親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【惨めな頃】を考えてみる。

どーも、人の惨めな発想や行動は大嫌いですが、自分がそれをやったことがないわけでもないので、大嫌いではありつつも理解できる親男です。

 

さて。

 

皆さま。

週末お疲れ様でございます。

今週も無事生き抜きました。

 

で。

週末本日。

たまたま次女ぽにちゃんのお迎えがないので。

多少の残業をしてバイクシェア(👇のサービスです。ワシ、自分のママチャリを使わないとき、便利なので多用しています。)を利用して、帰宅。

docomo-cycle.jp

 

そんでもって。

週末の気軽さで。

ふだん通らない道を適当に帰ってきたわけです。

 

気晴らしでたまにやるんですが。

今日の東京地方は降ったり止んだりで。

ポツポツと雨にあたりながら週末の帰路。

 

次に何の予定もないので気楽なもんです。

 

骨伝導のイヤホンで曲を聞きながら。

走っていたわけですが。

 

ふと。

 

なんだか。

見覚えがあるような通りに。

 

できるだけ知らない道を走っているつもりだったのですが。

街の風景が知っているところに変わった感じがして。

 

気がついたら。

あるセブンイレブンの前。

 

で。

急にいろいろと思い出したわけです。

 

 

そう。

ワシ自身が惨めだった頃を。

 

 

その頃、私はビジネスを立ち上げたのですが思うように行かず。

当時の会社を意気揚々辞めて。

自分のビジネスに邁進していたけど空回りのような感じで。

それでも。

妻ベリーさんに応援してもらって。

 

というときです。

 

 

その頃、自分のビジネスなので時間的には余裕があるので。

長男坊や長女が当時かかっていた大病院へ行く必要があれば、私がやっていたわけです。

 

その帰り道。

お腹減った〜なんて言う長男坊と一緒に入ったのがそのセブンイレブンで。

 

コロッケだけ買って。

そのとき。

なんだか急に惨めな気持ちになって。

 

二人でイートインコーナーでコロッケを食べているとき。

 

マジでコロッケがしょっぱい味になったような気がして。

 

あのときの言いようのない惨めな気持ちは忘れられません。

(って、さっきまで忘れてたんだけど。)

 

もちろん。

セブンイレブンのコロッケが惨めなわけでも悪いわけでも、なんでもないんですけど。

 

その時の私の気持ちは。

まったく何もかもがうまく行ってない時に。

 

そのちょっと前だったら会社づとめで、コンビニコロッケを買うことに何も躊躇なかったのに。

 

今じゃ、コロッケ買って食べるのもなんだか後ろめたかったり、やるせなかったり。

 

大見栄を切って会社を辞めたのに。

 

たかがコロッケで何かはばかる気持ちがあるなんて。

 

何やっているのオレ、って感じです。

 

 

というわけで。

 

その時のコンビニにたまたま行き当たったと。

こういうわけであります。

 

それで今日のワシがどうしたのか。

 

当時のリベンジ、ってことで。

 

そのセブンイレブンのコロッケを買い占めて。

 

店の前で。

両手で泣きながら口に頬張った。。。

 

 

。。。

 

 

。。。

 

 

。。。わけあるか。

 

そんなお馬鹿なことをしなくても。

 

今じゃ、十分惨めじゃないわけで。

てか、楽しくいろいろしているわけで。

 

あのときを思い出して。

しみじみと。

 

人間万事塞翁が馬。

 

と思うわけです。

 

そんでもって。

塞翁が馬、ということは。

 

逆に。

今が楽しかったとしたら。

充実しているのだとしたら。

 

今度はちゃんとふんどしを締めていかなくては足元を掬われるということでもあり。

 

人生はなかなかに難しいもんだと思ったり思わなかったり。

 

 

 

つーわけで。

週末です。

皆さま、楽しみましょうぞ!!!

イヤッホー!

 

よい週末を!

 

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