どーも、4人の子どもたちがいるけど、一度も育休を取ったことのない親男です。
(私のいた会社にそんな制度がなかったってことと、もしもあってもきっと取らなかったのではないかと思います。)
さて。
実際、身の回りに育休を取る人がいなくて実感が湧かなかったわけです。
しかも。
4人の子育てをしてきた身としては。
正直なところ。
「たった1ヶ月、2ヶ月程度の育休で何すんの?」とか。。。
「そんなもん、ただの『育児やりました』ってポーズじゃねーか」とか。。。
「新生児のころはいろんなサポートがあるからいいけど、ホントの育児はそっから先が大変なわけだし、重要なのは日常の中で何やるかだよ」とか。。。
そんな風に思っていたわけであります。
(字面にすると、そうとう嫌なやつだな、ワシは。。。)
だから。
どっちかといえば、ワシは男性の育休には否定的で。。。
もしもワシがジョジョの奇妙な冒険のディオ・ブランドーだったら。
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄〜❗❗❗」
って言っていたと思います。
だがしかし。
今日、初めて育休を取る人に会いました。
クライアントの担当の方だったのですが。
12月から育休を取るとのことで、事務的なことの後任を教えてくれたりしたのですが。
ワシがお子さんのことで話を振ると。
実に。
じつーに。
嬉しそうで。
男の子の赤ちゃんのことを嬉しそうに話してくれるのでした。
そんで。
なんかいいなーって思ったのでした。
うん。
いいじゃないか、いいじゃないか。
男性の育休が役に立とうが立たなかろうが。
そういう気持ちの男性がいて。
奥さんと赤ちゃんがいてってことで。
ただそれだけで。
いいじゃないか。
男性の育休の有効性に疑問符を打つことと。
そういった赤ちゃんを取り巻く環境を応援したい気持ちは別だな、こりゃ。
なんて思ったわけであります。
ということで。
それでもやっぱり。
男性の育休については考えることがたくさんあると思います。
そもそも職場の理解、つまり腐れおっさんどもに。
育児や育休やその後のキャリアについて、しっかりと理解させないことには。
男性の育休はいつまでも絵に描いた餅のような形骸のままだと思います。
大事なのでもう一度言いますと。
あのアホンダラども、つまり世に巣食うおっさんどもに「育児」の何たるかを脳みそに焼き入れて、理解させないことには「男性の育休」なんてやっぱりダメなんじゃないかと、常々思っております。
なので。
男性の育休を意味あるものとして、血を通わせるにはまだまだ乗り越えるべきものがたくさんあるんだと思うわけです。
でも。
それが役に立つとか立たないとか言う前に。
そんなできたてホヤホヤの不完全な制度を利用して。
未知なる新生児の育児に臨むお母さんとお父さんがいるということについては。
茶々を入れずに応援すべきなんだろうな、なんて思ったわけであります。
がんばれ!
新生児育児のお母さんとお父さん!