どーも、毎日頑張ってつくった料理の感想が一言もない、ということは夫婦間ではモラハラなんて言い方をしますが、それが弁当づくりの世界ではそうでもない、ということを知り始めた親男です。
(まあ、夫婦間において言えば、つくってくれた料理の感想も言わないやつに料理を食う資格はないですし、つくってやる必要もないと思いますけどね。)
さて。
大好評企画の第4弾*1であります。
今回のテーマは。
想いの交錯とでも申しましょうか。
人間は個体が分かれていると。
想いや思いや愛情は極めて伝わりづらいという。
当たり前は当たり前のことなんだけど。
そんな悩ましい業(ごう)のようなものを取り上げてみたいと思っています。
皆さんは誰かのために料理をしたことはありますか?
一度もない、なんて人はそういないんじゃないでしょうか。
そして。
そんなとき。
少しだけ期待して。
もしもそれがあったときには。
すべての苦労が報われる気持ちになるのが。
感想。
「おいしかった〜」
「どうやったらあんな味が出せるの??」
「好みは前回の方だけど、今回は今回で面白い感じになったね」
「辛かった〜」
みたいな。
いろんな評価はあったとしても。
料理を饗したテーブルを挟んで。
いろんな表情が読み取れて。
感想の一言があるから報われる。
そんなご経験は誰しもあるのではないでしょうか。
だがしかし!
この世の中で。
いくら一生懸命につくっても。
相手が食べているシーンに居合わせない。
だから、感想なんてない。
そして。
食べ終わったあと。
その食べた本人もわざわざ感想を言ってくることがないのが。。。
それが。
それが。
弁当づくりなのであります。。。
と。
余計な前置きが長くなりましたが。
第4回目のコツ。
行きます。
それは。
コツ4:弁当の感想を期待するなかれ
です。
補足としては。
いくら朝。
頑張った工夫や新しいおかずがあったとしても。
恐らくその感想を得られることは。
つくった人々にはないでしょう。
(特に相手が男子高校生だったら。ほぼ絶望であります。食べ終わった3秒後くらい何食ったか忘れてます、そういう生物です、あいつらは。。。)
つまり。
さらに。
究極的には。
何が言いたいのかと申しますと。
なんかそれっぽいCMとかで。
高校生生活最後の弁当。
帰宅後、その弁当箱を流しに出すとき。
ボソッと。
「今までありがとう。うまかったよ。」という子。
それを聞いた母ちゃんが。
ふと涙ぐむ。。。
。。。涙ぐんで、子どもの成長を実感する。
みたいな。。。
。。。
。。。
。。。
。。。
。。。みたいなのは幻想だぜ、バッキャロー。
あいつらは。
食ったら終わり。
工夫なんて必要なくて何でも焼肉のタレを絡めときゃOK。
新しいおかずも、古いおかずも。
胃に入れば同じ。
だから。
感想なんて。
期待するだけ。
無駄。
その無駄さは。
暖簾に腕押しした手で糠に釘を打とうとするようなものであります。
うん。
無駄。
つーわけで。
コツ4つ目で。
またまた。
いろんな人からそっぽを向かれそうなことを書いてますが。。。
どうぞ見捨てないでくさいね。
では。
皆さん。
コツその5でお会いしましょう。
アディオス、アスタレーゴ!
*1:嘘つきました。全然好評なんかじゃないです。。。ただ、まあ自分的には好評だから全部嘘ってわけでもないです、ってうるさいわ