきた。
でも、お粥を食べると気分は少しマシになってくるようで、今後のことについて少し話す余裕があった。
義母から応援メールがあった。
私の家事について心配しているようだ。
応援に義父を来させようという提案もあり。
その義母は今年還暦を迎える。
そのお祝いをGWにしようと妻が言ったけど、正直なところGWの大混雑時期に〇〇(注:新幹線と在来線でトータル3時間ちょっとくらいのところです)までの帰省はちょっと心配だ。
朝起きて、洗面台が汚れていたのでキレイにした。
そして残りが少なくなっていた石鹸を補充した。
自分だけなら気にもならないけど、家族がいるとそういったところにも目が向くようになる。
妻はすぐに気が付いてお礼を言ってくれた。
誰にも気づかれないと切ないけど、誰かに気付いてもらえるのは嬉しい。(注:さびしんぼうかよ!気づかれなくてもやれよ!)
娘のお雛様の飾りをすっかり忘れていた。
夜、箱の中から出して飾ってみる。

旦那の不安度 22

 

妊娠第11週まとめ

ベリーさんの壮絶なリーバス生活。

実家、義実家が妊娠を知るところになってのサポート。

いかにもな妊婦さん生活がいよいよ本格化してきました。

で。

そんな中、ワシの文章を読むと、「家事がんばってます。」みたいな臭みが漂ってくるのはワシだけでしょうか。

なんか。

なんだか、うざい感じです。

 

 

 

ということで。

 

妊娠日記第8回目、いかがだったでしょうか。

私、この日記の自分自身で一番嫌いなところが。

家事と育児頑張ってます、的な雰囲気がプンプン漂ってくるところ。

数年前の自分はそんなタイプだったんだ〜。

ってなんとなく情けなくなります。

ちょっとしょぼいですね。

 

 

この妊娠日記は1週間に1回程度の更新予定です。

基本は毎週土曜日に更新するつもりです。

 

つーわけで。

がんばれ、妊婦さん!

 

と、未来のお父さんも!

 

'