親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【夫の妊娠日記⑩】妊娠第13週 〜妊娠中にPTA出現〜

どーも、今日妻ベリーさんと子どもたちと評判のラーメン屋に行ってラーメンやら餃子やらを食べてしみじみとありがたいと思った親男です。

(ベリーさんがつわりの時にはあり得ま千年灸であります。)

 

この日記は今から7年前、妻ベリーさんが第三子(次男坊ピノッキです。今は小1。)を妊娠した時、妊娠から出産までの期間に夫目線で書いていた日記をリライトして掲載するものです。現在4人きょうだいのわが家に新しいベビーが来るというリアルタイムな日記ではありません。「えー!ベリーさん5人目!!!」ではありませんので、どうぞご注意くださいね。

 

さて、夫の妊娠日記第10回目です。

1週間に1回土曜日に更新することに決めています。(この日記は妊娠第40週まであります。)

 

今回は妊娠中にPTA出現。

ワシとPTAの闘いはこの頃からずっと続いているわけですが。

最近のPTAは当時と比べるとめっきりアクがなくなって、ワシ的には肩透かしなかんじです。

時代がようやくPTAの活動を抑制してきたわけで。

7年間でいろいろ変わったもんです。

 

 

では、妊娠第13週の日記をどうぞ。

 

 

NO.60 妊娠第13週 出産まであと189日

朝、つわりがきついと軽口を叩くことができるようになった。
しばらく前まではぐったりしているだけだったけど、顔に生気が戻ってきた気がする。
とは言え、眉間のしわは相変わらず。
よだれ用ペットボトルも常時携行。
木曜日から何だかつわりも小康状態になったと喜んでいたのもつかの間、帰宅時にはまた元通りのリバース状態。
子どもたち(注:現中3の長男坊と現小6の長女です。当時は小1と年中)と、妻が食べられる数少ない食材を買い出しに行く。
シラスとトマト。
でも結局シラスは食べられなくなっていた。
代わりに子どもたち用につくったお好み焼きは肉なしで食べられた。
1週間の終わりということもあり、早目に家族で就寝。
今日から妊娠13週に入ったけど、つわりは以前きついまま。

旦那の不安度 20

 

NO.61 妊娠第13週 出産まであと188日

午後の学童保育の保護者会は妻が参加する予定だったけど、仕事先から電話をしたらかなりグロッキー状態の声だったので、急遽変更。
午後一杯保護者会絡みに参加したけど、薄ら寒い教室と座布団もない板の間に長時間座る会だったので、変更して正解。
午前中は結構調子がよかったようで、私がいない間に普段手が回っていない家事をしていた。
ただあまり無理はしてほしくないことを改めて伝える。
夕食はお粥。
夜は家族みんなでゆっくりと海外ドラマを数本観る。
グロッキー状態のまま、今日も早めに家族で就寝。

旦那の不安度 20

 

NO.62 妊娠第13週 出産まであと187日

午前中は長男と区の将棋教室へ(注:当時、長男坊は将棋に熱中していて区大会で2位になったりしてました。)。
帰ってきて子どもたちと約束していたドラえもんの映画に行く前に昼食。
妻はかき玉うどんを完食。
映画の帰りに妻のリクエストの蒟蒻ゼリー(リンゴ味)を買う。
夕食前も後も相変わらずグロッキー状態。
唯一生気が戻ったのは、オーロラの映像がテレビで流れた時、指さして行きたいと言っていた。
ということで、たった一日の通常営業後、まさかの3日連続のつわりグロッキーに逆戻り。
かれこれ2ヶ月気持ち悪いまま。
夜寝る時にもしも自分が数か月気持ち悪いままだったらと考えて、ゾッとする。
特効薬も必ず調子のよくなる食べ物があるわけでもなく、今日調子がいい食べ物も明日にはダメになるかもしれず、買い置きもままならない。
今週は取りあえず、今までどおりお粥をつくる日々になるんだろうな。

旦那の不安度 22

 

NO.63 妊娠第13週 出産まであと186日

週明けの朝ドタバタの中、妊婦さんズボンにアイロンを掛けてあげていたら、雨だからはかないとのこと。
月曜日は朝から登校班の付き添いなんかがある中、せっかくアイロン掛けしたのにはかないなんて、何だかムカッとしてしまった……、相手は妊婦さんなのに。
ということで、雨だわ、ムカッとするわで最悪な週明けに。
妻のつわりもまったくよくなっておらず、朝からトイレで吐いていた。
保育園のお迎えの後、翌日のPTAの茶話会のためにお茶とお菓子を大量購入。
妻が行く気みたいだったけど、学校は寒いのでNG。
PTAの会合ではどうせお父さんは自分一人だけど、最近は慣れてきた。
夜は毎度のお粥。
豆腐サラダは食べることができた。
娘は寝る時、妻の寝床に入って10数えるのがしっかりと日課になっている。

旦那の不安度 20

 

NO.64 妊娠第13週 出産まであと185日

朝は相変わらず遅起きでトイレで吐いている。
よだれづわり用のペットボトルも普通のアイテム化してきた。
夜は夕食を食べたら、少し具合がよくなってきたみたいで、今の仕事のことなどを話す。
以前は日課のようにお互いのことを話していたけど、最近はこんな調子の良い時でない限りは難しい。
だから、ここ2ヶ月くらいのお互いの日中の動きはあまりよく分かっていない。
PTAの茶話会は無事終了。
案の定、お父さんひとりだけ。
娘は隙あらば、妻のお腹に寄っていって何か話している。
「遊んであげるね~」とか。
息子はいい感じで妻の食器の上げ下げをしてくれるし、妹をお風呂に入れてくれるしで、その間に妻の面倒を見ることができるので、非常に助かっている。
大きくなって頼りになる。

旦那の不安度 20

 

NO.65 妊娠第13週 出産まであと184日

朝、保育園に娘を送ったら、クラスのお母さんから「ご懐妊ですって!おめでとうございます!」と言われた。
よく考えると数日前も似たようなことがあり、情報ソースを聞くと、娘だとのこと。
お迎えに来たお母さんやお父さんに妻の妊娠のことを誇らしげに話している娘の姿がありありと想像できた。
毎日毎日、楽しみでしょうがない感じだ。
夜、妻と少し話していたら「今日は席を替わってもらえた」とのこと。
その率を聞くと2日に1回くらいらしい。
行き来で4回のうち1回。
25%の席替わってもらえ率。
低いだろ。なぜ100%じゃないのか。
それに妻は女性専用車両には乗らなくなったとのこと。
わが家の最寄駅の出入り口から乗ると女性専用車両は目の前だけど、あえて乗らないらしい。
曰く、ほぼ席は替わってもらえず、おまけにひじ打ちなんかが日常茶飯事らしい。
マタニティーマークも全く関係なし。
何だか寂しい感じだ。
寝る前に妻へマッサージを始める。
長男の妊娠の時は毎日行っていたけど、あの時とツボが違うみたい。
その時々の妊娠でいろいろと違うことを実感。
料理の腕前が少しアップしたとほめてもらえた。
嬉しい。

旦那の不安度 20

 

NO.66 妊娠第13週 出産まであと183日

朝、つわり対策の漢方を盛大にソファーにばらまく。
夕食に食べたい物を聞いたら、食べ物のことは考えたくないとのこと。
ただ昨晩も言っていたけど、胸やけや食道からの出血はだいぶなくなってきたらしい。
まだまだ気持ち悪いけど、もしかしたら山は越えたのかもしれないと少しだけ希望を見出す。
夜は最繁忙期のため、かなり遅くに帰宅。
精も根も尽き果てている感じ。
ただ、今日と明日を乗り越えれば、ひと段落するということ。
妻の仕事に関しては何もしてあげられることがないので、ただただ家で食事をつくり、家事を滞りなく進め、子どもたちに不自由を感じさせないようにするだけ。
夜は何も食べることができず、就寝。

旦那の不安度 30

 

妊娠第13週まとめ

クアトロテストについては、賛否があるところかもしれませんが。

いろんな可能性に真摯に向き合うことを前提に。

つわりで苦しみまくっているベリーさんが。

出産までの200日を「わからない」不安で過ごさせたくなかった、という気持ちがありました。

 

そういったことをつわり中のベリーさんと結構マジで話し合いました。

 

ということをこの日記で思い出しました。

 

 

 

ということで。

 

妊娠日記第10回目、いかがだったでしょうか。

話す人がいない中、ストレスが溜まるは、PTAは相変わらずバカだは、で。

けっこう限界な雰囲気のワシであります。

挙句の果てに妊婦さんにむかっ腹を立てるなんて正しく人間ができていない感じで、いいですね。

 

3人目の妊娠中でもワシはこんな感じなので。

1人目の時はもう前進がピリピリしていた感じです。

しかも新婚雰囲気からそんな過酷な状況になったから。

楽しみもなんだか削がれた感じだったわけです。

 

なので。

今第一子を妊娠中の未来のお父さんに皆さん(当の妊婦さんを除く)はどうか優しい手を伸ばしてあげてくださいね。

 

この妊娠日記は1週間に1回程度の更新予定です。

基本は毎週土曜日に更新するつもりです。

 

つーわけで。

がんばれ、妊婦さん!

 

と、未来のお父さんも!

 

'