親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【夫の妊娠日記23】妊娠第26週 〜赤ちゃんの鼓動を聴く〜

どーも、毎朝、出勤途中ですれ違う妊婦さんがいます、だんだん歩くのがつらそうになってきていますが、ワシは心の中でいつも応援しております、という親男です。
(今回の自己紹介、日本語として無理があるだろ)

 

この日記は今から9年前(2025年現在)、妻ベリーさんが第三子(次男坊ピノッキです。今は小3。)を妊娠した時、妊娠から出産までの期間に夫目線で書いていた日記をリライトして掲載するものです。
なので、現在4人きょうだいのわが家に新しいベビーが来るというリアルタイムな日記ではありません。
「えー!ベリーさん5人目!!!」ではありませんので、どうぞご注意くださいね。

この日記は不定期の更新ではありますが、妊娠第40週まで日記はありますので、それまでコツコツと続ける予定です。

 

さて、夫の妊娠日記第23回目です。

 

この週は。
赤ちゃんがおなかの中でグルングルンと動くのを実感できた週。
楽しみが大きくなる一方、妊婦さんに対しての心配も大きくなるという。。。
そんな不安増大の夫の模様です。

では、妊娠第26週の日記をどうぞ。

(日記で当時「妻は」と書いている部分を全部「ベリーさんは」に変えています。当時はまだ「ベリーの暮らし」は始まっていませんけど、今現在のワシは「妻」なんて言い方しないので違和感あるから変えちゃってます。あと、ついでに「私」という表記もなんだか暗いので全部「ワシ」に変えちゃいました。)

あ、あと途中で(注:〜なになに〜)としているのは、今の自分の目線で突っ込んでいるところです。

出産まであと98日
子どもたちを送り出して、お昼前にベリーさんと待ち合わせ。久し振りに二人きりで産婦人科へ。
坊主(注:現在小3坊主のピノッキのことです)は変わりなく大きくなっているとのことで、エコーを見ても少し窮屈そうに見えてきた。
次回の検診は助産師さんとの面談になる予定。
ベリーさんはだいぶ息切れがするようになってきて、酸素が足りない風だ。
坊主は今まぶたを閉じたり開いたりできるようになってきているようなので、恒例の洋服めくりでビックリ遊びをする(息子と娘の時もやった)。明るさを変えてビックリしてもらおうという遊びだけど、赤ちゃんにしてみたらいい迷惑かも知れない。(注:洋服をめくってお腹に当たる光を変えてびっくりさせるという遊び)
二人でお気に入りの蕎麦屋でゆっくりと昼食を取り、夕方は東京タワーへ。
子どもたちを早目に迎えに行って家族で行ってみた。ベリーさんの体調もいい感じなので、こんな風に外に出られるようになってうれしい。
が、夕焼けと夜景を楽しんだのち、ベリーさんは帰りの電車でグロッキーに。少し疲れさせてしまったかもしれない。
まずかったかな……。家で夕食を取ろうと思っていたけど、遅くなってしまったので、近くのサイゼリアで簡単に夕食を取る。
子どもたちはシャワーを免除で就寝。

出産まであと97日
AMは子どもたちの病院付き添いをベリーさんがしてくれた。ベリーさんのつわりが厳しい時は、全部ワシがやっていたので、すごく楽ちん。
お昼過ぎ、みんなと待ち合わせして近所のショッピングモールへ。メダカのメスと娘の新しい帽子を購入。
夕飯の食材を購入して、みんなで観るDVDを借りて帰宅(注:今じゃサブスクの動画配信ですが、当時はDVDを借りてましたね)。
久し振りにベリーさんがカレーをつくってくれる。つくり終わった後はヘトヘトになっていたけど。
夕食後、ベリーさんが足の爪を切れなくなったとのことで、爪切りサポート。お腹をまげて切っていたら、坊主が狭いと怒っていたらしい。
お腹を見たら、だいぶ歪んでいた。坊主がいる位置や格好がだんだんわかるようになってきたね。
みんなで映画を観て、早めに就寝。

出産まであと96日
朝、ワシは仕事へ。今日は夜まで仕事をする予定だけど、雨も降っているし、みんなには家で大人しくしていてもらう予定(そのために昨日たっぷり映画を借りている)。
ただ途中から雨が止んだので、多分息子はワシとドッジボールの練習をしたかったのかもしれない。
夜まで仕事がかかり帰るとベリーさんの顔はマダラに。
赤みがかった部分と白みがかった部分がまさにマダラになっていた。
聞くと、日中非常に気持ち悪くなってしまったらしくかなり激しく吐いてしまったらしい。
疲れていたとのことで、子どもたちに映画を見せている間、寝ていたらしい。寝ている時に本を読もうとしたらしいけど、全然読めなかったって。
それでも夕食はちゃんと食べられたとのこと。
ワシが帰ってきてバタバタし始めた子どもたちをようやく寝かしつけ、ベリーさんは22時過ぎに就寝。マッサージではいつもよりも凝っていた。吐いた時にかなり力を込めてしまったからだな。

出産まであと95日
朝起きてきた顔つきは普段と変わりなかった。朝はベーグルにクリームチーズを塗ったものを食べて出社していった。
新しい職場になってからベリーさんは同僚の方から定時上がりをサポートしてもらっている。
なので、だいたい定時にあがると息子(注:現高2の長男坊主。こんなかわいげのある時期があったわけですね)と帰りの時間が被る。マンションの下で息子と待ち合わせして、二人で帰宅している。息子はちょっとうれしそう。
お腹もだいぶ大きくなったし、毎日ボコンボコンと暴れ回っているらしい。
夜、寝る時お腹に耳を当てたら、赤ちゃんの鼓動が聞こえた。エコーで聞いた時みたいな速さ。そして、動くたびにワシが笑っていたら、いい感じでボコンボコンとお腹の中で遊んでいた。
それを見た娘(注:絶賛反抗期の中二病の長女)は目を丸くして、何が聞こえたのか聞いてきた。
息子と娘の時はそんなことをしなかったので、新鮮な驚き。

出産まであと94日
朝食は相変わらず何を食べたいか決まらないので、子どもたちの食事だけつくる。
帰ってきたベリーさんはだいぶ疲れていながらも、自分で食べたい物をチョイスして夕食をつくる。
で、そのまま家に会った夏野菜を使ったピクルスづくり。
糠漬けやピクルスや梅ジュースで家の中は漬け込んだものだらけ(注:当時は糠床がありましたね、最近はピクルスと梅ジュースだけになりました)。
まあ、全部手作りすれば健康にもいいだろうし、安心ではある。
娘はベリーさんと一緒に風呂に入れるようになってうれしそう。
体調がそんなにきつくない時は一緒に入っている。
夜寝る時マッサージをして就寝。

出産まであと93日
明け方、唐突に呼ばれて起きると、こむら返りをしていた。
息子の時に多発したので、寝ぼけて朦朧とした中、筋を伸ばしてリカバリー。今回の妊娠で初こむら返り。
朝から夜にかけてあまり体調は良くないみたい。
新しい職場は同僚の方に気づかってもらえるけど、結構立ったり座ったりが多いらしく、息切れをしている。
夕方、マンションの下で息子と一緒になったので、ベリーさんを待っていると、職場近くのスーパーで買い物をした袋をぶら下げていた。重そうだったからやめるように言ったけど、スーパーでの買い物は気晴らしにもなっていいとのこと。
夕食は昨晩読んだ料理本で覚えた回鍋肉。自家製ピクルス。その他酢のもの各種。娘は酸っぱいものばかりだね、と言っていたけど、ベリーさんがさっぱりしたものを食べたいと言っていたからそうなってしまった。
夕食までぐったりと寝込んだベリーさんは、終始元気がなく、少し不機嫌。

出産まであと92日
雨の朝。
ベリーさんは朝からあまり機嫌がよくない。
子どもたちの忘れ物や探し物の手伝いを億劫そうにしていた。
バターを使わないさっぱりオムレツをつくったけど、結局食べられず。
娘と二人で一足先に家を出る。
夕方、息子のスイミングを娘と一緒に観に行き、帰ってきたらベリーさんが夕食の準備をしていた。
しかも風呂も沸いていると言う。
で、ワシが怒ったわけです。(注:そんな怒んなよ)
風呂はかがまなくては洗えないし、万が一滑ったらまずいわけで、だいぶ怒りました。(注:だから怒んなっての)
が、ベリーさんは全然納得していませんでした。
次回からはやらないと言っていたけど、結局やりそうでいやだな。
夕飯の時、ベリーさんが最近めずらしくいろいろと話しをしてきた。
妊娠以来、何でもゲンナリ状態で、能動的に話しかけてくることがあまりなかったので、非常に久しぶりな感じがした。
今日もマッサージをして就寝。夜はだいぶ寝苦しくなってきた。

 

妊娠第26週まとめ

この週に限ったことではないのですが、妻が妊娠しているということは。
結構夫にとっては孤独との戦いになります。
つわりのきつい奥さんだと何を話しても上の空でしょうし。
何をしても、してあげても張り合いがないように思えるかもしれません。
ってか、ワシがそうでした。
だからって何に腹を立てるってこともできず。
夫は夫でひそかにストレスをためることでしょう。
っつーことで、妊婦さんが寝たら、ぜひとも好きな本を読んだり、ゲームをしたりして、ストレス解消してもらいたいのもです。
ワシは妊婦さんの味方だし、夫側の味方でもあります(まさにいい奴であります)。


ということで。

 

妊娠日記第23回目、いかがだったでしょうか。

おなかも出てきて、中にいる赤ちゃんの態勢もわかるくらいになったみたいですね。
当然のことながら、ワシはこの9年前のことはまったくすっきりと憶えていません。
なので、我ながら再発見をしながら日記を掘り起こしております。

この妊娠日記は不定期ですが40週の第三子ピノッキの出産までは必ず連載予定です。

 

つーわけで。

がんばれ、妊婦さん!

と、未来のお父さんも!

 
 

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