親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【夫の妊娠日記⑲】妊娠第22週 〜誕生日は冷やし中華〜

どーも、前回この企画は⑱までやって力尽きた親男です。

(しかも、力尽きたのはかれこれ2年前。まさかの2年越しの再開であります。。。って大作映画かよ。。。)

 

この日記は今から9年前、妻ベリーさんが第三子(次男坊ピノッキです。今は小3。)を妊娠した時、妊娠から出産までの期間に夫目線で書いていた日記をリライトして掲載するものです。現在4人きょうだいのわが家に新しいベビーが来るというリアルタイムな日記ではありません。「えー!ベリーさん5人目!!!」ではありませんので、どうぞご注意くださいね。

 

さて、夫の妊娠日記第19回目です。

1週間に1回基本的に土曜日(か日曜日)に更新することに決めています。
再開前は👆️みたいに書いていましたが、こういう縛り方は自分を苦しめるのできっちりとヤメにします。なので不定期で更新であります。

(ちなみに、この日記は妊娠第40週まであります。)

 

この週は。

妊婦さんであるベリーさんの誕生日週。

そしてなぜか私の実家のおふくろが遊びに来たらしい週(ってもう憶えてもないよ。。。)。

 

では、妊娠第22週の日記をどうぞ。

(日記で当時「妻は」と書いている部分を全部「ベリーさんは」に変えています。当時はまだ「ベリーの暮らし」は始まっていませんけど、今現在のワシは「妻」なんて言い方しないので違和感あるから変えちゃってます。)

あ、あと途中で(注:〜なになに〜)としているのは、今の自分の目線で突っ込んでいるところです。

 

 

NO.123 妊娠第22週 出産まであと126日

久し振りの普通の日になる予定が、息子(注:現在高2の長男坊)の発熱により病児保育。
ベリーさんは連休の中日だけど出勤。
私は夜に仕事の打ち合わせプラス懇親会があるので、べりーさんの帰宅後バトンタッチで外出。
ちょっと前までは夜の外出は不安だったけど、今はだいぶつわりも収まってきたので、ちょっとだけ安心。
ベリーさんの帰宅時に地下鉄で大幅なダイヤの乱れがあったようで、帰宅したベリーさんは少し疲れていた。

 

NO.124 妊娠第22週 出産まであと125日

ベリーさんと娘(注:長女のことです。今は中2。)の合同誕生日パーティー。
その前にベリーさんは子どもたちを連れて、皮膚科や耳鼻科をハシゴ。
つわり真っ只中なら絶対にできなかったので、私は何だか楽をさせてもらっているような気がした。
そして、ベリーさんがパーティーにリクエストしてきた食べ物は、冷やし中華。
妊婦さんの味覚は本当によく分からない。
ということで、できるだけパーティーらしく演出するために、自分で好きなように海鮮や具材をトッピングできるような趣向にして冷やし中華パーティー。
冷やし中華とお誕生日ケーキ。。。(妊婦さんがいる家のミスマッチ。。。)
……そして、食べ過ぎた娘は夜半にリバース。。

 

NO.125 妊娠第22週 出産まであと124日

午前中、娘の誕生日プレゼントを買いに行ったら、私の母から電話があり、遊びに来たいとのこと。
ということで、急遽実母を迎える日になる。
子どもたちは祖母と遊んで大はしゃぎ。
なので、私とベリーさんは子どもたちを母に任せて、本当に久しぶりに二人きりで買い物に行く。
ただ八百屋やスーパーを冷やかす程度の買い物だったけど、二人きりだと本当にいろいろな話しができていいものだ。
夕食は母を囲んでワイワイと団欒。
つわりもだいぶ落ち着いてきたので、ベリーさんも普通に料理をしてくれた。
ただ、おふくろのみやげの手作りソーセージのボイルの火を止め忘れて、慌てるシーンもあり。
寝る前、娘が「いつもいつもお母さんの隣に寝れなくて我慢してきたんだよ」と訴え、ボロボロと大粒の涙を流す。とは言え、やっぱり5歳児の寝相は妊婦さんの隣では危険なので、寝入った時に場所を私と交換することにした。
寝る時に、ベリーさんのお腹に手を置くとスゴイ動きでボコン!ボコン!と胎動していた。赤ちゃん坊主は今日も元気。

 

NO.126 妊娠第22週 出産まであと123日

朝、泊まったおふくろの前で華麗な家事さばきを披露。
結構、おふくろの見る眼が変わったように思う。
で、やっぱり朝一のつわりはまだまだあって、べりーさんは味噌汁とプチトマトをやっと食べる朝食になった。
久し振りにベリーさんのお弁当をつくる。
夕刻はグロッキー状態で帰宅。
一方、私も雨の中、娘を抱っこして帰宅しなくてはいけなかったので(パンツのウエストがあってなくて、雨の中で歩けなかった…と本人が訴えてきて抱っこを要求)、疲労困憊。
その後、夜に行われている息子の習い事の教室の迎えに行き、夕食は超簡単肉うどんとキュウリとわかめの酢の物。超簡単ではあるけど、今までの私だったら、3倍は時間がかかっていたと思う。
改めて、時短料理術を追求してきてよかったと実感。
ということで、みんなで早目に就寝。
赤ちゃんは妻がスイカを食べると、よく動くので、たまに「スイカ太郎」と呼ばれることになる。

 

NO.127 妊娠第22週 出産まであと122日

今日も朝は相変わらず気持ち悪そう。つわりも終盤のはずなのに、朝の気持ち悪さはなかなかにしつこい。
手抜きのお弁当をつくる。
夕方、比較的スッキリとした顔だったけど、やっぱり疲れ切っていて、台所に立つのは無理なようなので、私が料理をする。早く、ヘルシーに、でみんなから好評な夕食をつくれた。毎日毎日「きょうの料理」を観て勉強していた甲斐があった。
夜、Eテレで東海道五十三次の浮世絵の番組を観る。二人で旅ができるようになったら、東海道を食べ歩きしようと約束する。
就寝時のマッサージをしながら、ベリーさんと話していると、次回の検診が楽しみだということ。
まあ、エコーで赤ちゃんも見られるしそうかもね、なんて思っていたら、検診で自分と赤ちゃんの状況が分かるから楽しみだとのこと。
つまり、来る日も来る日も厳しいつわりの中、気持ちを何とか持ち堪えるために検診日を待ちわびていたとのこと。マイルストーンがない状態の日々の道のりは、何のためにこの苦しさが続いているのか、わからなくなってしまうとのことだった。
そんな発想は、男にはなかったので、すごく新鮮だった。そして、つわりの厳しさを改めて想像してみる。

 

NO.128 妊娠第22週 出産まであと121日

今朝は比較的普通な感じ(とは言っても、眉をしかめて必死に化粧をしていたけど)。
最近は目の色で本当にきついのか、少しは楽なのか、その辺がよく分かる。
で、夕方帰宅したベリーさんは実に晴れやかなかつてと同じ雰囲気。
私と一緒に台所に立ち、料理を分担できるくらいになっていたのでした。
マジでこれはつわりの終わりも来たーって感じ。
私や子どもたちとのやり取りで大うけする感じ(普通の笑顔)も、つわり前の状況に戻ってきた。
就寝時のマッサージ後、まだ起きていた娘が「お母さんのお腹に触りたい」とのことでしばらく触らせていた。でも、だいぶ遅い時間になったので、寝かせようとしたのだが、「お父さんばかりお母さんのお腹に触ってズルい」と大泣き。
普段、お腹に触っているのは娘の方が断然多いので、そんなことは全然ないんだけど、自分は寝させられるのに、その後お腹に触った私に怒ったらしい。
しょうがないので、お腹をもう一度触らせて、私が抱っこして寝る羽目になった。

 

NO.129 妊娠第22週 出産まであと120日

朝の様子はそれほどつわりはきつい感じがしなかった。とは言え、まだ若干名残はあるのがわかる。
べりーさんと話していると第1子、第2子の頃にはなかった妊娠サイトが増えて、様々な妊婦さんに対応した情報が手に入るようになってきているとのこと。とてもありがたい話である。
夕方は息子の習い事を娘と見学。
帰ってきたらべりーさんが料理をしてくれていたので、いつもよりも少し早目の夕食。
保育園でお昼寝をしている娘は、いつも息子よりも遅くまで起きている。
特に水泳のあった日は息子はすぐに寝てしまうが、娘は私と妻を独り占めできるので、特に寝るのが遅くなる。
妻へのマッサージの間も横でニコニコしながらゴロゴロしている。

妊娠第22週まとめ

この週は!
アレが大変で!。。。

。。。

。。。

。。。という、記憶がまったくないので。
やっぱ日記って偉大です。

特に忘れっぽいワシの記憶の。
忘却の彼方にすっ飛ばされていた大事なことを。
今まさに目の前に提示された気分です。

結構、長女に泣かれてたんだなーって思うと。
今となっちゃ、なに迷惑をかけてくれてんだ、という気になります。
(あの頃は「ごめんな、お母さんに甘えられなくて」みたいに思っていたはずなんですけどね。。。)

 

 

ということで。

 

妊娠日記第19回目、いかがだったでしょうか。

 

久しぶり(2年越し)の復活連載で言えることは。。。

こういう日記のデータから決まった形式のブログ記事にするのは。

全部AIに任せるべきだなと。

2年前には思っても見ませんでしたが、時代はそんなふうに変わってます。

しかもよくよく考えると、この日記自体がほぼ10年前なので。

私たちの身の回りのテクノロジーもだいぶ変わってきている、という話ですね。

うん。
相当便利。
。。。でも。
恐ろしいような。

この妊娠日記は不定期ですが40週の第三子ピノっきの出産までは必ず連載予定です。

 

つーわけで。

がんばれ、妊婦さん!

 

と、未来のお父さんも!

 
 

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