どーも、子供のころ、親父の整髪料の臭いがたまらなく嫌だった親男です。
(夏場、駐車している車に親父と二人で乗り込んで、気絶しそうになったことがあります。)
さて。
タイトルからして脱力なネタであることが想像されて大変恐縮ですが。
お父さんのにおいというものは。
たぶん、お母さんのにおいに比べられると、異常に不当な扱いを受けているのではないかと。
このように思う親男であります。
童謡の「おかあさん」では、お母さんに話しかけ、その素敵なにおいの正体が、洗濯やシャボンといった極めて好もしい印象を与えるものなわけです。
これ。お父さんだったらどうなるんでしょう?
どうぞ童謡の「おかあさん」の節で下の詩を歌ってみてください。
♪おか~あさん。な~ぁに? おか~あさんってい~におい~♪
ってやつです。
♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪
お父さん。
なぁんだ?
お父さんって微妙なにおい。
整髪料~のにおいでしょ。
頭の油のにおいでしょ~。
♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪
ってなるのかな。。。
ふん。腹が立つ。
と言いますのも。
我が家のベリーさんには子供たちにとって、最強の技があります。
えーんと泣いたり。
痛いよーと泣いたり。
(きょうだいの誰かが)いじわるしたーと泣いたり。
そんな時にベリーさんは手を広げて「おいで、クンクンしな」と言って、子供たちを抱きしめてあげるわけであります。
そして、子供たちはベリーさんに抱きしめられて、ベリーさんのにおいをクンクンして安心するわけです。
ベリーさんのおっぱいをもらっていた時のこととか思い出すのかなと。
非常にほほえましい。
いいですね。母子の記憶って。
という極めて和やかな話に。
忘れられた存在。
それが。
男親。お父さん。おっさん。なのであります。(実に腹立たしい)
先ほど、きょうだい4人が上になり下になり大騒ぎしていた挙句、次男(4歳)が泣きながら私とベリーさんのいる台所にやってきました。(そう、ベリーさんと私はちょうど週末の台所晩酌中でした→その辺の私とベリーさんの晩酌の詳細はこちら「夫の目線「牛すじとコンニャクの煮込み」ベリーの暮らしより - oya-otoko’s diary」)
で。
ベリーさんがいつもの必殺技「クンクンしな」で抱きしめて安心させてあげたわけです。
クスンクスン言いながらも、少し落ち着いてきた次男。
なので。
私も。
「おいで!お父さんにクンクンしな!」と当然言うわけであります。
極めて普通にナチュラルに。
が。
次男はギョッとしてさらにベリーさんに抱きついたのでした。。。
ギョッとすんなよと。
確かに、おっさんともなれば、歩く異臭騒ぎみたいな人はいますが。
さすがに私はそんなことはないわけで。
だから。ギョッとすんなよと。
というわけで。
お父さんのにおいについては、いつかちゃんとした人権を勝ち取るために全世界のお父さんが立ち上がるべきなんじゃないかなと、マジで思うわけです。
お父さんみんなして声を大にして訴えたほうがいい、と思うわけであります。
。。。
。。。
。。。
では、最後にせめて「ベリーの暮らし」より綺麗なお花の写真で締めくくりたいと思います。(それでは皆さん、よい週末を~)
ベリーの暮らしより