どーも、エッセイの中で好きなジャンルは食のエッセイで図書館に行くとその辺のコーナーをブラブラするのが好きな親男です。
さて。
そういった食のエッセイはいろんな切り口があり。
紀行と食、というのも捨てがたい切り口ではありますが。
やっぱりど定番な季節と食、のジャンルが好きです。
自分自身は夏が一番好きなのですが。
様々な文人がそれぞれ季節ごとに書く食の内容が面白くて。
特に「今」の季節に合わせて読むとまた味わい深いものがあります。
食を楽しめるというのはまったく幸せなことです。(しみじみ。)
この季節。
さくらんぼが食卓に上がって、子どもたち4人と妻ベリーさんが楽しそうに食べているのを見るのは悪くありません。
(私自身は果物はあまり好きじゃないので食べないですが、さくらんぼはホントにツヤツヤできれいですよね。)
そんでもって、一番小さな4番目の次女ぽにちゃんが剥いてくれる空豆。
ベリーさんと子どもたちで梅をきれいに処理してつくる梅ジュース。
特に用事のない日曜日の昼、家族みんなでつつく素麺。
いやマジで。
夏へのカウントダウンが始まっている今の時期。
食は魅力的で楽しみも倍増計画。
で。
わが家で食を心の底から楽しんでいるのが。
次男坊のピノッキ。
曰く「ピノッキは食べることが本当に好きなんだ!」と宣言する新1年生。
担任の先生も「ピノッキくんは本当にたくさん給食を食べて」とわざわざ感想をベリーさんに言ってきたりする筋金入りの食いしん坊です。
先日、私が出張の大阪土産に小籠包を買って帰ってきたのですが。
それがどうしても食べたいピノッキ。
しかし、受験生の長男坊の予定がなかなか合わず、ずっとお預けになっていました。
で、さっき。
久しぶりに夕方から家にいる兄貴を見て。
「ねぇ、おにいはもう今日どこにも行かない?」と言ってきたので。
「もうどこにも行かないと思うけど、久しぶりに遊んでほしいの?」と聞いたら。
そのやり取りを見ていたベリーさんが。
「違うよ、小籠包が食べたいのよ」と。
晩飯に小籠包が確定したピノッキは大喜びで、ホントに小躍りしてました。(比喩ではなく、ガチの小躍り。)
ということで。
食いしん坊一家の初夏は幸せなタイミングが多いなと。
そんな風に実感した日曜日なのでありました。
季節とともに食べることを楽しむ。
マジでこういう些細なことが非常に重要な幸せなのだと思うわけです。
(文の中で言葉が矛盾しているようですけど、心からそう思います。)
と。
殊勝な感じで書いたわけですけど。
先週と今週と来週は仕事がガチで忙しくて。
熱の籠もった脳みそをクールダウンするための日曜日。
そんな風に落ち着いた雰囲気でいないと。
自分がオーバーヒートしそうで。
無理にでも。
平和な発想で日曜を締めくくりたいと。
そんな風に思う繁忙の狭間の日曜日なのでした。